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検量線について・・・。
比色分析実験の過マンガン酸カリウム溶液による検量線の作製でレポートと一緒にグラフも提出するようになっています。検量線の引き方が分かりません。担当の先生は「適当に引いてていいけど本当はここしか引けない所がある。」と言っていました。その「ここしか引けない」検量線の求め方を教えてください。 説明不足だったらすみません。
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>ここしか引けない所 は、Zero点です。 濃度Zeroの吸光度は、Blank値が有るにせよ、Zeroにならなければいけません。 従って、Graph上で原点を通る様に引きます。 測定誤差があるので、最少自乗法では殆どの場合、原点を通る様にはならず、目分量で物差しを当てた線もなかなかどうして、立派なものですよ。 Excelで原点を通る様に設定する事は簡単ですが、結局、内容は物差しで原点を通すのとあまり変わりません。
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- easylife
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no.4・6さん、補足ありがとうございました。 なるほど、毎回ブランクを差し引くのですね。 それなら原点を通る検量線になりますね。 納得です。 失礼しました。 (ブランクとは、濃度ゼロ(のはず)のサンプルにおいて、分析の対象物質が何がしかの値で検出されるような場合、その値のことをいいます。濃度ゼロで検出されるのであれば、他の全サンプルの測定値にもブランク値が加算されていると考える必要があります。) しかし一般的には(他の種類の分析では)、ブランク用のサンプルを3つとかまとめて測って、それを平均したものをブランク値にし、後で差し引くといったやり方が多いですね。 比色計は揺れが大きいから、no.4・6さんのおっしゃるとおりだと思います。 GC/MS(ガスクロマトグラフ質量分析)で分析するときも、長時間やるときなど、そのようなやり方(=毎回ブランク試験を挟む)をすることがありますね。
- kikero
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#4の説明が突っ込み不足(・・・Blank値が有るにせよ・・・)だった様なので,#5さんのコメントに付いて補足します。 >ブランクが必ずしも0でないのなら、むしろ原点を通らない直線を引くほうが適切なように感じるのですが…? 比色分析の検量線で原点を通らないものは、Blank値が測定の都度揺れ動くので、実用的ではありません。 操作の都度、Blank試験を挟み、その吸光度を差し引いて補正した吸光度を用いるべきです。 補正後吸光度を用いて作成した検量線は必ず原点を通るべきです。
- easylife
- ベストアンサー率48% (64/132)
原点を通るとしてもよいのは、「ブランク≒0」とみなせる場合に限られるんじゃないでしょうか? ブランクが必ずしも0でないのなら、むしろ原点を通らない直線を引くほうが適切なように感じるのですが…? もっとも測定法に公定法があり、それに基づいて測定するような場合で、「原点を通る直線とする」ことが公定法の中でことわられているようなときは話が別ですが、どうなんでしょうか…? ちなみに、no.1さんの最小二乗法に関するご説明の中にある、「各点から(の)誤差が一番少なくなるように直線を引く」とは、「各点と直線との距離(=各点から直線に垂直に下ろした線分の長さ)の合計が最小になるような直線を引く」ということを意味しています。 難しい計算を知らなくてもエクセルのような表計算ソフトなら簡単に直線を描いてくれますし、関数電卓とかでも一応できます。
- 0144kita
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私はここを参考にしました。
お礼
ありがとうございます!私も開いてみますね。
- Hiyuki
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検量線ですと、最小二乗法になりますね。 勉強という意味では自分で計算してみる方がよいですが、どうしてもうまくいかないのであれば、 エクセルで散布図グラフを作って近似曲線を引けば出てきますよ。
お礼
勉強のために自分で計算してみます。回答ありがとうございました!
- htc
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各点から誤差が一番少なくなるように直線を引く。 なお、最小二乗法でこの直線の方程式が求めることができます。
お礼
ありがとうございました!参考URL開いてみます。
お礼
手書きのレポートなので自分で計算してみます。回答ありがとうございました!