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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:方向微分係数の説明が理解できません)

方向微分係数の説明が理解できません

このQ&Aのポイント
  • 48歳の会社員が裳華房の基礎解析学コースを使ってベクトル解析を勉強していますが、方向微分係数の説明が理解できません。
  • 特に(1)の式が(2)の式になる過程と(2)の式の[ ]t=0の意味が分かりません。
  • (2)の[ ]の中の式をdφ/du = lim t→0 (φ(x + t * ux, y + t * uy, z + t * uz) - φ(x, y, z)) / tにすることができれば、X = x + t * ux, Y = y + t * uy, Z = z + t * uzとして、dφ/du = ∂φ/∂X * dX/dt + ∂φ/∂Y * dY/dt + ∂φ/∂Z * dZ/dt = ∂φ/∂x * ux + ∂φ/∂y * uy + ∂φ/∂z * uzと(3)の式になることが理解できました。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

#1です。念のため、#2の解説をより分かりやすく記述します。 まず、Φ(t)= φ(x + t * ux, y + t * uy, z + t * uz)とおく。 Φ(0)=φ(x,y,z) なので、(1)に代入して、 dφ/du =lim_(t→0) {Φ(t)-Φ(0)}/t を得る。この式の左辺は微分の定義より、 Φ'(0)であるので、 dφ/du =Φ'(0) ここで、 Φ'(0)を[Φ'(t)]_(t=0) と表せば、(2)式を得る。 これが一番標準的な理解だと思います。 ポイントは、 微分の定義ではなく、微分係数の定義を用いてること、 微分係数をΦ'(0)ではなく、[Φ'(t)]_(t=0)で表していること、 などが挙げられます。

Olion70
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 解説がスッキリしていて分かり易かったです。 将来、物理を勉強したいと考えていて、そのために基礎となる数学をいま勉強しています。 工業高校しか出ておらず、周りには聞ける人もいないので、nobuyuki0505さんのように教えていただける人がいると本当に助かります。 ありがとうございます。

その他の回答 (3)

回答No.3

後者の質問(2→3の式変形の解釈)についてです。 これは書かれている内容で正しいです。 少し蛇足を加えれば、 1の時点では方向微分の形しか使われていないが、 1→2の式変形をすることで、 方向微分と多変数関数の微分とを絡めることができ、 ゆえに合成関数の微分が使えている、ということです。 方向微分だけでは合成関数の微分は使えないので、 他変数関数の微分との関係を表す1→2の式変形が重要な位置を占めている、 ということは理解しておくべきことです。 以上で蛇足を終わります。

Olion70
質問者

お礼

解説ありがとうございます。 (2)の式から(3)の式へはたぶん合っているだろうとは思いましたが、解説して頂けるまで確信が持てませんでした。 ありがとうございます。

回答No.2

#1です。続き(1→2)を説明します。 >(2)の [ ] (鍵括弧)の中の式は >d/dt φ(x + t * ux, y + t * uy, z + t * uz) >= lim h→0 (φ(x + (t + h) * ux, y + (t + h) * uy, z + (t + h) * uz) >- φ(x + t * ux, y + t * uy, z + t * uz)) / h この式は解釈として正しいです。(この式を便宜的に(☆)と表します。) >と考えたのですが、下の(1)の式にすることができません。 >dφ/du = lim t→0 (φ(x + t * ux, y + t * uy, z + t * uz) - φ(x, y, z)) / t ここは定義通りに行えば可能です。 詳しく説明します。 (☆)について、最終的にtには0を代入することとなります。([]_(t=0)が付いているため。) 本来は、微分→t=0代入、とすべきですが、 今回はhを登場させたことにより、 微分→t=0代入、と、 t=0代入→微分、とは(☆)において、等しい意味を持ちます。 これが理解できれば簡単で、 t=0を代入した上で、微分(というか極限計算?)をすれば、 dφ/duを得ます。(つまり、(2)の右辺から左辺を導けた。) なお、上は質問者様の計算の方法に合わせた形であり、 本来は微分係数の定義を使って表せばもっとスムーズに事が進みます。 (0における)微分係数の定義は、 Φ'(0)=lim_(t→0){Φ(t)-Φ(0)}/t であり、 Φ'(0)を[Φ'(t)]_(t=0)と表すことも説明しました。 ゆえに、 Φ(t)=φ(x + t * ux, y + t * uy, z + t * uz) とおけば、 Φ(0)=φ(x,y,z) であり、 微分係数の定義の式 Φ'(0)=lim_(t→0){Φ(t)-Φ(0)}/t に当てはめれば、 綺麗に方向微分の定義と合致することが分かると思います。

Olion70
質問者

お礼

遅い時間にも関わらず、丁寧に説明して頂きありがとうございます。 実は質問した部分がどうしても分からず、2週間ぐらい悩んでいました。 [ ]t=0 の意味を説明していただいて、やっと理解することができました。

回答No.1

まず前者の質問(1→2)について。 []_(t=0)の意味で悩んでるとのことなので、これについて説明します。 まず、通常の1変数の微分についてです。 Φ'(0) と書くと、実は2通りの解釈が可能です。 1つ目は、 y=Φ(t)を微分してからt=0を代入する、 という通常の解釈の仕方。 2つ目は、 y=Φ(t)にt=0を代入してからそれを微分する、 という解釈の仕方。 もちろん、2つ目は全ての関数を0としてしまう、無価値な解釈なので、 当然1つ目の解釈を常に用いるのが慣例です。 しかし、これを明示的に式で表せば、 Φ'(0)=[Φ'(t)]_(t=0) と書き、微分→代入、の順番を強調することができます。 この記法の方が応用する場合に都合が良いのです。 ということで、 >(2)の式の [ ]t=0 (鍵括弧と鍵括弧の外にある「t=0」)の意味が分かりません。 の答えは、微分してから代入をする、という順番を強調してる書き方となります。 続きは、書き出すと長くなりそうなので、分けて説明します。 また近いうちに続きを書かせていただきます。

Olion70
質問者

お礼

[ ]t=0 について説明していただき、ありがとうございます。 持っているどの数学の本にも説明を見つけることができず、ネットでも見つけられずに困っていました。 あと、誤って「そう思う !」と違うボタンをクリックしてしまい、申し訳ございません。