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酸化マグネシウムの融点について
酸化マグネシウムの融点は2852℃ですが、これはどうしてこんなに融点が高いのでしょうか。イオン結晶だと思うのですが、よりイオン結合の強そうな弗化マグネシウムよりも高い融点を持つ意味がわかりません。恐らく結晶構造が関係してるのではないかと思うのですが、岩塩型は安定、ルチル型は不安定などの決まりがあるのでしょうか。
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Fajansの規則というものによるとイオン化合物中で 電荷の増加は共有結合性の増加をもたらすそうです。 もしも、共有結合が融解したあとも液体状態で保たれるなら、 比較的低い融点を示すそうです。ハロゲン化カリウム(融点約800℃)と ハロゲン化銀(同450℃)の比較が、例としてあげられます。 理論上もっとも高融点のものは・・・ ・イオンの価数が大きい。 ・共有結合性が小さい。 このような性質をもつものだと思いますが、 この二つは Fajansの規則によると相反する 可能性がありますので、一概に決定することが 難しいと思います。 以上、簡単に教科書から抜粋してみましたが、 「自信なし」です。
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- inorganicchemist
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酸化マグネシウム (-II)-(+II) フッ化マグネシウム (-I)-(+II) 陰イオンの価数の違いが一番影響していると思います。 「イオン結合の強い」という表現でなにをおっしゃりたいのかが はっきりしませんが、一般に静電相互作用はイオンの 電荷の絶対値が大きいほど強く働きます。 結晶構造による違いは、ルチル型と岩塩型を両方とる 化合物が存在する可能性がないので、比較できないと思います。
補足
ありがとうございます。 >「イオン結合の強い」という表現でなにをおっしゃりたいのかが >はっきりしませんが、 フッ素は電気陰性度が強いので分子間でもっとも強く結合するのではないかと思ってました。 >一般に静電相互作用はイオンの >電荷の絶対値が大きいほど強く働きます。 大変申し訳ありませんが、理論上もっとも融点の高くなる組み合わせはどんな物なのか、ご教授くださいませんか。 かつて、教養の無機化学で習ったことなのかもしれないのですが・・・。
お礼
ありがとうございます。なんとなく分かったような気がします。わざわざ、ご回答ありがとうございました。