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文字式の因数分解の可能性について
文字式 x^2+x は因数分解できますね。 aを整数の定数とするとき、 x^2+x+a が因数分解可能である a を見つける という問題を中学生に説明するにはどのような方法がありますか?
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- staratras
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今の中学生にわかってもらえるかどうかはわかりませんが、愚直に解いてみます。 x^2+x+a=(x+p)(x+q) と 因数分解できたとします。(p,qは整数) 右辺を展開するとx^2+(p+q)x+pq となり、左辺と係数を比較すると p+q=1 かつ pq=a qを消去するとp(1-p)=a つまりp^2-p+a=0 これをpについての2次方程式と見て解くと p=(1±√(1-4a))/2 , q=(1∓√(1-4a))/2 (複号同順) ただし因数分解した結果を求めるにはp,qの複号の上だけでよい。 ここでp,qが整数になるのは(1-4a)が奇数の2乗のときである。 1-4a=1^2 のとき a=0 (p,q)=(1,0) 与式=(x+1)x 1-4a=3^2 のとき a=-2 (p,q)=(2,-1) 与式=(x+2)(x-1) 1-4a=5^2 のとき a=-6 (p,q)=(3,-2) 与式=(x+3)(x-2) 1-4a=7^2 のとき a=-12 (p,q)=(4,-3) 与式=(x+4)(x-3) 1-4a=9^2 のとき a=-20 (p,q)=(5,-4) 与式=(x+5)(x-4) …以下同様に無限に続く…
- 178-tall
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中学生に説明して判ってもらえる否かは別にして、も少し直接的なアプローチ…。 まず題意。 x^2 + x + a = (x+s) {x+(1-s) } …(1) からスタート。 これで、ターゲットは s(1-s) = a …(2) に絞られた。 (2) にて整数値 s を正負にスキャンすると、s=0, 1 の前後で偶対称。 その一方、たとえば s=1 から整数値を正の方角へスキャンしていけば、題意を満たす a が得られる模様。
お礼
なるほど、この説明は、言葉を考えて説明すれば、ある規則にのっとった解(答え)が 無数に存在する・・・・という説明につながりますね。
- 178-tall
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中学生に説明しても判ってもらえないでしょうけど…。 >> s^2 - as + a = 0 >という式はどこから導けますか? >題意は、 > s+t = 1 > st = a ↓ これから t を消去すれば出る。
補足
ありがとうございます。 そうでしたら >s^2 - as + a = 0 ではなく、 s^2 - s + a = 0 ではないでしょうか?
- 178-tall
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>aを整数の定数とするとき… ↑ 条件がこれだけだと、a は (零を含む) 負の整数。 因数分解後も整数、という条件を追加すれば、けっこうメンドくなりますネ。
補足
ご回答ありがとうございます。 中学生ですので、因数分解はもちろん整数定数の範囲です。 回答がいろいろあることを、無数にあるだけではなく、 aがどのような整数になるかということを、 どのように説明されますかという意味です。
- 178-tall
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中学生に説明して判ってもらえる否かは、ヨウ判りませんけど…。 題意は、 s+t = 1 st = a を満たす「実数」ペア {s, t} 。 たとえば両式から、 s^2 - as + a = 0 を得られるらしいから、もし a≦1/4 なら、そんなペア {s, t} が存在するのでしょうネ。
補足
ありがとうございます。 中学生を相手としますので、 因数分解は、整数係数の範囲で可能な場合についてです。 > s^2 - as + a = 0 という式はどこから導けますか?
- qwe2010
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X^2+X+a (X+C)(X+D)=X^2+(C+D)X+C×D これで判るのが、(C+D)は1である。 C×Dは、aです。 この場合aがプラスの場合と、マイナスの場合があります。 プラスの場合はC,D,どちらもマイナスか、どちらもプラスです。 しかしマイナスの場合はC+Dがプラスの1になりません。 だからC+Dはどちらも1以下のプラスの数字になります。 aがマイナスの場合、CとDどちらかがプラス別の方がマイナス、たすと、1になる数字です。
お礼
回答ありがとうございます。 >しかしマイナスの場合はC+Dがプラスの1になりません。 >だからC+Dはどちらも1以下のプラスの数字になります。 のところが、わかりにくいですが・・・・・
- asuncion
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x^2 + x + a = (x + s)(x + t) と因数分解できるとする。 右辺を展開すると x^2 + (s + t)x st となるから、x^2 + x + aが因数分解できるためには s + t = 1であるような(s, t)の組を見つければよい。無限に存在する。
お礼
ありがとうございます。 >x^2 + (s + t)x st は x^2 + (s + t)x +st ですね。 >(s, t)の組を見つければよい。無限に存在する。 の部分は、中学生向けにもう少し噛み砕くとどうなりますか?
お礼
ありがとうございます。 解の公式と無理数を既習で、理解している場合には、 前提の順に考えさせるいい方法ですね。