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病名を教えてください。
使う言葉が正確でないかもしれませんが、よろしくお願いします。 MRIで頸椎を検査した結果、 脊髄の中を満たしている筈の骨髄液が無いんだそうです。 それ故、頸椎から手先に向かって伸びる神経が部分的に痺れる。 ということなのですが、 これってなんていう病名になりますか? 医師からは、病名は教えてもらえず、その痺れは首に原因があると言われました。 よろしくお願いいたします。
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xedos さん、さらに詳しい状況ありがとうございます 【1】 MRI 画像について MRI ではいろんな方向の断面を見ることができます (今は CT も細かいデータを撮るので、いろんな断面の 画像を撮ることができますが、頚椎症の診断には MRI が1番 見やすいです) 頸椎の場合は下図のような矢状断(地面に垂直な断面で 上下に長い脊髄を真横から見たような画像)と地面に 平行な断面で観察することが多いです (頸椎でも場合によっては、おでこ、前胸部に平行な 断面で観察することもありますが) 下図は All About 頚椎症・頚髄症の症状・原因・治療・リハビリ http://allabout.co.jp/gm/gc/384128/ にあった画像ですが、似たような画像でしょうか? このような患者さんは、どの病院にもたっくさん います 頚椎症の他にも椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、 黄色靭帯骨化症なども頸髄、頸髄から出る神経を 圧迫する病気としてしばしば見ることがあります 脳脊髄液減少症(低脳脊髄液圧症)という病気も あり、それで苦しんでいる人もいますが、上記 ほど頻度は多くなく、また、診断が難しく、 MRI だけでその診断できることは少ないです 脳脊髄液減少症(低脳脊髄液圧症)について http://www.ypch.gr.jp/department/neurosurgery/topics07.html 【2】ギオン管症候群について 僕はそんな病名、初めて聞きました よく勉強なさってますね 似たような病気で手根管症候群というのがあり、時々見ることがあります 尺骨神経の症状があり、手首の MRI でギオン管症候群疑いと診断できる かもしれませんが、頸椎 MRI ではギオン管症候群かどうか判断できません ただ、ギオン管症候群とすると手首から先の症状ですので、今回は症状 からギオン管症候群でないと判断されたのだと思います
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- blastma
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MRIで頸椎を検査したのであれば、 #1さんの回答にあるように、 きっと「骨髄液」ではなく「脳脊髄液」であろうと考えます。 MRIで判断したのであれば、「骨髄液がない」ではなくて、 「脳脊髄液が減っている」という所見が考えられます。 MRIではこういった場合その場所の「信号強度が減少した」 という用語をあてます。 このばあいは「脳脊髄液減少症」という病気が考えられます。 内容については検索かけてください。 色々とでてきますが、必ず複数(なるべく多くのページ)を 参照してください。
お礼
ありがとうございます。 頸椎症に該当しそうです。
- shuu_01
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頭蓋骨の中には大脳・小脳が、脊柱の中には脊髄が入っています 大脳・小脳と脊髄は連続しており、神経細胞と神経が集まってできています 大脳・小脳と脊髄の周囲には脳脊髄液というのが満ちており、 水の中に入れて売られている豆腐みたいな感じで、 水がクッションみたいに脳を保護しています この脳脊髄液は大脳・小脳の中の脳室、脊髄の中の中心管の中にも満ち、流れています つまり大脳・小脳の外側にも内側にも脳脊髄液が満ちています 脊髄の中の脳脊髄液が増えて、中心管が拡張していまう病気を脊髄空洞症と言います 脊髄の外側の脳脊髄液が交通事故とか原因不明とかで減っちゃう病気に低随圧症候群とか脳脊髄液減少症とかあります 今回の質問「脊髄の中を満たしている筈の骨髄液が無い」とのことで 骨髄液という言葉もあることはあるのですが、本来 脊髄の中に入ってるのは脳脊髄液ですので、その間違いと思います (骨髄液は骨髄に詰まっているゼリー状の液体で、この骨髄液の中には造血幹細胞 [ 体内に酸素を運ぶ赤血球、病原体から身体を守る白血球、出血を止める血小板などの未熟な細胞 ] が含まれています) 通常、脊髄の中の中心管はとても細く、それが見えないから異常と説明するとも思われません 脊椎に骨棘ができ脊柱管が狭くなると、本来、脊髄の前とか後ろに見えているはずの脳脊髄液が見えなくなり、脊髄を圧迫して手足のしびれ、肩こりなどの症状を出す、頚椎症という病気があり、とても多い病態です おそらく、今回は頚椎症のことを言っているのではと思います 【僕の答え】 頚椎症なんでないかな?
お礼
ありがとうございます。 いただいた回答からすると、頸椎症に該当しそうです。 因みに。 MRI画像(輪切り断面)は私も見せていただいて、頸椎の他の部分には骨、神経の束、その間を埋める液体が映っているのですが、該当部位には骨と神経の束しかありませんでした。 で。 医師の言うとおりの「首に原因がある」病気ならば、長期間のリハビリが必要でしかも完全に回復するかどうかわからない筈なんですが、 2週間処方されたVB12製剤を服用しただけで、完全に手の痺れが治ってしまいました。 私は「ギヨン管症候群」に酷似していたために、医師にギヨン管症候群じゃないんですか?と問うと、 「違う」と明確に否定されました。 で。 やっぱり「頸椎症」が適当でしょうか?
お礼
詳しい解説 ご丁寧にありがとうございます。 よくわかりました。