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一種の性嫌悪症ですが、辛いです。
30代女です。 最近になって気付いたのですが、私は一種の性嫌悪症だと思います。 治したいのですが、どのようにすれば良いのか分かりません。 症状としては、「愛のない性欲」に過敏に嫌悪感を抱いてしまいます。 正直、生きにくいレベルです…。 具体的な例を言いますと、 (1)レイプなどのニュースや映画のシーンを見ると、怖くなってしまう。 震えが起きる時もある。 忘れたいのに忘れられなくて、ある時突然フラッシュバックのように頭に浮かび、恐くて堪らなくなる。 (2)友人と話していても「男はどうせ女の体ばっかり見てるよね」などの何気ない言葉にも強く反応してしまう。 虚しくなったり、怒りを覚えたりする。 (3)彼氏が「実は16歳の頃、一度だけ行きずりでセックスをした事がある」という話を聞かされて、激しく怒り大喧嘩になったしまう。 彼としては、嘘をつかずに打ち明けたつもりだし、もう20年近くも前の話にも関わらず、どうして私がそこまで心を乱すのか分からないようだった。 私は盛んに「愛のないセックスをするなんて最低!例え盛りがついた子供時代の話だとしても許せない!」と泣きわめいた。 このように、愛のない性欲に対してものすごく嫌悪感を抱いてしまいます…。 正直、(1)の問題が一番辛く、フラッシュバックが起きたときは叫びたくなります。 ても愛のある性欲には嫌悪感を抱きません。 なので彼氏ともセックスが出来ます。 愛のあるセックスに対する下ネタなども問題ありません。 ただ、愛のない性欲に対する話題や下ネタ、軽いジョークなどにも嫌悪感や恐怖心を抱いてしまいます。 自分でも原因は分かりませんが、小学生の頃から痴漢にあったりした経験が多かったからなのかもしれません。 愛のない性欲に対する恐怖心や嫌悪感が異常に強く、本当に私生活に影響があるレベルです…。 何か専門機関などにかかったり、参考になる心理学の本、もしくは認知療法などご存じでしたらぜひ教えて下さい…。 お願いします。
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相談者の方は30代とのことですから、当然結婚して 子供を持っても何の不思議もない大人ですよね。 だから、このお悩みは結婚にも影響を及ぼす重大な ことのように思います。 あなたに限らず、女性は基本的にセックスは愛情の上に 成り立つものだと「基本的には」考えますよね。 経験豊富な女性は行きずりの男と寝て、朝出ていった そいつの顔も良く思い出せない、などということも あるでしょう。 確かに、男が町で女性をナンパするのは恋愛対象を探して いるのではなくて、セックスの相手、というより「獲物」を 探しているといっても99%間違いありません。 でも、ナンパされる女の子はというと、単に気持ちいい セックス出来ればいいと考えてる人は多くはないと 思います。 慣れっこになっちゃってる娘も多いかも知れないけど。 最初からそうだったとは思えない。 女なりの打算はある、としてもです。 やっぱり、素敵な人に声をかけられたい、楽しい会話で 楽しいデートで「この人、好きだな」と思いたい。 恋愛の始まりかも?と思うから、突然「出会った」 見知らぬ男とベッドインしてしまう。 一種の恋愛です。そこが根本的に男とは違います。 まあ、すぐにホテルに付いていく女性の脇の甘さはさて置き、 女性の場合はナンパも恋愛の始まり、のように捉えている人が 多いのは間違いないと思います。 だから、程度の差はあれ、愛情どころか人間的な繋がりが 殆どないのに動物のようにセックスだけを求める男のサガは どんな女性にとってもホンネを言えば、やはり心が冷えて しまう嫌な物の代表だと思います。 あなたは一般的な女性よりも過剰に反応しやすいようですが、 記憶の底に沈められた、幼少時の恐ろしい記憶が原因になって いるのかも知れない。 でも、それを掘り起こすことは必ずしも得策とは言えないかも 知れません。 普段の生活や、今のパートナーまで嫌悪感の対象領域が広がって しまう恐れもあるからです。 多くの「怒り」は恐怖心から生まれます。 怖いから、身を守るために怒りが生まれる。 大切な人が恐ろしい目に合わせられそうだから、予想される 酷い事態を恐れて怒りが生まれる。 あなたの怒りが激しいのは、根の深い恐怖心もそれだけ 大きかったと言うことなのかもしれません。 恐怖心を感じる心のデリケートな部分が、今もむき出しの状態に なっていて、言わば皮がむけた所が物凄く過敏になるように、 そこを守る「心の皮膚」が無くなったままなのではないかと 思うのです。 唐突な痛みだから、恐れる。 フラッシュバックは唐突に襲ってくる。 何かの刺激が急激に恐怖の記憶の「恐怖感」だけを呼び起こす。 予測できない唐突さが、パニックを起こす。 だから、恐怖の正体を自覚し、対抗できるようにするのが 荒療治だけれど効果があると考えてる医者やカウンセラーも 少なからずいます。 でも、逆に急激にパンドラの箱を開けてしまったために、 その恐怖の記憶が想像するより遥かに忌まわしい、到底 受け入れがたいものであった場合の危険性を説く者もいる。 明確に思い出したことで、意識下に秘めておくことが出来なくなり、 常に過大な負荷をかけ続ける悪循環に陥り、うつ病や自殺に 繋がるような破滅的な人格破壊をもたらす危険性について 指摘しているわけです。 あなたにとって必要なのは、恐怖の正体と正面から向かい合う こと、というよりも、むき出しになっている心の敏感な部分に いかに「皮膚」を貼り、傷つかぬようにプロテクタを当てるか。 そういう考え方を優先させる方がローリスクで建設的な気がします。 予測がつかない唐突な恐怖心、といっても、概ねパターンが あるはずです。 それに対して丁寧に一つ一つ、対策を講じる、という訳です。 あなたに恐怖の刺激を与える言葉、顔付、態度やジョーク。 それらについて、カウンターパンチを当てられる考え方や 反応をあなたが殆ど持っていないが故に、刺激が来ると 対処できずにまともにさらされてしまうのではないでしょうか。 女性によって、そのカウンターの当て方は様々です。 嫌らしい冗談さえ口に出来ないような高貴な雰囲気をまとう者。 男が生唾を飲み込み、劣情を見抜かれるのを恥じて俯いてしまう程、 妖艶なエロティシズムを発散させる者。 女を捨て、ガハハと笑い、男の性的劣等感を突くブラックジョークで 応戦する者。 SMの女王様のように冷たく見下ろして鼻で嘲笑い、 男のM性を引きだす者、など。 実に多岐に渡ります。 それぞれ、その女性の人柄や考え方によって女性自身が 作り上げてきた、心の鎧です。 結構なことに、あなたには幸福感を持って身を委ねられる、 愛情を信じられる恋人がいらっしゃいます。 見ず知らずの男を観察し、繋がりを持つことで男のサガに ついて知ることは、当然大きなリスクを持ちます。 でも、愛情がある相手、それでも男性なのですから、当然 普通に無差別的な性欲は持っているはずなので、「標準型」として その人の「男の性」に冷静に対峙することは、一般論を あれこれ考えるより、身近で確実な知識と経験をあなたに もたらしてくれると思います。 この人だけはそんなケダモノとは違う、と思い込もうとするのは、 それにしがみ付かないと不安でたまらない心理の裏返しでは ないでしょうか。 例えば、あなたが大海で漂流しながら捕まっている板切れが、 普通の木端なのだから、そのうち沈むこともあるよ、と言われても 強い不安を呼び起こしこそすれ、冷静になどなれないのと同じです。 性的に虐げられた記憶を持つ人は、それがゆえに暴力によって 服従を無理強いされ、人格を否定された弱い自分、人間として 扱われなかった惨めさ、情けなさが、自分に対する無力感や 無価値観になって根深い傷として心に残り続けると言われます。 ごみ同然に、物として扱われた自分というものを、 記憶がフラッシュバックする度に何度も追体験するような もので、実際には頭の中の記憶の反芻でしかないのに、 当人にとっては何度も何度も強姦されるようなものだ、と。 何度も何度もかさぶたを剥がしてしまう痛痒感に似たものが あるのかもしれません。 だから、常に恐ろしさが心の水面下ギリギリに存在し、 自分が意志を持つ一人の人間でいたいと欲するほど、 例えば、前向きにポジティブに考えようと思う程、唐突に 自分を悲惨な過去、取るに足りない「モノ」に変えてしまう 恐ろしい恐怖をいつもいつも反芻してしまう。 忘れたい忌まわしい記憶というものは、忘れようとすれば するほど、それを掴んで見つめたくなってしまうメデューサの 首が嵌った楯のようなものです。 恐ろしいのに、苦しいのに、見つめずにはいられない。 そうして心を破壊する魔に魅入られ、憑かれるのです。 それが水面上に現れることをいつもいつも警戒し、それゆえに 非常に爆発的な怒りを秘めて暮らすようになるのだとしたら。 それは物凄いストレスだと思います。 いじめられ続けていつ発作的に自殺しても不思議はない いじめや虐待を受けて居る子供のように。 酷い場合には正気でいるためだけに、生きる大半のエネルギーを 使い果たしてしまうでしょう。 年齢とともに心がすり切れてしまうのは火を見るよりも明らかです。 結婚を躊躇する心理にも繋がってしまうかも知れません。 いま申し上げたことは、あくまで一般的なことですが、 ご自分の生活や人格を一つ一つ丁寧にひも解いていけば、 あなたに負担の少ない「あなた流のカウンターパンチ」の バリエーションを揃えて行けるのではないかと思うのです。 その際に、先ほど述べた、愛情を信じられる恋人に、男性の サガ(性)について、議論ではありませんが、あなたの治療だと 願い出て、「こう来たらこう返す」「こういう刺激にはこう対応する」と いう、小さな鱗を重ねていくことで、赤剥けの心の敏感部分を 丈夫に補強していくことが出来るのではないかと思います。 また、同じような苦しみを抱えている女性は物凄い数存在する。 同じ赤剥けの敏感部分を持つ女性をSNSなどで探してみることも お互いに補強し合うことが出来るかも知れません。 ご自分で考えておられるより、実はもっと根の深い傷なのかも 知れないのですから。 まとまりのない徒然な長文で申し訳ありません。 ヒントにでもなって、あなたの心の辛さが和らげばと 願っています。
- tobirisu
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日本では結婚にかかわるカウンセリング等は遅れています。 セックスに関するものも当然遅れています。 一部の産婦人科とか、精神医療機関などで相談できるところがあると思います。 心因性の何かだと思いますので、精神科や心療内科など。 セックスに関わる療法はちゃんとした医療機関ではなく、小さな私的経営のところが多いかもしれません。 信頼できるところもあれば、いい加減なところもあります。 情報を集めて、よく調べてください。
別に嫌悪感を抱くのはいいけど。 だったら男と付き合うなよと思います。 性欲なしに付き合いなど不可能です。 男にとって愛の9割以上は性欲です。 体目当てじゃない恋愛なんてあり得ませんよ、マンガでもない限り。 性嫌悪になること自体はおかしいと思いません。 むしろ男のぼくから見ても、よく女性はこんな野蛮で傲慢で変態な生き物を好きになるよなと思います。 だから、男が汚い、気持ち悪い、だから付き合わないって言うのなら、「そうだよねぇ」って思います。 ところがあなたはそう言いながら付き合ってるんだから意味不明です。 性嫌悪なら付き合わなきゃいいんです。 全然間違っちゃいません。 そのままの自分を受け入れればいい。 性嫌悪なのに付き合うという自己矛盾をしているから苦しんでいるのです。 男は性欲なしに女を愛するなんて絶対できないし、愛などなくても性欲を満たしたいと思う生き物だということは前提と思ってください。