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南北朝鮮の人はなぜ殺し合えたのか?

 1950年に始まった朝鮮戦争は、同じ朝鮮民族同士で殺し合いをしました。南北朝鮮は5年前まで同じ国で、同じ文化を共有する民族でした。仲が悪くて南北に分裂したわけではなく、単に米ソに分割占領されただけです。殺しあう理由や感情にはならないと思うのですが、なぜ僅か5年で同じ民族を殺し合えるようになったのでしょうか?当時の朝鮮の人はどう思っていたのでしょうか?5年の間に互いに憎ませる教育を施したのでしょうか?  仮に日本が東西に分割占領されても、5年で東京人が大阪人を殺せるほどの思想になるとは思えないのです。

みんなの回答

  • eroero4649
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回答No.3

朝鮮半島に限らず、世界中どこの国でも内戦はあります。今はシリアが内戦の真っ最中です。 そして私たち日本人からするとシリアの人はみな同じシリア人に見えますが、実際にはいくつかの部族があってそれぞれにそれなりに対立があり、それがこの内戦で噴出したといえます。 んで、実際に韓国人と接してみると分かるのですが、韓国人というのはあんなに狭い国土なのにびっくりするくらい地域ナショナリズムが強い国です。韓国内であっても、ソウル出身の人とプサン出身の人は決して仲良くやりません。韓国で光州事件というのがあるのですが、あの事件が起きた全羅南道は韓国でも「田舎者」と蔑まれる地域だったんですね。だから余計に政府軍も容赦しなかったというのがあるそうです。 学生時代に韓国人留学生がいて、私は彼らと結構仲が良かったのですが、かなりはっきりした派閥があったんですね。その派閥は何で分かれていたのかというと、出身地で分かれていました。びっくりしましたよ。お互いにすんげー仲が悪いんだもん。 だから最近日韓関係は戦後最悪といっていい状態なのですが、あれは「外に(日本という)敵を作らないと国内が結束できない」という事情もあるのですよ。今の大統領も前の大統領も政治家としては強い人ではないので、国をまとめることができないのです。 ただ地域ナショナリズムというのはこれも世界中どこにもあって、日本では青森県も津軽地方と南部地方じゃ戦国時代の昔から仲が悪いし、山形県も庄内地方と村山地方は仲が悪いそうですよ。某県の医者追い出し村のように、よそ者は医者であろうと排除するところもあります。

  • nacci2014
  • ベストアンサー率35% (200/569)
回答No.2

関ヶ原や源平合戦も同じですが、相手が憎いと言う感情での殺戮ではなく 自らの立場を維持するための自衛の殺戮です。 朝鮮半島の主権者を決める戦いです。 北側が先に元高句麗の部分を統一して金日成を中心とした政権を樹立しました。北としては南を抑えれば 朝鮮半島の支配が完了します。 南も李承晩を中心とした政権を樹立しますが、南は もともと、新羅、百済、任那あるいは馬韓、弁韓、辰韓があったようにそれぞれの地域に思想の異なった人たちが住んでいたので南の政権は不安定でした。 開戦と同時に北が圧倒します。北はカリスマ指導者金日成の号令のもと、朝鮮半島統一の目標があって意思統一されていたのでモチベーションが高く南を釜山を残したところまで追い詰めます。南は李承晩の政権を国民が承諾していなかったので命令自体に効力はなく一体化してなかったので北にかないませんでした。この李承晩は反日家であり反米家であったことからアメリカに助けを求めませんでしたが負け戦が濃厚になって仕方なく西側諸国に助けを求めて失地挽回をはかり逆に北を平壌を残すまでに追い詰めました。その後、本格的に北に参戦した中国の義勇軍やソ連の支援を受けて38度線で停戦します。南は停戦を受けて国家統一を急ぎます。国民を一枚岩にしないと北に対抗できないからです。そのため李承晩は政権に反発するものを国家反逆者として処刑する恐怖政治をひいて朝鮮動乱を引き起こします。この朝鮮動乱での同胞殺戮の方が朝鮮戦争より犠牲者が多いのです。たまらず日本に渡ってきた朝鮮人はその後在日朝鮮人の主流になり、反逆者の容疑のある南朝鮮には帰れないものだから旧宗主国の立場の日本政府に対して在日特権をはじめとする様々な要求を実力行使しているのはご承知の通りです。また李承晩は国家統一のために反日政策を用いることにしました。まず、彼は李承晩ラインと言う竹島を含めた領土宣言をします。この竹島領有はアメリカから、日本領土だからとおとがめを受けると日本に軍隊がないことをよいことに実力行使で占有します。国家が分裂し同胞殺戮を行ったのも戦後、日本が充分に後継政権を準備しなかったことであり、そもそも朝鮮人が苦しんでいるのは日本の統治のせいだとします。そのために辻褄があうように歴史を捏造し日本統治を知る国民が反発すれば国家反逆者の汚名をきさせて殺戮するのですから、言論の自由はなく軍閥による恐怖政治で国民を強制的にまとめあげます。これらの流れから現在でも反日政策は終わらないわけです。この反日政策の時に北朝鮮を憎むと言う政策はできませんでした。いずれ国家統一して同胞になる国民を憎むわけにはいかないのです。反日政策は小中華思想ともあいまっており東夷の日本を蔑むことは韓国の民族意識を高めることを可能にします。また、西側諸国においても戦争責任を日本に添加できるメリットもあり、朝鮮半島に西側諸国の政権が残ることはソ連や中国に対する牽制にもなり、西側諸国は韓国を刺激しないようにふるまったものだから、韓国の様々なロビー活動は正当化をみせてきます。そこに朝日新聞の慰安婦報道や河野談義などをはさめば、韓国側とすれば自分たちに正義があると考えるようになります。

回答No.1

日本でも源平合戦や関ヶ原で多くの内戦が起こっています。 幸いだったことは、日本国内の戦力だけで戦争したから兵士が死んだだけで済みました。  あのときにもしもソ連やアメリカ見たいな外国からの応援があったら同じ状況だと思います。  朝鮮ではソ連とアメリカが代理戦争をしたのです。ですからなるべく市民が死なないように?なんて作戦は行えなかったのです。

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