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南北朝鮮の中が悪い原因はなんですか
歴史の学歴は中学校が最後です。 しかも、曽我のイルカで挫折してます。 そのまま大人になってしまいました。 いまさら恥ずかしい初歩的質問です。 そもそも、南北朝鮮は親戚どうしが住んでいるのにかかわらず、 なぜ国どうしで対立しているのか、 小学生程度の歴史の知識しかない人にもわかりやすい説明を、 してくれる、本や、サイトはありますか? 確か、以前の東西ドイツもそうだったような。でも、ベルリンの壁を壊してからは仲良くやっているような。 数年前の?東ヨーロッパの内戦でも、親戚どうしで別の国になって争っていたような。 アフリカにもそういう内戦がたくさんあるそうで。 植民地とか侵略者(大国)とかの影響らしいですけど、 国民の感情までが動かされた(愛情→憎しみ)原因はどんなことがら(単純ではなくいろいろ複雑なのでしょうが)の結果なのでしょうか。
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今、韓国に在住しています。 そう、韓国人は、個人的には、北朝鮮の国民に対して、憎しみはないようです。 親戚だと思ってます。 でも、やはり、我々日本人から見ると、複雑に見えますね~。 15年くらい前まで、韓国政府は、思想犯を厳しく取り締まっていました。 例えば、酒の席なんかで、うっかり韓国の大統領の悪口だとか、北朝鮮のことをよく言ったりすると、すぐさま警察が飛んで来て、捕らえられ、そのまま牢屋から何年も出てこれなかったそうです。 北のスパイは、最高刑が死刑ということだったので、韓国の国民は、15年前くらいまでは、北朝鮮のことを口に出すことも、恐れていたそうです。 そういう雰囲気が、まだ残っているようにも感じます。 2年ほど前、北朝鮮の金剛山ツアーに行った韓国人女性が、あまりにも気分がよくて、つい、そばにいた北朝鮮の案内人に「あなたも韓国に来てごらんなさい。いい国よ」と言ったところ、そのまま北朝鮮の警察に捕らえられてしまった、ということがありました。韓国人は、みなびっくり。 今でもそんなことがあるし、きのうも、突然攻めて来たみたいで、北朝鮮の政府に対する、不信感や怒りは、韓国人の中にあります。 思想が違う限り、国同士が仲良くできることは有り得ない、と思っているようです。 北朝鮮に親戚がいる韓国人の、南北統一に対する願いは切実ですが、それ以外の人々は、そうでもありません。 貧しい北朝鮮と統一、ということになれば、思想の問題以外にも、経済的な問題が大問題となるだろうからです。
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- Singollo
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> 分断されるよりは、日本の植民地だったとき > のほうが良かった とか言う人もいるのです > か?それと満州と関係ありますか 日韓併合は第一次世界大戦前の1910年ですので、満州国よりはだいぶ前です 併合前から保護の名目で不平等条約を段階的に強制し、防衛権、外交権を掌握した(要する戦後アメリカが日本にやってきたようなことです)末の出来事でした まさに『併合』の名にふさわしく、日本は韓国人を日本人化するため、日本語の使用を強制し、韓国名の使用を禁じました 地域の安定化という側面もあり、欧米列強は黙認の構えでしたが、当然韓国では反日運動が激しくなり、伊藤博文が暗殺されています(戦後の日本でアメリカが日本人にMike SmithだのJohn Thomasだのに改名しろと言い出していたらやっぱりマッカーサーの暗殺ぐらいはあってもおかしくなかったと思いますので、無理もないことかもしれません) 35年にわたる併合時代に韓国人に鬱屈したものがあったであろうことは、終戦時の日本人避難民に対する報復の激しさから見ても想像に難くありません 間違っても併合時代の方がよかったというような韓国人はいないと思います 台湾などで、日本統治時代へのノスタルジーを感じる人々があるのは、その後の国民党統治が酷過ぎたからでしょう
お礼
ありがとうございます。 伊藤博文って総理大臣でしたよね、千円札にいました。本当は悪い人? 言語を強要するなんて、日本て悪いことしてたんですね。 戦争前の何十年も植民地化していたのですね。 民族間というのは、ばかにするか、尊重するか、が露骨だと思います。 今はチョナンカンがハングルをしゃべったり、ピビンバとかチゲとかチングとかいう響きもちょっとしゃれた響きがあるというか、コムヌドウルチュセヨ~も楽しいですよね。
- popesyu
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>そういうことがらについての誰かジャーナリストの現地調査などの本やサイトでおすすめはありますか? 特にこれというのはありませんねぇ。アンケートなどは新聞などが単独で行っているものが多いですし。単に探したりないだけかもしれませんが。 まぁとりあえず検索する際などには質問の内容のような漠然としたテーマではなく、例えばドイツの国民感情とかに絞って検索などされると目的のものも見つかるかと思います。 直接の質問ではありませんが。こちらにも答えますと。 >旧新羅系と旧百済系の権力とか勢力ような、日本の例がありましたら 日本で言えば、薩長の対立というかライバル関係が近いものがあるかなと思います。 倒幕の中心となった両藩ですが、これはこのまま明治政府の主力となっていきます。人事面などでもバランスをとる為の選択ということで、実際の能力よりも、どちらの派閥なのかで選ばれるようになりました。 例えば薩摩は海軍、長州は陸軍という流れになりました。日露戦争で有名な乃木希典は長州出身ということだけで大将になった人で、人間的には良く出来た人物(明治天皇にも好かれていたらしいです)だったらしいのですが、軍人としては無能でした。機関砲で防護壁を築いた旅順の要塞を攻略するのに、正面から無謀な突撃を何度も行わせ、無駄な死者を多数だしています。 こういう無能な人でも大将にせざるを得ないような対立関係は第二次大戦まで改められず、日本帝国の陸軍と海軍の関係は薩長の対立をそのまま引きずったものでした。
お礼
ありがとうございます。 今回、知らなかったキーワードがたくさん出てきて、だいぶ勉強になりました。 これからも知らぬが仏にならないよう、 わからないことは調べて気をつけていこうと思います。 しかし歴史って難しい漢字が多いですね。回答音読するのもひと苦労です。
- SCNK
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「どこにでも起こる真理ということをもうちょっとイメージして理解するために、旧新羅系と旧百済系の権力とか勢力ような、日本の例がありましたら、お教えください。」 日本の場合は時間的なスケールが小さいのですが、例えば新政府対幕府というのが、あるでしょう。それぞれ英仏などの後ろ盾もいました。もっとも植民地化を防ぐという目的が両者に一致していましたので、影響を最小限に抑えましたが。日本の場合は対立勢力を取り込むか殲滅するかに成功しているので、現在につながるような対立はあまり見られません。でも会津と薩摩は今でもあまり気が合わないようです。
お礼
ありがとうございます。 幕府という時代も勉強するとよいようですね。 今でも子孫どうしで気が合わないのですか。 第三者から見るとおとなげない強がり、それがひどくなったのが、内戦、分裂・・。大切なのはやはり協力とか友好とか未来とかを考える教育に思えてきました。
- shoyosi
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モト親戚同士が憎みあうことができるのか、国民はどう思っているのか> 韓国人の大部分は普通のことと思っています。 韓国は李氏朝鮮建国(1392年)以来、儒教の朱子学を正統学問としていました。この朱子学というのは妥協を許さないところに特徴があります。朱子学というのは現実を直視せず、自分たちだけが勝手に考えた大義名分論だけで処理しようとの考え方です。この考え方は現在に至るまで、教科書などでくりかえし、くりかえし、洗脳されています。韓国で大統領を勤めた人がほぼ刑務所に行かされたり、選挙となるとスキャンダラスな攻撃、地域攻撃は当たり前のこととなります。かろうじて、国が保って行けるのは国民全員に共同の敵(日本のこと・北も)を作り上げることにしているからです。反日教育もこのために必要です。下のメルマガ記事にそのことがわかりやすく、詳しく、書かれています。
お礼
ありがとうございます。 朱子学のことは知らなかったのでまた新しいキーワードを覚えられました。
- hiroshikkkkk
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日本史は蘇我氏で挫折したとありますが、その時代周辺の朝鮮半島の歴史をもう一度、見てみてください、ヒントが隠されていますよ。その当時、朝鮮半島は4つの国に別れています。もともと一つの国ではなかった・・・この時代背景が影響しているのではないでしょうか
お礼
ありがとうございます。 教科書が手元にないので困っています。 参考本でよさそうなものがありましたらお教えください。 とりあえず、第2次世界大戦前は、なんという国名だったのか、 その国が(中国とは別の国として)できたのはなぜか、 全然知りませんので、勉強しなきゃと思います。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
基本的なことです。隣り合った国というのは本来、仲が悪いものです。国家主権というものは排他的な権利ですから、国境や国民の活動が接触すれば衝突するのは当然です。 親戚同士だから、さらに仲が悪いということも人間社会にはよくあることでしょう。いわゆる近親憎悪というものです。 国が独立するときには、独立運動を行ってきた各勢力は、自らの権力を維持しようとするでしょう。力が足りなければ国外に助力を求めます。国外勢力も自らの覇権を広げようとしていますから、いろいろな形で肩入れします。朝鮮半島には自由主義勢力を後ろ盾にする勢力と共産主義勢力を後ろ立てにする勢力があったわけです。実は北にはソ連派と中国派がいたのですが、中国派は政権闘争に敗れたようです。南だって旧新羅系と旧百済系の争いがあります。いまは旧百済系の金大中(新千年民主党)が勢力を保っていますが、長いこと旧新羅系(ハンナラ党)が権力を維持していましたし、また盛り返しています。 勢力争いというものは常に存在するものです。これが政治というものでしょう。政治は武器を使わない戦争である。戦争は政治の延長である。これが真理です。
お礼
ありがとうございます。 どこにでも起こる真理ということをもうちょっとイメージして理解するために、 旧新羅系と旧百済系の権力とか勢力ような、日本の例がありましたら、お教えください。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
東欧やアフリカの内戦はもともと民族・部族が異なり、例えば宗教なども違う場合があります。今までひとつの国として成立していたのが奇跡的なことで、東欧でしたらソ連の、アフリカであれば元の宗主国の思惑で無理やりまとめられていただけです。 一方朝鮮のそれは事情が異なりますよね。ドイツのそれに近いかと思います。米ソの対立の結果の分裂です。 特に憎みあってるわけではありません。 実際に韓国国内のアンケートなどによれば、国民の感情は恐ろしく親北朝鮮みたいです。信頼感や好感度などは日本に対するそれよりも高い数字がでているようです。 韓国の現在の政権は融和政策を推進して(というか元々それが大統領選挙での公約で、韓国国民の選択です)おり、北朝鮮に対しては何かと妥協しているようですが。北朝鮮の対応は相変わらずですね。まぁ夢を見ているような状態なのでしょう。 実際に東西ドイツの場合、あれだけ熱狂的に受け入れられた統合ですが、現在では経済問題などで足を引っ張られた感がある元西ドイツ国民にとっては喜ばしいことではないようです。 国民感情ってのは結構現金なものですよ。衣食住が満たされて初めて礼儀までに余裕が出てくる訳で。
お礼
ありがとうございます。 国民感情とか世論のことを中心に、 なぜ憎しみ合うことができるのかがわからなかったので、 POPESYUさんのご回答のような、国民感情についての情報がいただけるとうれしいです。 そういうことがらについての誰かジャーナリストの現地調査などの本やサイトでおすすめはありますか?
- may-may-jp
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日本が撤退した後、第2次世界大戦中から強まっていた冷戦の影響を受け、アメリカの支援を受けて資本主義が、ソ連の支援を受けて共産主義が産声を上げ、朝鮮半島での政権樹立を賭けて戦いました(韓国の教科書では突然北が攻めてきたと書いてあるようですが)。一時はソ連側が優勢でずいぶん南の方まで下ってきましたが、アメリカなど連合国の猛反撃で38度線付近でこう着状態となりました。 その後、話し合いがなされ、この近辺で話をつけることになり今に至ります。 当然ですが、国民同士は別に仲が悪いわけではありません(教育によっては敵意を持つこともありますが)。しかし国同士は、政治的な考え方が異なりますので、「仲は悪い」ということになります。
お礼
ありがとうございます。 国民同士は別に嫌悪感のようなものはないのですね。 日本と韓国、 日本とアメリカ、 日本とロシアでは、 やはり言葉や文化が違うため、先入観のない子供にとっても自然と排他的(イジメ的)な感情が出てくるのが人情ですが、 南北はそうではなさそうなら、希望がありますね。 政治の考え方で対立しているからといって、境界線で互いに戦争するなんて、よくないですよね。
- K-1
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南(韓国)の方は、自由主義陣営についた結果、オリンピックやWCを成功させ、 IMFの世話にはなったものの、順調な発展をしています。 対して、北(北朝鮮)は共産陣営についた結果、主人(ソ連)は落ちぶれてアテにできなくなり、 貧乏で今日食べる米もなく、あるのは腕力(武力)だけ。 例えば成功した弟に対し、ツイてない兄が嫉妬から憎悪に至った・・・てなところでしょうか。 x曜サスペンス劇場とレベルはかわんないと思います。 アフリカの紛争は、部族間紛争が根底にあります。 A族の連中ばかりいい目をみている!とB族がクーデター。 B族が権力を握るとB族ばかり登用。 今度はC族がクーデター。てなかんじです。
お礼
ありがとうございます。 愛情から憎しみへの感情の移り変わり、 自分の社会や部族を守るために背に腹は変えられぬ?で、戦争やクーデターを起こしてしまうという状態が理解できた気がします。 きっと、経済とかいろいろなことで「ツイてない」のレベルがものすごく深刻なんですね。
- BAA2
- ベストアンサー率54% (37/68)
少し変わった面から回答致します。 『異種間の関係は、生存競争的関係にあるものよりも、寧ろ、相互扶助的関係にあるものの方が多いのである。 ダーウィンも著書『種の起源』の第3章で「闘争は殆どいつも、同種の個体間で最も厳しい。種を同じくする変種の場合でも、闘争は、一般に殆ど同様に厳しい。同族の種間の闘争は、属を異にした種間の闘争よりも厳しい」と述べている。同じような環境で同じものを食糧にしているものどうしが、即ち、同じ《生態的時空》の中で棲息しているものどうしが、シビアーな競争相手になって当然である』 (http://www1.ttcn.ne.jp/~adt.ism/hom1/hom2/kami2.htm からの引用です) 『骨肉の争い』と言いますが、ヒトの世界でも同族間の争いが熾烈になる場合があるようです。 食餌行動を別にして生物界を見ますと、やはり、猫は猫と犬は犬と、カルガモはカルガモと、ヒトはヒトと死を賭して戦うようです。 生物の遺伝子に刷り込まれた、闘争本能の何かがあるのではと思います。
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お礼
ありがとうございます。 なるほど重苦しい雰囲気が伝わってきました。 韓国の人々が理想と現実のずれに苦しんでいるらしいことも伝わりました。