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無機物質、有機化合物について
無機物質、有機化合物の中の物質で興味があるものを選び、利用されているもの、私たちの生活に与えている影響を調べよ という課題がでたのですが、例えば無機物質の硫黄を選んだとして同素体の斜方硫黄などについて書いたりするのはOKだと思いますか?(ここで聞くのもどうかと思いますが....) また、硫黄と同素体(斜方硫黄など)は性質が異なりますが元となる元素は硫黄なので、硫黄の同素体が利用されているものであれば硫黄が利用されている物質と言ってもよいのでしょうか? 拙い文章申し訳ないです。回答よろしくお願いします。
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- phosphole
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次の質問でもそうですが、元素と、それからなる物質(順物質・化合物)の概念がごっちゃになっているからおかしなことになっています。質問文でも、”無機物質の硫黄を選んだとして・・・”と書いていますが、”物質としての硫黄”と言われた場合、斜方だろうが単斜だろうがゴム状だろうが、物質としての硫黄全体をまとめて表現したということになります。カーボンと黒鉛のところも同じことになっています。元素としての硫黄や炭素という場合と、ダイヤモンドや黒鉛、C60、ゴム状硫黄といった実際の物質としての硫黄・炭素という言葉の扱いがあやふやなのでしょう。 >硫黄と同素体の性質が異なりますが。。。 これも上記のとおり、理解がおかしいので変な議論になってしまいます。 ”イオウ”の元素からなる順物質のなかに、”斜方硫黄”や”単斜イオウ”、”ごム状イオウ”といったいくつかの同素体があるのです。 質問者さんの文章では、”イオウ”という言葉を、同素体のいずれかとイコールに使っていますが、それは正しい言葉の使い方ではありません。 「イオウという元素」>「イオウの順物質」>いくつかの同素体 という関係といえるかもしれません。物質としての硫黄という言葉は、すべての同素体のことをまとめて表現していることになります。 さて、もともとの質問文の主旨としては、無機物質である斜方イオウの利用例を調べるということは、問題の主旨に合致しています。
No.1.2です 再度補足を頂戴しました >黒鉛からなるカーボンと答えるのは間違いだということでしょうか? ハイ間違いです カーボンからなる黒鉛です。 黒鉛というのはカーボンの状態に対する名称です。 黒鉛を構成しているのが炭素=カーボンです。 黒鉛という物質がカーボンという物質を構成しているわけではありません。 炭素=カーボンからなる製品はいくらでもあります。 黒鉛はあくまでも黒鉛であって、ダイヤモンドにはなりません。 炭素=カーボンは黒鉛にもダイヤモンドにも有機化合物にもなります。
No.1です 補足を頂戴しましたので追加の説明をさせて下さい >同素体(硫黄や炭素の同素体)を用いたもの=硫黄や炭素を用いたもの としてもよいということでしょうか? 同素体という言葉の定義に戻って考えて下さい 同素体 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/同素体 抜粋 同素体(どうそたい、英語: allotrope、英語: allotropism)とは単体のうち、原子の配列(結晶構造)や結合様式の関係が異なる物質同士の関係をいう。同素体は単体、すなわち互いに同じ元素から構成されるが、化学的・物理的性質が異なる事を特徴とする。 言い換えますと硫黄や炭素という物質は同素体とよばれる形態を示す、ということです。 ダイヤモンドも黒鉛も物質としては炭素ですが、分子が集合したときの並び方や繋がり方の違いで全体の性質が変わってきます。 この並び方や繋がり方の違いを同素体と呼んでいます。 硫黄も同じように並び方や繋がり方で全体としては違う性質を示します。 ということで補足のように同素体=硫黄や炭素という表記方法は間違いということになってしまいます 硫黄や炭素は同素体という性状のことなる姿になる、と考えて下さい。 同素体を利用するということは、ダイヤモンドの使い方と黒鉛の使い方のように、その姿が違うことによってもたらされた性質を利用しているということになります。 硫黄では姿が違うことによって生じる性質の違いを利用しているようなことがあるのかないのかということになります。 斜方硫黄を使おうが単斜硫黄を使おうがいずれ硫酸として使うのであれば、硫黄という物質の性質を利用したのであって、硫黄の並び方や繋がり方の違いを利用したことにはなりません。 ややこしかったかとは思いますが要は言葉の定義の問題です。 不明な点は再度補足質問願います
ご趣旨はよく理解できます 硫黄を含有した化合物は多々ありますが、硫黄単体の同素体としての性状の違いを利用したものというのは寡聞にして知りません。 事例を御存知であれば、レポートは書きやすいとは思います。 事例が無いと、同素体についての記述と硫黄の利用を直接結びつけるのは難しいのではないかと思います。 硫黄には同素体という形状の違いがあって、その形状の違いによって性質が異なる、ということは充分面白い着眼点ですが、その違いをこのように利用しているとなるとなかなか難しいのではないのでしょうか。 硫黄を採取精製する際にはこの性質の違いは利用されてはいます 硫黄 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/硫黄 同素体の性状の違いを積極的に利用されているのは炭素です。 炭素は有機化合物の重要な構成分子ですが、単体では無機物として扱われます。 (非金属系無機物) 炭素 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/炭素 この炭素と水素を骨格とする有機物に硫黄を加えたものがいわゆるゴムです。 このへんをうまく書けばレポートは一つで済む可能性があるかと思いますが如何でしょうか 加硫 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/加硫 有機化合物 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/有機化合物
お礼
回答ありがとうございます。よろしければ補足のほうもお願いします。
補足
ということは、同素体(硫黄や炭素の同素体)を用いたもの=硫黄や炭素を用いたもの としてもよいということでしょうか?
補足
>言い換えますと硫黄や炭素という物質は同素体とよばれる形態を示す 何度も申し訳ないのですが、炭素を利用したものと聞かれて同素体である黒鉛からなるカーボンと答えるのは間違いだということでしょうか? 上記の考え方が間違っているとするならば、炭素からなる製品は存在しないのでしょうか?