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家計と国家予算の違い
通常のサラリーマン家庭においての家計は、支出を減らしても 収入は減りませんので、借金を減らすには支出を減らすことが とても有効です。 一方国家予算は支出を減らすと、経済活動が収縮するため 減らした支出以上に収入である税収が減ります。したがって 支出を減らしても借金は減りません。 この違いをテレビに出てくるコメンテーターさんや評論家さんたちは なぜ説明しないのでしょうか?
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常識だから説明するまでもないし、それを説明しても社会に対して何の意義もないからしないだけでしょう。 でも、それはおおむねいえるにせよ、そうばかりもいえないし、支出を減らさなと財政が破綻することが目に見えているので、なんとかこの悪循環を脱出するアイデアはないかと政治家や官僚たちは知恵を絞っているのです。あべさんがやっているのは、ともかく更に借金してでもその種火で日本経済に火をつけて本格的に景気を良くしようと焦っているのです。うまく民間経済が動き出したら増やした支出以上に税収が増えて良循環になることを狙っているのですね。あなたも政治の揚げ足を取ってつまらない評論家にならず、何かうまいアイデアをだしてください。その方がずっと世のためになりますよ。
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- gouzig
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No.5 gouzigです。 「どんな支出であれGDPにカウントされます。支出に貴賤はありません」 →そのような単純な足し算の回答をしていませんよ。No.5を読み直してください。 「乗数効果を道を造れば工場ができるとかのイメージで考えちゃダメですよ。全く違う話ですので。せめてWikipediaぐらいは読んでくださいね」 →机上の勉強だけしてきただけのお子さんだったのですね。 こちらは地元選出の衆参議員と先日行った意見交換レベルで書いたのが間違いでした。 失礼しました。
お礼
何度もご回答ありがとうございました。 議員さんレベルでもわかっていない人が多いのです。 かつて菅総理が乗数効果を質問されて答えられませんでした。 支出が誰かの手に渡されてその人がまた支出する、そしてそれを次の人が 受け取って支出する・・・・・このすべての支出の合計がGDPにカウント されます。最初の支出に比べるとずっと大きな数字になりますね。 これが乗数効果です。 と考えれば、外国のものを購入する以外ではどの経路を通っても 国内でお金がウロウロするのは同じですので乗数効果に大した差は つきません。このことを支出に貴賤はないと言っているのです。 成長分野にお金を突っ込めば経済成長すると言う趣旨のことを唱える 人がいますが、国内の財布が一定ならば国内の消費は何に使うかの 変化があろうとも全産業の総和ではほとんど変わらないと言えます。 携帯電話が伸びるとゲームやカラオケが衰退したようなものです。 輸出産業という話もありますが、輸出が伸びれば確かに経済成長します。 しかしそのような動きは、為替変動によって抑制されるので、恒久的では ありません。そもそも成熟国家では恒久的成長など移民を受け入れるなど 継続的巨大需要の創出でもしない限りは夢物語です ということで、「経済活性化には繋がらない支出」などというものは あり得ないのです。あらゆる支出は増やした分だけ経済規模拡大に カウントされます。
- at9_am
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非常に簡単な思考実験をしてみましょう。 歳出を今の半分にしたらどうなるでしょうか? 現在の一般会計では、大体歳出の半分が税です。 質問者氏の考えからいえば、税収はゼロ又はマイナスにならなければなりません。 が、そうはなりませんよね? ということで > 一方国家予算は支出を減らすと、経済活動が収縮するため減らした支出以上に収入である税収が減ります。 というのが間違っているだけの話です。 間違っていることをテレビのコメンテーターや評論家が言わないのが何か問題だとは全く思いません。
お礼
そのようなことをするともはや国家としての体をなさないぐらいの 経済破たんが生じますので実質的に税収がマイナスになったことに なります。それぐらいは想像できませんか? ありがとうございました。
補足
過去に何度か緊縮財政と言って支出を減らした首相がいましたが ことごとく不況を招き税収を減らして借金を増やす結果に なっています。すべてのケースであてはまっているようです。 ということで、支出を減らすと借金が増えるというのは 常識となっているのですが・・・・そこは議論すべきところで ないと思っています。
- gouzig
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「一方国家予算は支出を減らすと、経済活動が収縮するため、減らした支出以上に収入である税収が減ります」 →国家予算の中には経済活性化の予算も含まれていますので、その限りにおいてはその通りでしょうね。 しかし、経済活性化には繋がらない支出も多くあります。 そのように、それぞれを分けて議論しないといけないでしょうね。
お礼
ありがとうございました。 どんな支出であれGDPにカウントされます。支出に貴賤はありません。 良い支出とか悪い支出とかはマクロ経済的には無意味です。 しいて言えば、外国の物を買うのは全くGDPにカウントされませんので NGです。ダムを作るのはダムの材料のコンクリートが国産であるうえ コンクリートの材料の石灰石や砂利・砂も国産ですので効率の良い 使い方です。経済活性化という前にGDPとは何か乗数効果とはなにかを を勉強してから経済政策を評価してください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%97%E6%95%B0%E5%8A%B9%E6%9E%9C 乗数効果を道を造れば工場ができるとかのイメージで考えちゃダメですよ。 全く違う話ですので。せめてWikipediaぐらいは読んでくださいね。
- takechan5757
- ベストアンサー率17% (70/398)
春の消費税5%→8%に備えて、5.5兆円の経済対策を行い、 追加の経済対策で、3.5兆円、合計9兆円の支出をしました。 増税で得られた税金は、7.5兆円です。 増税額<経済対策費 で赤字が増えました。 テレビに出てくるコメンテーターさんや評論家さんたちは、このことを、もっと説明すべきでは 財政赤字を減らすには、 民間の平均給与2~300万に比べ、公務員の平均給与は600万くらいなので、 公務員の平均給与を民間の平均給与にすることです。 年間10兆円くらい支出を減らせます。
お礼
私は公務員ではありませんが、公務員は最も優秀な人たちが 従事すべき仕事です。ですから、民間トップレベルの待遇を与えて 優秀な人材を確保する必要があります。 安物買いの銭失いになるのは国民です。トップガンの採用に お金を惜しんではなりません。 ありがとうございました。
言われるような事情で財政が動いているわけではないからです。国会が公共事業や補助金の支出を増やすのは有権者に金を配って自分に投票してもらうことが目的です。税収を増やしたければ公害を出す車と燃費の悪い車に課税すれば、新車の販売も増え、化石燃料の輸入も減り、国民も健康になるのです。燃費のいい車の購入費用を政府が負担する必要はない。耐震基準に満たない5階建て以上の建物は10年後に課税すると決めれば、建設業は潤い、廃墟となって放置された不動産は再活用され、日本が安全になるのです。 一般家庭で支出を減らしても収入は同じですか? https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h25.pdf
お礼
規制強化による税収アップ作戦ですね。 それって単なる増税と何が違うのかという話です。 マクロでみると同じ事になるのは経済学の常識 ありがとうございました。
- area_99
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収入は後からで、支出が先払いだから。 元々税収は80兆円あったんです。 バブルが弾けて40兆円になりました。 じゃ~翌年から人件費を-50%に・・・できませんよね? 一般のサラリーマンでいえば、首吊りもんです。 40万円貰ってた人が20万円になります。 サラリーマンは引っ越せますが、国は引っ越せません。 一部分だけで家計と比べてもナンセンスなだけですね。
お礼
そのとおりですね。ありがとうございます。
- vaf326
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サラリーマン家庭においても収入は減りますよ。 例えば不景気のため残業時間の縮小、賞与の減額等でサラリーマンも減る要因は多々あります。 TV等で、年収減が放映されています。 経済活動収縮で税収が落ち込む国家予算と同じ事が言えると思います。 同じ理由で所得も減ってしまいます。
お礼
ありがとうございます。でも、もう一度質問をお読みください。 家庭において他の要因で収入が減ることはあっても、あなたの家だけの 支出を減らしたことが原因で、あなたの収入が減ることはないですよね。 国においては支出を減らすことで間違いなく収入(税収)が減るのです。 だから借金返済が目的なら支出を減らすことに意味はないのです
お礼
ありがとうございます。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8874608.html 「庶民のための経済成長戦略」という題で質問しています。 そこの回答でも書いていますが、小出しは心理的効果が 小さくなるので、日本は大きな政府で行くんだという色を 出してほしいものです。 私は庶民を食い物にする「グローバルスタンダード」とか 「規制緩和」とかは必要ないと信じています。