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経済に家計の原則は当てはまるか?
とある記事にこのような事が書かれていました。 「経済を個々の企業と同じ方法で分析することはできない、ということだ。個々の企業にとって、コストを削減することは理にかなう。世界が同じことをしようとすれば、単に需要を縮小させるだけだ。個人は自分の所得を全部使わないかもしれないが、世界は全部使わなければならないのだ。」 記事に書かれているように、需要を収縮させてはいけない、極論すれば無駄遣いをして浪費することを求めることはおかしくないでしょうか? 家計で考えれば、その家でいくら買い物をしたかの数値は「豊かさの指標」としては当てはまるかもしれませんが、健全な家計を表す指標とは言えませんよね。 家計が健全か否かは預貯金や資産の量や収入の量、そして収入に見合った支出に抑えられているかが指標になると思うのです。 今回のサブプライム問題は収入に見合った支出に抑えられなかった事が原因だと思います。 そして、この問題に気付くのが遅れた理由として、浪費すればするほど豊かであるとする経済システムが、問題に気付くのを遅らせたのではないでしょうか。 例えばGDPと言う経済指標が重視されていますが、GDPこそはまさに浪費ばかりを追求する現在の経済システムの象徴的な指標だと思うのです。 GDPと言う経済指標には今回のサブプライム問題などの問題を防止する機能や目的はないと思いますが、GDPを経済指標に据えずに、家計の健全性を表す指標のようなものを経済指標に据える事は、はたして可能でしょうか?
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noname#97610
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noname#76629
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お礼
お礼が遅くなってしまいました。 結局自分の知識が足りずに答えが出ないままです。 少し考えた結果思い付いたことは 資本主義は金を持っていない経営者が金持ちの資本を引き出す為に生まれた経済システムで、その経済システムが成熟し、金持ちのみならず市民の資本までも引き出す方向に至ったのではないかと。 GDPが注目されるのは、投資をする側に必要な指標であり、つまり投資をする市場として成長性があるのかを知るために必要なんじゃないか? だとしても成長を追い続けなければいけない経済システムはいつか破綻するのではないか? いろいろ思いつきましたが、今回はこれでいったん締め切らせていただきます。ありがとうございました。