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戦国時代の文字について
戦国時代に使われていた文字について勉強したいのですが、あの文字に名前などあるのでしょうか。 武将達が手紙などを書く時に使っていた文字です。
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戦国時代だからと言って特別な文字を使っていた訳ではありません 従いまして特別な名称はありません。 下記のサイトをご覧下さい 第3回 「小一郎同然」と記した官兵衛に宛てた秀吉の自筆書状 www.rekishijin.jp/kurodakanbei/sudou/第3回-「小一郎同然」と記した官兵衛に宛てた秀... 黒田家文書とよばれるものの中にある黒田孝高(通称 官兵衛)宛ての秀吉自筆の手紙の写真があります 第6回 官兵衛宛の信長の手紙 - 歴史人公式ホームページ|歴史人 www.rekishijin.jp/kurodakanbei/sudou/第6回-官兵衛宛の信長の手紙/ 同じく黒田孝高宛ての信長の手紙の写真があります 岐阜県 : 11徳川家康書状 www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku-bunka-sports/shakaikyoiku/kankeik... 藤堂高虎宛ての家康の書簡の写真があります 切支丹(キリシタン)禁制の高札を撤去 - 「明治」という国家 - 明治時代年表 meiji.sakanouenokumo.jp/blog/archives/2008/02/post_574.html 慶応四年に立てられた高札の写真があります 最後の慶応四年に使われていた文字と家康や信長の書簡の文字になにか違いがあるように思われますか 戦国時代を含んで古文書と呼ばれる文書にはいわゆる旧漢字が使われています 手書きですので書体としては草書体が使われます。 草書体つまり崩し字の書き方には統一された明確な基準がありませんでした。 習慣的なものでした 結果として個人の個性つまり書き癖が出てきます。 上記の秀吉の書簡を見て下さい。実に個性豊かです。 戦国時代の武将が正式な文書を作る場合には祐筆とよばれる専門の書記官を使いました。 この祐筆の連中が使う崩し字が標準のような役割を果たしていました。 文章は漢文が多用されました カナ書きの部分は変体仮名とよばれる漢字を崩したような文字が使われました。 変体仮名も現在のような基準は無く習慣的に使われていました このためおなじ「あ」でも複数の文字がありました。 現在もお蕎麦屋さんの看板などに使われています。 下記のサイトに一覧表があります 変体仮名を調べる 五十音順一覧2 www.book-seishindo.jp/kana/onjun_2.html 勉強されたいとのことですが下記のようなサイトがありますので参考にして下さい 古文書解読チャレンジ講座 -東京都公文書館- www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0703kaidoku.htm 古文書解読 に必要なワンポイント アドバイスもあります 実際の古文書が多数掲載されています 古文書なび-古文書解読支援サイト komonjyonavi.web.fc2.com/ 古文書を読むための勉強用書籍が紹介されています いずれにしましても古文書用の特別な辞書が必要になります 専門家でもこのような辞書を使っています。 名前の下などに書かれているサインは花押と呼ばれます。 花押についてはWikipedianaなどをご覧下さい
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- nene-k
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『くずし字』で検索かけてみてください。 参考になるサイトが、たくさん出てくると思います。 ちなみに、この「静岡県立中央図書館」のサイトなど↓ http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/history/kuzushi.html すごく丁寧に解説してくださってます。 頑張れば、このサイトだけで、古文書が読めるようになれるかも知れません。
お礼
回答ありがとうございます。 サイトだけで古文書が読めるようになる(かも)ってすごいですね! 頑張ってみます。
- chiha2525
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お手軽には、変体仮名を覚えるだけでも、そこそこ読めるようになる、かもしれません。 1文字について3~5文字、全部で300程度と言われています。ひらがなカタカナで100覚えているわけで、結構簡単らしいです。 昔の人は、同じ音の文字を(文章中で)異なる文字で書くのがカッコイイと思ってたりしたので、わざと違う文字を使って書かれていたりするようです。
お礼
ありがとうございます。 変体仮名……なるほど。そう色んな種類があると手紙でのやりとりでトラブルが多発していそうですね。
- phj
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戦国時代の手紙にある、流れるようにつながっている文字は「草書体」といいます。現代でも習字などで草書体を教えていますので、習うことはできるでしょう。 また人によっては、一文字一文字しっかり書いた「行書体」を使うこともあり、行政文書・法律文書のような読み取りに確実性が求められるものは、行書だったようです。(鎌倉時代ですが、吾妻鏡は行書体です) 手紙はすぐに書いて送らないといけないので、早く書ける草書が利用されたのでしょう。 花押は、武将がサインをするために利用した文字の形式で必ずしも自分の名前を使っているわけではありません。現代でも大臣が法案にサインをするときは花押が使われています。 ハンコは管理が難しかったこと、ハンコだと武将が死んでも押すことができてしまうこと、などから花押が利用されたものです。 ちなみ、現代の文字は「楷書体」です。
お礼
草書体、というのですね!ありがとうございます。 以前戦国武将達の手紙が展示されているところへ行ったので気になっていたのです。時折読みやすい人がいたのは、行書体というものだったのかもしれません。
- 4017B
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たぶん「花押(かおう)」の事を言ってるのだと思います。 >Wikipediaの解説: 花押 - http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E6%8A%BC 違ってたらごめんなさい。
お礼
回答、ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
詳しくありがとうございます。歴史に興味があり、古文書がよめたらなと思っていたので、勉強用の書籍のリンクまでありがとうございます。 辞書もあるんですか!本当にありがとうございます。