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Muse細胞はSTAP細胞??
Muse細胞 http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100337.html Muse細胞って幹細胞なのですね。 Muse細胞で皮膚細胞を作成。 これって、Muse細胞はSTAP細胞ですか??
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どなたもお答えしませんので,専門ではないですが…Muse細胞とSTAP細胞(あると仮定して)は,全く別なものです。 簡単に言えば,我々成体でも傷を負っても直りますが,これは分化していない細胞である幹細胞で傷が修復されるためです。Muse細胞は,成体が本来持っている多能性幹細胞を分離したものです。 一方,STAP細胞は,分化した細胞を未分化の多能性幹細胞に変えて,新たに作出したと主張していたわけです。多能性幹細胞を分離したものと新たに作出した違いです。 方法は,東北大学の出澤真理教授がMuse細胞を分離した方法を,小保方さんがまねたものですから細胞へのストレスのかけ方等は同じです。
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- larme001
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いわゆる「間葉系幹細胞」に類する一種の多分能をもつ細胞として、東北大の教授が生体内に存在するとして報告しているものです。ただし、一応多能性マーカーの一部は若干発現していたりするそうですが、テラトーマ形成能(※ヒトiPS細胞での現時点での最も強力な万能性の指標)はないなど、性質ははっきりと違います。この辺の業界では、生体内の色々な多能性幹細胞の存在を提唱する科学者がいるんですが、結局のところ存在するのかしないのか、あるいは存在するとしてそれらが生体の機能に何らかの影響をもっているのかいないのかということについてはまだ議論されていますが、有名な幹細胞研究者は全体的には否定的なヒトが多いです。 STAP細胞は、万能性やさらに全能性と言ったところまで踏み込んだかなり挑戦的な提唱をしています。さらに、一度分化した細胞を特定の処理によって完全な多能性までもどしていると言っています。この2点の証明というのはマウスの細胞であってもかなり大変で、1.厳密”分化後”の細胞がもどったという証明、2. できた細胞の性質(全遺伝子発現プロファイルなどのグローバルな状態や分化機能について)をふまえて評価する必要があります。よって、一部の多能性マーカーが出ているかどうかとか特定の細胞に試験管培養系で分化誘導できたということとは雲泥の差があります。そういうわけで、Muse細胞というのはSTAPとの議論レベルが違うというのと、MUSE細胞というものが存在するとして定義されているものはあくまで「多分化能」の一部で、それは提唱している本人もきちんと述べていると思います。ただ、間葉系幹細胞というものの厳密な定義もじつは曖昧だったりはしますので、純粋にそういう細胞が存在して、色々使い道があるよ、という研究としては純粋に面白い研究ではあります。
補足
あっそう。ゴチャゴチャした説明でわかりにくいですね。 >試験管培養系で分化誘導できたということとは雲泥の差があります。 分化誘導できたと言う事は多能性幹細胞です。 培養系の工夫によって、胃でも肝臓でも、肺でも できる事でしょう。 いまはその培養系を知らない、ワカラナイだけです。 STAP細胞はiPS細胞より原始度が上です。 なぜなら、iPS細胞では出来ない胎盤すらも形成されるからです。 STAP細胞は、4個の山中ファクターにPrincess遺伝子を 追加すると出来ます。 今年中に作出するつもりでしたが、もう12月。 間に合いそうにない。 作出は来年になりそう。
- kamobedanjoh
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URLに説明されている通り、単なる細胞増殖です。 ヒトのメラニン産生細胞を増殖させ、貼付薬や化粧品のように製品化するだけのことです。 STAP細胞でも幹細胞でもありません。
補足
そのURLの下の所で以下が書いてあります。 ------------------------------------- 【用語解説】 ※1 多能性幹細胞 Muse細胞、iPS細胞、ES細胞等のヒトの体を構成する多くの細胞への分化能を有する細胞 ------------------------------------ もっとも貴方が自らの論拠で 多能性幹細胞と認めていないと言うなら別ですが。 この世界で多能性幹細胞は公認のようです。
補足
こんにちは。 コメントありがとう。 たしかにそのようです。 Muse細胞は骨髄に存在するようです。 そこから抽出するのが面倒ですね。 貴方の説明のとおりSTAP細胞とMuse細胞は 違います。 しかし、小保方氏の作出したSTAP細胞は多能性幹細胞 であるMuse細胞だった可能性が出てきました。 小保方氏がSTAP細胞から作出したキメラマウスの胎児。 http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_SV3.html は何だったのでしょうか?? これは、小保方氏が作出したSTAP幹細胞から 若山教授が造ったキメラマウスの胎児の映像です。 小保方氏の研究室に今でも冷凍保存してあり、 CDBの調査委員会は調べたものと思われます。 しかし、その調査結果は公表していません。 今後もないと思われます。と言うかそれすらも結論が 出なかったと思われます。 遠藤氏の指摘のES細胞+TS細胞混入説も 私には説得力がありません。 上記の映像の胎児がMuse細胞だったとすれば もっとも自然に説明がつきます。 なので、今では私は、小保方氏はMuse細胞を作出したと 信じています。貴方はどう思いますか??