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こんにちは ４００年前というとオランダのチューリップ狂時代と、その後のデフレのことを言っているのだと思います。新興国のオランダは、独立を勝ち取ると、周辺国の混乱にも助けられ、オランダ海上帝国と呼ばれるような貿易立国として急激な繁栄を迎えます。そのため、急激な経済成長と、物価・賃金の急上昇、需給バランスが崩れ、それが投機を呼び、利益が更なる投機に結びつき、資産・資金を持たない庶民も投機に参加するようになり、ある日突然の価格の暴落から経済の崩壊に至るとされていました。現代の経済上昇期・バブル期と、暴落・不況期と同じような軌跡をたどっているとされます。 以上は４０年ほど前に習ったチューリップ狂時代に関する概要ですが、現在では、名称もチューリップ・バブルとなり、暴落の影響も軽微だったのではないかと言われています。また、このような景気上昇と後退はサイクル的に起こっていたとの考え方が現代では有力です。 なお、近世ヨーロッパにおける不況として名高いのは、このほかに１８世紀初め（３００年ほど前）の事件ですから南海泡沫会社事件、ミシシッピ計画会社事件などがあげられます。 チューリップ狂時代 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB 南海泡沫会社事件 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E6%B3%A1%E6%B2%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6 ミシシッピ計画会社事件 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%94%E8%A8%88%E7%94%BB 以上、簡単ですが参考まで。
