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尊厳死についてですが。

ブリタニー・メイナードさんが尊厳死したことが先日話題になりました。 処でカソリックでは尊厳死(自殺)は禁じられていますが、仏教では尊厳死は認められるのでしょうか。自殺すれば地獄に落ちるそうですが尊厳死という意味で、仏教では苦しみを逃れる為の医療中止は良いとされるのでしょうか。

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回答No.1

尊厳死と安楽死は全然性質が異なります。 尊厳死とは、重病人に医療を施さないで、自然死を待つことです。患者が医療を拒否することもあります。 安楽死とは、死に直面しての痛苦を怖れ、自殺またはその幇助を依頼することです。 仏教界には「即身成仏」という奇策がありました。 飲食を絶って自然死を待ち、ミイラ化すること。何人かの僧侶が試み、成功すれば大僧正並みに崇められました。 仏教が安楽死を認めているとは思えませんし、即身成仏も特定宗派の独りよがりでしょう。 死の苦しみは、人生を全うする際の通過儀礼的痛苦であり、避けることは出来ません。例え安楽死を選んだとしてもです。 仏教にも病気平癒ための色々な修法が伝えられています。 尊厳死や安楽死が認められていたなら、念仏や般若心経も意味が無いことに成り、仏教の自己否定でしか有りません。 用語の意味も誤解のないように気をつけて。

noname#203938
質問者

補足

早速の回答、有難う御座いました。 私がこの件で「尊厳死」を使ったのはB・メイナードさんの件で日本のマスコミが海外誌でのdeath of dignityから「尊厳死」としているからです。 今回の事件はB・メイナードさんが無駄な医療を中止して自らの意思で自分の生命をお終いにすることと理解しています。 B・メイナードさんの場合は余命が幾許しかないと宣言され、腫瘍による苦しみが耐えがたいので薬剤で自殺したという事件です。 この事を貴方は尊厳死、安楽死どちらだとお考えでしょうか。 貴方様こそ言葉の意味を熟慮されては如何でしょうか。 私は、医療を拒否して生存を望まず、命を絶つことを自ら望んで実行するのが尊厳死、本人の意思如何に関係なく家族の意思で延命医療を中止し寿命を終わらせる事が安楽死と考えますが如何でしょうか。 貴方様のお答え、自然の成り行き、仏の意思に反して、自ら又は周囲の意思で寿命を絶つ事をお釈迦様は望んでいないと言う事は判りました。 尊厳死、安楽死は宗教では許されていないという事でしょう。

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