※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:古典について答えてください 大和物語 生田川)
古典について答えてください 大和物語 生田川
このQ&Aのポイント
生田川での悲劇的な出来事を描いた『大和物語』について解説します。
物語から浮かび上がる人々の心情や思いを繊細に描かれています。
『大和物語』は古典文学の傑作であり、日本の文化において重要な位置を占めています。
本文
親ありて、 「かく見ぐるしく年月を経て、人の嘆きを(1)いたづらにおもふもいとほし。
ひとりひとりび(2)あひなば、いまひとりが思ひは絶え(3)なむ」 といふに、女、 「ここにもさ思ふに、人の心ざしのおなじやうなるに(4)なむ、思ひわづらひぬる。さらばいかがすべき」 といふに、そのかみ、生田の川のつらに、女、平張をうちて(5)ゐけり。
かかれば、そのよばひ人どもを呼びにやりて、親のいふやう、
「たれもみ心ざしのおなじやうなれば、このをさなき者なむ思ひわづらひにてはべる。 今日いかにまれ、このことを定めてむ。あるは遠き所よりいまする人あり。あるはここながらそのいたつきかぎりなし。これもかれもいとほしきわざなり」
という時に、(6)いとかしこくよろこびあへり。
「申さむと思ひ(7)給ふるやうは、この川に浮きてはべる水鳥を射たまへ。それを射あてたまへらむ人に奉らむ」
といふ時に、
「いとよきことなり」 といひて射るほどに、ひとりは頭のかたを射つ。いまひとりは尾のかたを射つ。
そのかみ、いづれといふべくもあらぬに、思ひわづらひて、
すみわびぬ わが身投げてむ 津の国の (8)生田の川の 名のみなりけり
とよみて、この平張は川にのぞきてしたりければ、つぶりとおち入りぬ。
親、あはてさわぎののしるほどに、このよばふ男ふたり、(9)やがておなじ所におち入りぬ。
ひとりは足をとらへ、いまひとりは手をとらへて死にけり。
1、
(7)の『給ふる』の敬語の種類を答えてください
2、
(8)の『生田の川は名のみなりけり』と詠んだのはなぜか。次の中から一つ選んでください
1、川面に泳ぐ水鳥が矢で殺されてしまうから
2、人はいずれ死んでしまう運命だと思ったから
3、今から身を投げて、自分は死んでしまうから
4、自分に一生付き添ってくれる人がいないから
3、
登場人物である『女』が、他の語で表されている。その語を本文から抜き出してください。
よろしくお願いします