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「クラシック」の語源について

クラシック音楽、と言います。いつ頃からこのクラシックという言葉が使われだしたのでしょうか? 少なくともハイドンやモーツァルトは「自分らが作っている曲はクラシックだ」とは思っていなかったと思うのです。当時はそれこそ時代の先端のモダンな曲だったのでしょうから。 ひるがえって現代、多分黛敏郎などは「自分が作っているのはクラシックだ」という認識があると思います。 一体いつ頃「クラシック」という音楽のジャンルが確立し、認知されたのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • -miu-
  • ベストアンサー率63% (12/19)
回答No.3

【クラシック:class(上等)が語源;流行に流されない普遍的な内容を兼ね備えているもの】 クラシック音楽は、ただ単に古い音楽だからクラシックと呼ばれているのではなく、時代や世代の垣根を越えて普遍的な美、清らかさ、悲しみ、希望、喜び、などを表現しています。 けれどもクラシック音楽の中のさまざまなジャンルが確立された時期は試験にもだせるくらいにはっきりしていますが、クラシックそのものといえば...あいまいですよね。 「暗黙の了解、これがクラシック音楽」って感じで、きちんと説明してくれてるの、見たことないし。 私なりに思うのは、"記譜されはじめてから現在までの幅ひろ-ぃ音楽"...かしら...??? 現代音楽の無調とかへ-んな楽譜とかもクラシック音楽の一種だし、それなら五線譜以前の絵みたいな楽譜でかかれたものも含んでもいいんじゃないかな-...とか思います。 しかし、とりあぇず。 起源は"西洋の音楽""ヨーロッパの音楽"であることは間違いないです。 (たぶん...です...ごめんなさい...) クラシックのイメージについて、おもしろく、わかりやすく、自分の考えを述べている方がいらっしゃいますので参考に、サイト、みてみてくださいね♪ なお、芸術学的には、 モダン音楽とは、1900年代から主流となった"今までにない、いつも新しい、人のやらないような音楽"というものです。例えばジョン・ケージ(John Cage)。騒音、雑音、無音でさえも音楽。 けれども、世間一般でいうモダン音楽は少し意味合いが違うような気がします。 よくわかりません。 わからないのに何を言いたかったかというと、 ハイドンやモーツァルトは、当時でいう"ポピュラー音楽"を創作していた、ということです。 【ポップス:people(大衆)が語源;その時代の最先端の空気を反映したもの】 "現代音楽"も今はジャンルとして成立していますが、私は次のジャンルが確立されたとき、そのネーミングは変わるのではないかと思っています。(...どぅだか...???...) まとまってない文章でほんとごめんなさい。 でもこの質問をみた正直な感想は、 "そぅぃぇば...なぜ知らないんだ???"って感じで衝撃的でした。 ありがとうございました。

参考URL:
http://www002.upp.so-net.ne.jp/genepro/r/r030923.htm

その他の回答 (4)

noname#7772
noname#7772
回答No.5

クラッシクと言う言葉は、本来”古典復興"という文化全体の運動から由来する言葉でしょう。この場合 の古典とは”ギリシャ/ローマ”を意味します。ギリシャ/ローマ文化を規範とした文学やそのほかの文化活動を”古典派”とか”古典主義”と言います。従って、いわゆる”クラッシク”音楽と言う用法は本来の意味からはズレテいますね。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンは間違いなく、クラッシク(古典主義)音楽運動の真ん中に活動しております。その時代の現代音楽家ですね。 私は、!クラッシク音楽”を”ポプピュラー音楽”と対比させる用法は本来の意味からは大きくずれた、むしろ間違えた用法と思います。従って、私は”クラッシク音楽”というジャンルは”ないもの”と考えております。

massaur
質問者

お礼

ありがとうございました。僕もクラシックもポップスもない、いいものはいいんだ、と思います。 でも世間的にはクラシックという言葉が定着していて、「この曲はクラシックか否か」という問いに対しては多分多くの人が同じ答えを出すだろうと思います。それが不思議です。

noname#7978
noname#7978
回答No.4

ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンまでの、一般的に「古典派」と呼ばれている用語は、19世紀初めに、古い時代の音楽を復興するという運動が起こったときに、A.F.ティボーという人が「古典的なもの」という概念を提示したことによって、一般化したとされています(NEW GROVE 音楽事典という辞書があって、音楽の一番の専門の辞書ですが、そこには、そのようなことが書いてありました)。 ただ、ご質問の内容は、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンがいつから「古典派の音楽」と呼ばれるようになったのかではなく、おそらく、一般的な「クラシック音楽」という用語ですよね。ハイドン、モーツァルトを含めて、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナーなどの・・。 これらの音楽をいつから「クラシック音楽」と呼ばれるようになったかは、きちんとした定義がありません。流行語と同じで、例えば、アムラーという言葉がいつから誰が言い始めたのかとか、デパ地下という言葉がいつから定着したのかとか、おいでおいでのポーズがいつから誰が初めて一般化したのかとかが、はっきり分からないように、気がついたら、いつの間にか、ハイドンを含め、ショパン、シューマンの音楽を「クラシック音楽」と呼ばれるようになっていた、と考えるのが適切だと思います。 ただし、現代音楽(1945年以後の前衛の音楽~今に至るまで)の音楽を、「クラシック音楽」と呼ぶのは、ショパンやシューマンのような音楽とは、作曲する行為そのものの考え方が違ってしまっているため、現代のたいていの作曲家は、自分が作っている音楽が「クラシック音楽だ」という認識は持っていません。 というのも、新しい音楽を想像するのが作曲をするという行為なので、今の時代に、そんな古くさい「クラシック音楽」なんてやっていたら、時代遅れで、革新性がない音楽になってしまい、専門家には見向きもされません。 黛敏郎は革新的な人物で、世の中の動向をよく見て、音楽を書いた人なので、戦後はテープ音楽や空間音楽、電子音楽、偶然性=不確定性を、自らの音楽に取り入れた作曲家です。もちろん、生活費のために、一般のアマチュア向けの分かりやすい音楽を書くことはありましたが、真の音楽活動はそれとは全く別のものなので、「自分が作っている曲はクラシックだ」という認識は、持っていないです。持っていたらならば、テープ音楽、電子音楽、空間音楽、偶然性=不確定性を使用した革新的な音楽は書けないです。 クラシック=伝統、伝統=古くさい、時代遅れ、という公式が今の多くの現代の作曲家にあるので、今の作曲家にクラシックを書いているという意識はないですが、通常、世の中では、鳴り響くもの全てが音楽、作曲家が作るもの全てが音楽、という認識があるので、ショパンやシューマンの「クラシック音楽」とは、意味そのものが全く違う前衛の音楽や現代の音楽まで、全てひっくるめて「クラシック」という人は多いです。そしてそれでも人は理解するし、通じます。だからそれはそれでいいのですが、武満徹や黛敏郎の音楽をクラシックの伝統から離れて、伝統の否定を前提に作曲していたので、通常の「クラシック音楽」とは意味が違います。

massaur
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに黛敏郎がチャレンジングな曲作りに励んだというのは事実だろうと思います。 僕にはなんとなく(全く個人的なものですが)「クラシック音楽」という名前には「普遍的音楽」というような意味合いが込められているような気がします。ポップスの様に一時のはやりではなく、何百年も生き延びる、というような。そういう意味で黛敏郎が「自分はクラシック音楽を作っているのだ」と思っているのではないかな、と思ったのです。

noname#145676
noname#145676
回答No.2

 手元にあるその名も「クラシック音楽事典」によると、クラシック音楽の項目には、 「『クラシック』という言葉には本来、……『不朽の価値をもつ作品』を形容する語であり、音楽では19世紀以来『古典派』がそのようなものと考えられた。転じて、古典派を典型とする西洋の芸術音楽全体を、ポピュラー音楽と対比させてクラシック音楽とよぶ」とあります。  現代音楽でも、その根底規範に古典派音楽があるのでしたらそれはクラシックだということかと思います。

massaur
質問者

お礼

ありがとうございました。 ベートーベンが死んだのが1827年ですから、「19世紀以来」というとベートーベンの頃からクラシック、という言葉があったのでしょうか?クラシックが必ずしも「古典派」を意味しない、というのはNo1様のご指摘のとおりだと思いますが、ベートーベンが生きている頃か、死んで間もない頃から既に「古典派」という言葉が生まれたのでしょうか?これは私には信じられませんが・・・

  • ChM
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回答No.1

クラシック(classic)を「古い」「古典的」と解釈しておられませんか? もちろん、それも間違いではありません。 でも、手もとの英和辞典2種でこの単語を引いてみましたら、「古い」に先行して、 <芸術品などが>第一流の、最優秀の、きわめて優秀な といった訳語が出ていました。「classic」の原義は「of the highest class」だとのことです。この意味だったら、昔からクラシックがあって、現代作品にもそれがあっても不自然ではないでしょう。 ちなみに「classical」は、「古典的な」といった訳が最初に掲載されています。

massaur
質問者

お礼

ありがとうございます。 でも私が知りたいことはそういうことではありません。

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