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硝酸について
硫酸には濃硫酸と希硫酸がありますが、硝酸にも濃硝酸と希硝酸があるのでしょうか?また、違いなども教えていただけないでしょうか? 濃硝酸は水と混ざった状態なのでしょうか? 回答よろしくお願いいたします。
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- hayasitti
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>硝酸にも濃硝酸と希硝酸があるのでしょうか? ありますよ。 >違いなども教えていただけないでしょうか? 基本的には濃度の違いだけです。濃ければ濃硝酸、薄ければ希硝酸です。 ただ、硫酸のように化学特性がガラリと変わることはありません。 また、その濃度の定義もあいまいなのが実情です。 (たとえば、硝酸を製造する工業分野では、まだNO2が溶け込む余地がある硝酸は10Mであろうとも希硝酸と呼ぶそうです。) >濃硝酸は水と混ざった状態なのでしょうか? はい。通常飽和安定状態である、市販の硝酸は約70wt%(比重1.42、15.6M程度)で、残りの30%は水です。 そういう点では塩酸と似ています。(塩酸はだいたい36wt%が市販の濃度。) さらに、上記の濃硝酸に無理やりNO2を溶かして作った発煙硝酸というものもあります。 これはものによっては硝酸濃度が97%(比重1.52)を超えます。 名前の通り、発煙(褐色、または白色の煙が出る)するのが特徴です。 ただ、濃硝酸・希硝酸と違って、濃硝酸と発煙硝酸は明確な区別がありますね。 以上、参考まで。
- technatama
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#2です。 誤字がありましたので訂正します。 5行目と6行目の「濃硫酸」は、「濃硝酸」でした。
- ORUKA1951
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濃いのが「濃」、薄いのが「希」です。 最も濃い状態--水に対して--が濃です。 濃塩酸 希塩酸 濃酢酸 希酢酸 とは言わないが 無水酢酸 がある。 濃硝酸 希硝酸 発煙硝酸もある これらの濃と希の関係は皆異なります。単に濃度の場合もあるし、そもそも異なる物質と考えたほうがよいものもある。 ・塩酸、硝酸は、そもそも何(状態)でしたっけ これが分かれば、理解できるはずです。 塩化水素( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0 ) 塩酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E9%85%B8 ) 硝酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%9D%E9%85%B8 )
- technatama
- ベストアンサー率45% (416/918)
硝酸にも、濃硝酸と希硝酸があります。 単に濃度の低い硝酸のことを希硝酸と言うのですが、その濃度については特に定義されているわけではありません。 水と任意の割合で混ざり、水溶液は酸性となります。 濃硫酸は、消防法で危険物第6類に指定されています。 濃硫酸と希硝酸は、同じ化学式でありながら、その濃度の違いで、異なった別の反応を示すことがあります。 現在市販されている商品の例として、下記情報を示しておきます。 日本化成(株)の商品 『濃硝酸(98%)』 http://www.m-kagaku.co.jp/grproduct/company/nkchem/nkchem/product/1193779_4476.html?category=chemical 『希硝酸(67.5%)』 http://www.m-kagaku.co.jp/grproduct/company/nkchem/nkchem/product/1193778_4476.html?category=chemica
- doc_somday
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>濃硝酸は水と混ざった状態なのでしょうか? 一応その通りと言っておきます、少しメンドイのでwikiに押し付けます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%9D%E9%85%B8 硫酸と違い、濃度による違いが余り無く、常に酸化性です、便利だが肌に触れると薬焼が出来、昔は化学屋の代名詞みたいで、シャーロック・ホームズとワトソンが出会った時硝酸焼けだらけだったと第一作の「緋色の研究」に出て来ます。常に気体を発生させているのでとても嫌。 なぜ硫酸は濃硫酸と希硫酸を区別するかは御存知ですね。 濃硫酸は吸湿性があり、加熱すると硝酸同様の酸化性を発揮する恐い奴。 希硫酸にはそんな危険性は無くガスを発生しないので、滴定では便利。