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カンボジアの硝酸事件について
- カンボジアで起きた硝酸事件について、女優の美少女が政府関係者の愛人となり、妻に復讐され硝酸をかけられたという衝撃的な事件が起きました。
- 被害者は何度も手術を繰り返し、26歳になった現在でも元に戻ることはありません。彼女は自らの声を世界に知らせるために活動しています。
- カンボジアではこの事件が特別なケースではなく、政府関係者の愛人問題や復讐事件が頻繁に起きています。
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日本では、硝酸、硫酸とも毒物劇物取締法の対象物質ですから、誰でもが簡単に購入できるわけではありません。 濃硝酸をを一定量以上購入するには危険物乙6類または甲種危険物取扱者および毒物劇物取扱者の資格が必要。濃硫酸を購入も同様です。 なお、少量であれば取り扱っている薬局や試薬の問屋で購入できます(身分証明書の提示が必要)。ただ、その際、目的を尋ねられますし、怪しまれれば販売しないように指導されていますから、実質、一般人が簡単に購入はできません。それに、町の薬局だと常備はしていないでしょうから取り寄せでしょう。 この辺の取り扱いは基本的には先進国であれば大差ないと思いますが、カンボジアだと銃器ですら満足に取り締まれていませんから、十分な取り締まりは無理だと思います。 昔は日本でも、晴れ着に硫酸を掛けるような事件が毎年正月に報道されていましたが、最近はほとんど聞きません。やはり「金持ち喧嘩せず」(逆に言えば「貧すりゃ鈍す」)ならいいのですが、社会が麻痺し始めているのだとすると怖いですね。 硫酸はH2SO4、硝酸はHNO3で全く違う物質です。ただ、濃度の高い液体はどちらも皮膚を侵しますから危険です。簡単に言うと、硝酸は焼く、硫酸は溶かすになります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%9D%E9%85%B8 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%85%B8
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- ultraCS
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#1です、ちょっと余談 晴れ着に硫酸をかけるというのは、昭和40年(1965年)に大量発生してけっこう被害が出ていますね。それ以前にもあった事件の模倣犯だと思うのですが、他の例は見つかりませんでした。 http://www.geocities.jp/showahistory/history05/topics40a.html 鍍金工場や化学工場などでは必要な薬品ですから、流通を停めるというのは社会的影響の方が大きすぎます。猛毒の青酸ソーダも鍍金では使います(事件で青酸の出所が鍍金工場というケースはありました)。工場では、こういった薬品を厳重に管理することに法律で決まっていますが、管理者が持ち出したという例もありましたから、結局は犯罪は薬品が侵すのではなく、人が犯すと言うことです。 硫酸や硝酸はまだしも、青酸などは大量無差別殺人につながりますが、そういう事件は、帝銀事件と青酸コーラ事件、グリコ・森永事件(死者無し)くらいが大事件ですから、やはり、日本は治安がよいと言っていいと思います。 ほかに農薬を使った事件がいくつか起きています(パラコート事件等)。まあ、和歌山カレー事件もその範疇ですかね。
お礼
昭和40年代!そうなんですか。そのころは薬品の管理も今ほど厳重ではなかったんでしょうね。 2度にわたり、大変わかりやすく丁寧なご回答を頂戴し、ありがとうございます!!
お礼
ありがとうございます! >昔は日本でも、晴れ着に硫酸を掛けるような事件が毎年正月に報道されていましたが、 >最近はほとんど聞きません そうなんですか! 日本における具体的な事例をご紹介頂きありがとうございます。 昔というのは、どのくらいのことなのでしょう? 結構、戦後でも(昭和20年代、30年代など)あったのでしょうか? すごく恐ろしい物質?液体?という印象を素人ながらにもったのですが、 きっと有効な使われ方もしているのでしょうね。工場などで物を作ったり 薬品を作ったり、その他いろいろ活躍しているんでしょうね。 >簡単に言うと、硝酸は焼く、硫酸は溶かすになります はあ~っ なるほど。 素人の私には、こういう説明、大変たすかります!