「We received half of our order today.」という表現について質問があります。
a one-week extension
どなたかお願いします。
大学受験以来、英語を離れていた者です。
ビジネス英語の参考書に、下記の例文がありました。
Could you please possibly give us a one-week extension of the delivery deadline?
なぜ、one-week の前に a が付くのでしょうか?
どんなニュアンスがあるのでしょうか?
同じ本の中に、下記の例文もありました。
We are sorry to say that we can't offer you a 20% discount.
何割引き、といった表現に a が付くのは、慣例だからでしょうか?
それならばなぜ We received half of our order today.という例文では、
half の前に a が付かないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
> Could you please possibly give us a one-week extension of the delivery deadline?
one-week という語に対して a という不定冠詞を付けたのではなくて、one-week extension という語に対して a が付いています。つまり、extension (延期) という語は、この意味では可算名詞なのです (ごめんどうでなければ、辞書で確認なさると良いかと思います)。
日本語としては似たようなものかもしれませんが、「延期すること」 という意味での extension は抽象的な概念を表しており、数える対象にはなりません。ところが、その文のように具体的に 「何日ほど延期する」 という意味で用いられる場合、「そういう延期は先月もやったぞ」 と言われるかもしれず、そういう場合だと今回が2回目の 「延期」 ということになります。つまり、1回目、2回目、と数えられるということは、それが可算名詞としての用法であるということになります。
> We are sorry to say that we can't offer you a 20% discount.
この場合も、上記の場合とよく似ています。
「値引きすること」 という意味では1つの概念ですが、具体的に 「来週はこれこれの商品を何割引で販売しよう」 という場合の 「値引き」 については、そのつど具体的な数字で表せるもので、すなわちその場その場でのみ意味を持つものです。それぞれが 「固有の値引き」 の割合を持っていることもありえるわけですし、そういう意味で用いられる場合の discount という名詞は可算名詞として扱われます。
「この商品は3%値引きして売ろう。そちらの商品は5%引いてもいいだろう」 となると、「値引き」 が複数あることになります。実際には1つだけでも、複数の存在を許すという意味では、可算名詞であるという判断が妥当になります。
extension は本来抽象名詞ですが、”an” のありなし両方の使い方が出来ます (複数形 extensions もあります)。
伸長、延長を抽象概念として言うときは "a" はつけません。しかし契約の延長という意味で用いる場合はむしろ "an" をつける、あるいは複数にすることが多いのです。
extension of the contract period:抽象概念として言うとき
an extension of the contract period:1回伸ばすと言うとき
extensions of the contract period:1回ならず延長する含みで言うとき
本来材料名である筈なのに a coffee, two coffees と言うのと似ていますね。
難しく考える必要はありません。
1. aは当然extensionについています。
an extensionのところに形容詞を普通に入れれば、
a significant extension
とかなります。
ここに、たとえば、five-weekという複合語で形容詞化したものを入れます。
(ハイフンで結んで形容詞を作ることができます)
a five-week extension
このfive-week(形容詞なので、一部の例外を除いて複数形にしないーーfive-weeksでなくfive-week)が、one-weekだとーー
a one-week extension
となります。
他の例を1つ。
a surprise visitのような言い方のところを
a three-day visit
と言えます。ならば同様に
a one-day visit
と言えるーーこれとまったく同じ使い方です。
以上、ご参考になればと思います。
どなたかお願いします。
大学受験以来、英語を離れていた者です。
ビジネス英語の参考書に、下記の例文がありました。
Could you please possibly give us a one-week extension of the delivery deadline?
なぜ、one-week の前に a が付くのでしょうか?
どんなニュアンスがあるのでしょうか?
同じ本の中に、下記の例文もありました。
We are sorry to say that we can't offer you a 20% discount.
何割引き、といった表現に a が付くのは、慣例だからでしょうか?
それならばなぜ We received half of our order today.という例文では、
half の前に a が付かないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 頂いたご回答はとても理解しやすく、勉強になりました。