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重要な言葉の順序
英語カテと見ていて気になったのが次の質問にたいする回答です。 http://okwave.jp/qa/q8746459.html このうち英語教育関係者であった思われるH氏は回答の中で『(英語では)新情報、重要な情報は後に来るーーという原則があります。』と述べられています。私は英語圏の国で3千人ぐらの職員のいる公的機関の中のただ一人の日本人として30年近く仕事をしていますが、英語では重要な情報が後に来ると感じたことは一度もなく、この回答をみて正直不思議に思います。 逆に、若い時英語を学んでいた頃、日本語は重要な事、肝心な事が文章の後にでてくるので(一例として、~ない、のような文の否定)最後まで聞かないと話が分からない、だから同時通訳するには注意が必要、ということを先生から聞いたことがあり、それには納得しました。 皆さんはどう思われますか?
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- sknuuu
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そもそも"重要な情報"とか"新情報"というくくりは何で判断しているかわからないです ましてや「原則」というのは誰が決めたんですか THEY gave me the book to me. とtheyにストレスをつければ、theyが新情報、重要情報になります ましてや、"the" bookとしているのだから、bookはもともと重要ではないとも言えます 知ってるんだから 新情報とかだったら、THAT bookとかでしょ They gave the book TO ME. と言えば、他の誰でもない「私に」くれたんだと強調するわけです 話している人には、それが重要な情報なわけです この「後に来る」とか「頭でっかちはダメ」とかいうことばかり考えるものだから、なんでもかんでも It is ~ that .....という構文を使いたがる それこそ、この構文は限られた条件でしか使えないということを知らない 文脈も考えず、いきなりIt is ~ thatと始まったら、writingは0点と言っても過言ではないです 私もまだまだ勉強しなければいけないことはたくさんありますが、ネイティヴの文章と日本人学習者の英文で全く違うところは、主語の設定の仕方 そして、ネイティヴは受動態はあまり使わないですね びっくりするぐらい受動態を使わないです 受動態を使うと、情報がどんどん後ろに行ってしまうわけです 結果して、聞いていても、読んでいても、いったい何をいいたいのかがわからない文ができあがります この点は、"新情報"とか"重要情報"の話しと関係ないとは言えないと思います はっきり言って意識しすぎです 一般的に言われていることとも矛盾します 英語はよく、"大事なこと"を最初に(特にwriting)と言われます でも1文だけだったら、重要なものは後にすると言う そうですかね 私はネイティヴの教授に、Paragraph writingなどではmain point (idea)を最初に挙げるというのはきつく指導されましたが、文の中で"新情報はあとに"というのは「一回も」言われたことはありません 要は、文脈の中できちんと前後とのつながりがいい文であれば、その"新情報"とか"重要情報"というのは前に持ってきたり、後ろに持って行ったり それは会話でも同じです たった1文だけで、「英語というものは~だ!」ということを言う人は、何十ページのpaperわ書いたり、何十分ものプレゼンをやったことがない人だと思います
- WindFaller
- ベストアンサー率57% (465/803)
こんにちは。 >皆さんはどう思われますか? 意見として述べさせていただきます。ただし、最近は、あまりここに書いていないので、たぶん、書き捨てになってしまいます。 また、それを書いた方は常連ですから、きっと、ここも読まれることでしょう。 ご本人の前に書くのは恐縮ですが、前回の書き込みを読ませていただいて思うのは、 『(英語では)新情報、重要な情報は後に来るーーという原則があります。』 というのは、言葉の綾(あや)の問題で、言語的には「新情報」という言葉に集約されるはずです。 前回の書き込みのコンテクストを無視し、一部を切り出して、これはどうなんだと追求しても、その内容の正確さは失われてしまうのではないかと思います。 書かれた方は、分かりやすく説明するために「新情報」と「重要な情報」という語を、セットにして使ったのだと思います。 「新情報は、後に来る」というのは、文章の種類にもよりますが、語順の問題で、既知の情報とセットにして話す時に、既知の情報を前にして注意を喚起し、新情報を後にして続かせるのは、多くの言語でも同じではないでしょうか。 This is Mr. Brown. 彼の名前は、未知の情報であり、「新情報」です。 Mr.Brown is my boss. 上司であるのも、「新情報」です。 "They game me the book." の"the book" は、いくつものある本から、どれかひとつを選んだもので、本来は、相手が知らない「新しい情報」として扱っています。 今回のご質問でいう「重要な情報」を先にするというのは、相手が知りたい「重要な情報」は、語順自体の問題ではなくて、話全体のロジックの問題だと思います。それは、その通りだと思うし「重要な情報」は先にするというのは言うまでもありません。しかし、そのコンテクストは、英語という言語のロジックはこういうものだ、という説明をされているわけではありません。その辺りは、まして、長い人生や仕事のキャリアがあるのでしたら、日本語として、斟酌をして解釈してもよろしいのではありませんか?
「原則」とありますね。読み方次第ですが、多くの場合に成り立つ、という意味もあれば、原理と同義で必ず成り立つ、という語義もあります。前者だとすれば、どの程度の多くなのかというのは、言った人の主観によるところが大きいでしょう。そういう場合が多いと思う、ということであれば、特に問題なさそうです。 ただそのことについて、例えば「"What did they give you?"に"They gave me it"とは答えないから、give [人] [代名詞]は間違い」といった、間違った理由づけをするようだと、ちょっとおかしな根拠に基づいていそうだと思うべきかもしれません。whatに対応する答の単語が代名詞ということは、普通はないですから(話し手と聞き手の双方が見えているなどの例外はある)。They gave it to meと言ったところで、何を貰ったのか分からないことに違いはありません。言い方の是非に関係ない部分で不適切です。 閑話休題。notなどの否定語はできるだけ前に出す、といったことなら、おおむね行われています。I think it is not true.よりは、I don't think it is true.(や、対義語でI think it is wrong.)のほうがいい、といった注意は辞書などに記載があったりします。ただ、例えばI believe you won't do that.をI don't believe you will do that.と言うべきかどうかは、ちょっと疑問があったりします。ですので、おおむね。 倒置などを含めて考えると、言いたいことを最初に持って来たり、逆にわざと後にしたりします。 I chose this pen among a lot of pens on the shelf. →Among a lot of pens on the shelf did I choose this pen.(多くのペンの中から、を強調) →What I chose among a lot of pens on the shelf was this pen.(気を持たせて「このペン」を印象付け) 英語に限らず自然言語は豊富な表現力があり、母語については何の気なしに使うし、文章のプロだとさらに訓練したりもします。意味不明にならない限り、いろいろな言い方が許されて然るべきですし、実際にそうしています。 とはいえ、特別な意図がない限りは、などの前提条件付きで、普通の言い方、標準的な言い方、などがあるのも事実です。辞書などだと、そうしたことを気にすることが多いでしょう(そのため、辞書を引いて「へえ、そういうこともあるのか」とちょっと驚いたりすることもある)。 さらに、説明ということの限界も、このご質問に関しては必要かもしれません。あることを説明するのには、そのあることに特化しないと説明できないことがよくあります。ある一つのことを分かりやすく説明したものは、必ずしも一般化できません。単純化、平易化、強調と省略、といったことを工夫しないと分かりやすい説明になりにくいことはよくあります。 ある事例の分かりやすい説明があったとして、その説明は他にも当てはまるとは限りませんし、説明の中の一部はさらに他への適用は注意を要します。もちろん、「~は常に成り立つ」といったものは、他にも適用可能だと受け取ってよいわけではあります。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
「若い時英語を学んでいた頃」お聞きになったのは日本語では動詞関係が終わりに来て、しかも二転三転する場合があるからでしょう。 例えばが「このような意見が分からない訳でもないが、矢張り不可解と言わざるを得ないのであろうか、と思う時がないでもない」みたいなのは困りますね。その点英語の動詞は日本語より前のようです。 僕は英語ネイティブではないので当てになりませんが、何時も誰もが認める重要な位置って、そうちゃんと決まってはいないように思います。
お礼
貴殿のご回答に全く同感です。あの回答を最初読んだ時、英語には「重要事項後出しの法則」というのがあるのかと思いました。