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アゲハチョウの幼虫の臭角はどうなる?
アゲハチョウの幼虫は、ビックリしたり驚くと臭角をだしますよね。 友人が「蛹になって蝶になるとこの臭角が触角になるんじゃない?」と言っていましたが本当でしょうか? 自分で調べてみてもわからず、ただ幼虫にもちゃんと触角があるらしいので「その触角がそのまま蝶になっても触角になるのかな」と私は思ったのですが。 どなたかアゲハチョウに詳しい方でご存知の方がいらっしゃいましたらご返答お願いします。もしくは「この本を読むといいよ」とか「ここのHP見ると載ってるよ」とか教えていただけると有り難いです。よろしくお願いします。
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こんにちは。ちょっと考えてみました。 触覚はアゲハチョウだけではなくその他のチョウの成虫は皆持っています。触角が臭角になるならチョウの幼虫の全てが臭角を持つことになりますね。 ですが、臭角を持つのはアゲハチョウの幼虫だけです。なのでアゲハチョウの臭角が触覚になるとは考えにくいです。 質問者様が、≪ただ幼虫にもちゃんと触角があるらしいので「その触角がそのまま蝶になっても触角になるのかな」と私は思ったのですが。≫というのは正しいと思います。 チョウの幼虫には触覚があり、その触覚が成虫の触覚になります。 チョウの幼虫には足があり、その足が成虫の足になります。 チョウの幼虫には頭があり、その頭が成虫の頭になります。 チョウの幼虫には胸があり、その胸が成虫の胸になります。 アゲハチョウの臭角は幼虫の頭の先端から出てくるのに対して、触角は頭の下にあります。つまり、臭角と触角の位置が違うのです。これからしてもアゲハチョウの臭角が触覚になるとは考えにくいです。 うろ覚えですが、チョウの幼虫を解剖してみると外からは見えない羽が確認することができるそうです。よくチョウの幼虫はサナギの中で一旦ドロドロに溶けてから成虫の姿に変わると聞きますが、それは正解ではなくて、姿かたちは違って見えても幼虫の段階ですでに成虫のパーツは出来上がっているのです。 それはこのリンクが参考になると思います。 http://www12.plala.or.jp/mtoyoda/agehachou.html しかし、肝心の臭角はどこにいくのかはわかりません。
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そうか! 良く考えたらハエの幼虫の「ウジムシ」には足なんかないですもんね!。でも、臭角はどこにいってしまうんだろ????
お礼
ハエ目とチョウ目の完全変態ではまた違うのかもしれませんよね。 ご返答ありがとうございました。
- Tacosan
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実際には「幼虫の触角が成虫の触角になる」というほど単純なものではありません. 幼虫の中には「成虫原基」と呼ばれる「成虫のもと」ができて, 蛹の中ではこの成虫原基を足掛かりにして「解体した幼虫の体」から「成虫の体」を作ります. 神経系や成虫原基そのものを除いてほとんどの部分を解体してしまうので, 「触角は触角に, 足は足に」というような単純な対応関係はありません. 実際, 幼虫のときに足を失っても成虫ではちゃんと足がそろってるらしいし... というか, そもそも幼虫と成虫では足の数も違うよなぁ.
お礼
完全変態ってホント不思議ですよね。 ご返答ありがとうございました。
お礼
確かに同じチョウ目でも臭角あるのはアゲハだけなんですよね、なるほど。 でも臭覚ってなんなんでしょう。ただの体液詰まった袋なのかな。 不思議です。 細かなご返答ありがとうございました。