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斜面上の物体
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- Tann3
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No.1です。「補足」に書かれたことについて。 >質問が一つあります。 >文章中二行目に『柱にμmgcosθの力は働いていません。』とありますが >mgCOSθの誤りでしょうか? 「mgcosθの力」は、物体mが柱の断面を押す力です。それにより柱が物体mを押す反力(大きさはmgcosθで柱の断面に鉛直で上向き)が働いています。 「μmgcosθの力」と書いたのは、「動摩擦力に打ち勝って滑ることにより、物体mが柱を押す力」の意味です。不正確で申し分かりませんでした。 ただし、滑り落ちる力が最大静摩擦力より小さくて、静止している場合には、この力は働かないことを言いたかったのです。
- foomufoomu
- ベストアンサー率36% (1018/2761)
ほとんど1番回答で答えが出ているのですが、補足的に。。。 上の物体が滑ってない状態では、柱が転倒しないのは、上の物体の重心が柱外形の鉛直線内にある場合です。(ほんとは、もう少し外でも転倒しないのですが) これは、上の物体が転倒(転げ落ち)しない条件と同じなので、上の物体が安定して乗っている限り、柱は転倒しないことになります。
お礼
回答ありがとうございました。 参考になりました。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
>柱の受ける荷重は、mgだけとなるので転倒しないのでしょうか? 物体mが滑り出さずに静止しているときは、静止摩擦力μmgcosθは、物体mが斜面の沿って滑り落ちようとする力とつりあって、物体mは滑り出さずに静止しているわけですので、柱にμmgcosθの力は働いていません。 物体mと柱が接着剤で完全に固定されているのと同じ状態です。一体となった剛体と考えればよいのです。 この「一体となった剛体」が転倒するかどうかは、その重心の位置によります。 ご質問の図の「物体m」の力が書いてある点は、この「物体m」の重心だと思います。この「物体mの重心」が柱の断面の真上にあれば、明らかに転倒しないでしょう。 さらに、「物体mの重心」が柱の断面の真上でなくとも、柱と物体mが「一体となった剛体」の合成重心の位置が柱の断面積内にあれば、転倒しないでしょう。 (上記は、いずれも柱の底部が平面で、床にしっかり密着して立っている、という条件で) 逆に言えば、合成重心の位置が柱の断面積外にあれば転倒します。 蛇足ながら、物体mが滑り出した場合には、物体mが滑り落ちる方向と逆方向に柱を押す力が働きますので、この力による回転モーメントが、転倒するかどうかを決定します。 回転中心となる点(図で言えば柱の底の右端)から見た柱の重心におけるこ力による「回転モーメント」(図で言えば時計回り)と、柱の重心に働く重力による回転モーメント(反時計回り)の大きさを比較することで、転倒するかどうか判定できます。
補足
回答ありがとうございます。 質問が一つあります。 文章中二行目に『柱にμmgcosθの力は働いていません。』とありますが mgCOSθの誤りでしょうか?
お礼
よく判りました。 ありがとうございます。