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作文書換文字とは何ですか?
明治時代の子供向け便利帳みたいな本に「作文書換文字」というタイトルの記事があり、「年甫の御手簡尚為御祝儀と佳き品賜り。御厚礼」と他12個の例文が書かれていました。何が書換文字なのか、さっぱりわかりません。いったいこの記事は何を言いたいのか、お教えいただけませんでしょぅか。 以下のページの中段の記事です。 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918955/9 (次ページからも中段に他の例文が続いています) よろしくお願いします!
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察するところ、「作文書き換え文字」とはこの例のような内容で、それにふさわしい文を考え書きなさい、ということでしょう。下の段には書き換えた一例が示してあるのかと思います。一つだけ書き出してみます。 作文書き換え文字 1. 年甫(ホ・始の意)の御手簡(お手紙)、尚(ナヲ)御祝儀与(ト)為(シテ)佳(ヨロシ)キ品賜リ。御厚礼 1. 年玉を贈(オクリ)し礼の文 年始の御手紙下され辱(カタジケナク)拝見仕候 弥(イヨイヨ)御機嫌よく悦(ヨロコ)び入(イリ)候 且(カツ)御年玉(オントシダマ)として珎(メヅラ)しき書(フン)御(オン)贈(オクリ)下(クダサ)被(レ)有難く御礼申上候?也 ?印を付けた字は、文の続き具合なら「候」ですが、他の場所の「候」とは明らかに違うので読めません。 「居」にも見えますが、それだと変な文になります。どなたかご教示ください。
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- SPS700
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もう優れた回答が寄せられているので、これは寝言です。 #2さんの、「?」は、お察しの通り「候」だと思います。2ページ先にも同じ字があります。厳密には「候」の草体のかわりに「侯」の草体が使われているので「居」に近くなったものでしょう。
お礼
SPS700さんは、文語も達人でらっしゃるんですね! 私もいつか古い日本語も読めるようになりたいです。ありがとうございました!
- trytobe
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それらの下の段にも12個の文例があり、それらのシチュエーションごとに「この番号にはこういう文例もありますよ」という、別の文案が書かれているように見受けられます。 下段は漢字かな混じりの文体、中段は漢文調の文体で小さい中にも書ける文例、という形で手紙や礼状の文面を「書換」できます、という記載かと思います。
お礼
なるほど~! ありがとうございます!
お礼
ありがとうございます! 下の例文の読み下し(って言っていいのかわかりませんが)も大変勉強になりました。