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暑さをしのぐことのできる歌
思ひかね 妹がりゆけば 冬の夜の 川風寒み 千鳥鳴くなり (拾遺和歌集224) この紀貫之の和歌を詠じれば、真夏でも寒くなる、と鴨長明が『無名抄』で書いてゐます。 しかし私は少しも涼しくなりません。鈍感な私でも涼しくなるやうな歌はありませんか。 和歌に限りません。怪談話は駄目です、夜寝られなくなりますので。
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質問者が選んだベストアンサー
日本の昔の唄が田舎の情景を思い浮かばせて涼やかなきもちになりますよ 春のうららの隅田川~でしたっけ?あれです あとは環境音楽で森の雨の音や水の流れる音、風のそよぐ音、自然音が流れるアルバムとかありますよ まあクーラーの効いた部屋にいるからかもしれませんが 歌でなければ風鈴がいいと思います
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- bgm38489
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夏が来れば思い出す…「夏の思い出」。 http://www.youtube.com/watch?v=7iRTsZzfrhc
お礼
おはやうございます。おつきあひくださり、ありがたうございます。仕事が冷蔵倉庫内で、外に出ると極端に暑く感じます。それで質問してみました。 #3の春につづき、今度は夏ですね。私は、冬の歌ばかり考へてゐたものですから、かうした発想には驚かされます。リンク先の歌唱は、いかにも動画サイトらしくて好感がもてます。どんな方なのかわかりませんが。今日の仕事はこの歌でいつてみます。 またよろしくお願ひいたします。
- kine-ore
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「古今集 冬」 おほぞらの月のひかりのさむければかげ見し水ぞまずこほりける 詠み人知らず 「金槐和歌集」 もののふの矢並つくろう籠手のうへに霰たばしる那須のしの原 源実朝 「鏡葉 日本アルプス縦走」 立つ尾根の足もとみればあな深し山膚と雲の間(あひ)に見ゆる隙(すき) 窪田空穂
お礼
先日は、小野小町の歌の解釈についての私の不満を解決していただき、ありがたうございました。 今回は、わざわざ選んでくださつたのですね。古今集の歌は、いかにも寒さうです。澄んだ空気が、冬の情感を強調してゐます。実朝の歌は、「しの原」と表記すると、「死」を連想して少し恐い気がします。雪でなく霰といふところが、厳しさを感じさせます。 窪田空穂さんの注釈本は読むのですが、短歌にはほとんど触れてきませんでした。よい機会ですので、少しよんでみます。なほ、私は高いところは嫌ひです。 勅撰集の歌が、いちばん安心して読めました。ご丁寧にありがたうございました。またよろしくお願ひいたします。
- SPS700
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「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける」 山部赤人(万葉集) 足りなければ扇風機もお使いください。 (モニエ•ウィリアムズ、懐かしいですね)
お礼
こんばんは。SPS700さんの回答を拝見すると、たいてい、何かに気づかされます。たしかに、ご提示の歌のほうが、質問文の歌よりも涼しく感じます。 理由を考へてみました。百人一首をとほして、子供のときからなじんでゐるから。からだに、しみついてゐるのではないか、そんなふうに思へます。だから、からだにも涼しく感じる。 >>足りなければ扇風機もお使いください。 はい、おつしやるとほりにいたします。 >>モニエ・ウィリアムズ、懐かしいですね SPS700さんもサンスクリット語の質問にお答へになりますね。先日の質問は、人形の名前といふことで、ほほゑましくて、つい回答してしまひました。娘の「エラ・モニエ・ウィリアムズ」の写真を、ルイス・キャロルが撮影してゐて、なかなか、かはいい子です。 どうもありがたうございました。
お礼
こんばんは。冬の歌ではないのですね。これには意表をつかれました。 >>春のうららの隅田川~でしたっけ?あれです 「花」。武島羽衣の歌詞が最高です。涼しいといふよりも、暑さを忘れる、といつた感じです。 >>自然音が流れるアルバムとかありますよ やはり自然が落ち着きます。 >>歌でなければ風鈴がいいと思います それもいいですね。ありがたうございました。 私は、ベストアンサーは、女性優先です。