>伝説でよければ、なんでしたっけ、名前が出て来ないのですが、ネズミみたいなのが増えすぎると、集団で海に飛び込んで自殺するとか。
>死ぬほどの過密状態だったとは信じがたいですが、まあ、あれが本当だったとしても、同族に対してどうこうしたのではなく、自分意思で入水自殺しているようです。
レミングですかね。レミングは泳ぎが得意なので新しい餌場を探す途中に川や海があると泳いで突破しようとするのですが、それが集団入水自殺だと勘違いされたようです。
哺乳類は、例えばケージで飼育してるネズミなんかだと異常過密状態で育てるとストレスが溜まるので攻撃的になります。
その結果、すぐそばにいる同族を攻撃することもあります。
ただしこれは過密に限らずストレスを与えれば(たとえば怪我をしていて気がたっていたり)同じようなことは起こります。
集団生活をする種か繁殖期以外は単独生活をする種かでもこれらの反応は違い、トラなんかだと自分の広い縄張りに一匹だけ別のトラが入ってきただけでも猛烈に攻撃して縄張りから追い出そうとし、結果殺してしまうこともあるようです。
猫もよく縄張り争いで猫同士で喧嘩してますしね。
虫だと相手を同種だと認識していないように思える種も多いです。
カマキリは交尾後にメスはオスを食べるというのが有名ですが、あれはメスが意図的に同族のオスを食べるのではなく、単に近くに自分より小さくて動くものがいたから反射行動で襲いかかるだけのようです。
なのでわざと交尾直後のメスの目の前に餌を差し出すとオスをほっといてそっちに喰らい付きます。
ちなみに野生下ではオスはきちんと逃げるので食べられることはまずないようです。
ザリガニも共食いが有名ですが、あれも単に動くものがいれば餌だと思うので反射的にそばにいる同族に襲いかかってるだけみたいですね。
生き物の同族を見分ける能力はけっこう曖昧みたいです。例えば犬や猫、牛豚馬なんかの家畜は相手が人間だったり、人間が作った適当な人形に対しても交尾をしようとします。
鳥のヒナは最初に目に入った動くものを親だと認識します。たとえそれがただの風船だったとしても。
お礼
ご回答ありがとうございました。