※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:共分散と相関係数について)
共分散と相関係数について理解できない部分
このQ&Aのポイント
共分散とは、2つの変数の間の関係性を示す指標です。共分散が正の場合は同方向の関係があり、負の場合は逆方向の関係があります。
共分散の絶対値は、2つの変数の相関性の程度を表します。絶対値が大きいほど相関性が高く、絶対値が0に近いほど相関性が低いと言えます。
相関係数は共分散を各変数の標準偏差で割ることで求められます。相関係数は-1から1の範囲で推移し、1に近いほど強い正の相関があり、-1に近いほど強い負の相関があります。
ファイナンス(証券投資)の勉強をしているのですが、共分散と相関関数でどうしても理解できない部分があるので、こちらのカテゴリで質問させて頂きます。
1.具体例(前提)
A証券とB証券のポートフォリオ効果を調べるために、両者の相関性を計算します。
A証券の環境変化(期待収益率=平均収益率:20%*0.4+10%*0.4+5%×0.2=13%)
為替相場:円高→確率:0.4→収益率:20%→偏差:7%
為替相場:不変→確率:0.4→収益率:10%→偏差:-3%
為替相場:円安→確率:0.2→収益率:5%→偏差:-8%
A証券の標準偏差:7*7*0.4+(-3)*(-3)*0.4+(-8)*(-8)*0.2の平方根=6%
B証券の環境変化(期待収益率=6%)
為替相場:円高→確率:0.4→収益率:3%→偏差:-3%
為替相場:不変→確率:0.4→収益率:7%→偏差:1%
為替相場:円安→確率:0.2→収益率:10%→偏差:4%
B証券の標準偏差:≒2.68%
2.質問
(1)共分散について
この場合に、共分散は、Σ(A証券の偏差×B証券の偏差×確率)で求められると記述があります。
A証券の偏差×B証券の偏差の平均をとったものだと思います。
上述の例では、共分散は、結果的に-16になります。
この際、共分散の数値が正(+)である場合は、同方向、負(-)である場合は、逆方向の相関性があるというのは、掛け算の性質から理解できます。
その上で、共分散の絶対値は、2つの証券の相関性の程度であって、絶対的が大きい程、相関性は高いと記述がありまして、ここで理解できずにいます。
なぜ、両者の偏差を掛け合わせることで、両者の相関性の程度が計算できるのでしょうか?
例えば、一定条件のA証券の偏差が1%、B証券の偏差が2%の場合は、1*2=2と計算されますが、仮にA証券の偏差が19%、B証券の偏差が20%の場合は、19*20=380になります。
相関性というならば、両者は同方向に1%しか差がないにもかかわらず、相関性として計算される数値は雲泥の差です。
この点についてご教示頂ければと思います。
(2)相関係数について
相関係数は、共分散/(A証券の標準偏差×B証券の標準偏差)で求められると記述されています。
上記の例の場合は、-16/6%*2.68=-0.995と非常に高い負の相関性があります。
そしてこの式は、共分散(A証券の偏差×B証券の偏差の平均)を両証券の標準偏差(偏差の正数値の平均)で割ったもので、これが-1~1の間で推移することは理解できます。
ただ、上記の共分散と同様に、両者の偏差(及び標準偏差)を掛け合わせることで、両者の相関性の程度が計算できる理屈がわかりません。
この点についてご教示頂けないでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
お礼
なるほどそういうことだったんですね。 ご回答ありがとうございました。