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「-である」の用法について
「-である」の用法について質問が有ります。 例えば、 「AはBである」 といった場合、前提として「AはBではない」可能性が有ったということになるのでしょうか? だから態々断定を述べるということになるのでしょうか? もしそうであれば、前置き無しで単純に「AはB」という事実の述べたいだけの場合、 何と表現すれば良いでしょうか? 宜しくお願いいたします。
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質問者は「である」という語句が何か改まった言い方のようにお思いなのでしょう。(確かにそういうニュアンスはあります)しかし、明治の言文一致運動の際に、その実行例として「である体」が挙げられたように、普通の叙述文の結びの一種にすぎません。 文の結びは「である」以外に「です」・「であります」・「だ」などもあるわけですし、動詞・形容詞・形容動詞・助動詞、時には名詞で終わってもいいわけです。多分、そういうことはご存じの上での質問と思いますが。 「である」には(「です」・「であります」・「だ」を含めて)断定の助動詞が含まれています。そのことが、論理学的な「判断文」の印象を与えているのかと思います。しかし、「今日はいい天気である」「その花はいい色だ」「あの人は美人です」などは、前置き無しで単純に「AはB」という事実を述べたいだけの文です。動詞・形容詞・形容動詞・助動詞、時には名詞で終わった場合と同様です。 おっしゃるように、前置きがあったり、特別の文脈の中であったりしたときに、「AはCではなくて、Bである」というような論理学的な判断を述べる文になるのだと思います。
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- SPS700
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1. 「AはBである」といった場合、前提として「AはBではない」可能性が有ったということになるのでしょうか? いいえ、そうではないとおもいます。 2。 だから態々断定を述べるということになるのでしょうか? いいえ、そうではないと思います。 3。 もしそうであれば、前置き無しで単純に「AはB」という事実の述べたいだけの場合、何と表現すれば良いでしょうか? そうではありませんから、「AはBである」と言えばいいと思います。