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"beauty"に「最終的な画像」という意味が?
- Mayaという3DCG作成ソフトが「最終的な画像」を「beauty」と呼ぶ理由について調査しました。
- 3DCGの画像は、陰影や光沢、鏡面反射などの要素が組み合わさって作られます。これらを別々に出力し、diffuse、shadow、specular、reflectionなどと呼びます。それらを合わせて最終的な画像を作り出します。
- 「beauty」は辞書上では「美しさ」という意味しかないですが、Mayaでは最終的な画像を指す用語として使用しています。他の3DCGソフトでは「RGB」や「Final Color」と呼ぶ例もありますが、Mayaの普及率が高く、業界の標準として「beauty」という用語が使われるようになっています。
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CGのことは何も知りませんが、ググった知識で回答しちゃいます。 一般的な用語としてbeautyに「最終の画像」の意味がある訳ではなく、VFXの専門用語としてbeauty passとかbeauty renderという言葉があるようです。 http://books.google.co.jp/books?id=WOmJUmCTCTsC&pg=PA333&lpg=PA333&dq=%22known+as+a+beauty+pass+because%22&source=bl&ots=-kV1-tE6b1&sig=CQdMDz7Zmo4pOmdJvOaLgyNEksc&hl=ja&sa=X&ei=bgu9U_rKN4SD8gWeoIHoDw&ved=0CBsQ6AEwAA こちらはGoogle booksで検索したもので、ウィスコンシン大学の先生が書いた本らしいですが、 The Final Color output is commonly known as a beauty pass because it features all of the components of a fully lit and textured scene. と説明しています。 ちなみに、beauty passという言葉自体は、Mayaの造語ではなく、ミニチュアモデルの画像を光学合成していたころから使われていたそうです。 http://forums.cgsociety.org/archive/index.php/t-647442.html それと、beauty passという言葉は、元々は「最終の画像」ということではなく、「基本的な要素を全部含んだパス」のような意味だったそうです。 http://www.3drender.com/light/compositing/index.html こちらは、PixarのTechnical DirectorのJeremy Birnさんのサイトですが、reflections、highlights、shadowsの三つは通常beauty passに含まず、別のパスにすると説明しています。 上のほうにある説明の画像でも、beauty pass、highlight pass、reflection passを合成して、最終画像を作っていますね。
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- d-y
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あら、本当だ。 http://books.google.co.jp/books?id=IRrsAQAAQBAJ&pg=PA391&lpg=PA391&dq=%22a+beauty+pass+is%22&source=bl&ots=4t8NI688I1&sig=gRRgdgjmr9oF8oDEVmEwukX3YEM&hl=ja&sa=X&ei=xwm-U_-7DI2ZkAW80YHICA&ved=0CC4Q6AEwBQ 前の回答でリンクしたページは、2006年の第2版の記述。(左上に出ている本の表紙から、そのように推測されます) お手元の本とGoogle booksの検索対象は、最新版(2014年の第3版)ということなのかな? http://www.3drender.com/light/index.html
お礼
手元の本は第3版です。 第2版から第3版の間に変更があったようですね。 プロの間でも言葉の使い方がはっきりしてないんですかね~。
- gldfish
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未完成なものや製作途中のものは「美しくない」、完成したものが「美しい」・・・等という考えがあったとしても、それは至って普通なのではないでしょうか。 ちなみに自分は、未完成なものこそが「美しい」・・という考え方が的外れだとは思いませんけどね。 クリエイター系のツールでFinalやcompletedを使うのは、ある意味的外れとも言えるかもしれません。映像作品は、後々修正や加工したり、新たなバージョンを作り直したりする可能性が大いにあり、実質「終わり」が無いからですね。Finalやcompletedを使ってしまうと、その後が困るというか。 そこで、「1つの完成形」という意味で"beauty"という言葉が選ばれたのだとしても、そう不思議は無いかもしれませんね。
お礼
「美しい」は極めて主観的な言葉なので、「完成=美しい」とするのは適切でないと思います。 完成したって汚い絵はあるし、書かれているように未完成だからこそ魅力を感じる絵もあります。 Finalやcompletedについてはその通りですが、3DCGソフト上での最終画像、という意味でFinalを使っても問題ないと思います。 それ以降の加工は加工ソフトでの作業になりますから。
- f272
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日本語でも「最終的な画像を作る」ことを「きれいにする」と言いませんか?それと同じことです。
お礼
言わないと思います。
お礼
わざわざ検索してくださってありがとうございます。 ミニチュアモデルの画像を光学合成していた技術者が "beauty pass" という言葉を使い出したということですかね。 確かに、日本でもこういった映像の技術用語は厳密に定義されず、業界によって使われ方がまちまちなので、一部の人たちが使い出したのが広まったということは考えられます。 そして Maya がそれを採用したと。 2番目のリンクのページでは「beauty render って何よ?」って質問しているわけですよね。 ネイティブの人にとっても馴染みのない言葉の使い方だということですね。 なぜそれを "beauty" と呼んだかについては、当時の技術者に聞いてみないとわからなさそうですね。 3番目のリンクですが、この本の日本語版が手元にあります。 それを見ると書いてあることが違います。 リンク先の画像では "Beauty Pass" となっている所が、日本語版では「ディフューズパス」になってます。 そして他のページに、 >ビューティパス(Beauty Pass)は〈略〉反射、ハイライト、シャドウなどのすべての属性が含まれます。 と書いてあります。 同じ本なのに書いてあることが違うってどういうことですかね……。