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命を命で償うことの不条理性
他人の命を奪ったら 自分の命で償うのは 当然と考えるのは 私だけでなく、日本人の多くがそうだと思います。 しかし、死刑反対の人は 命を命で償うこという 私たちが至極当然だと見做していることを どのように解釈しているでしょうか? どのような不条理があるとお考えでしょうか? 私と同レベルの愚かな同調意見は不要です。聡明な反論をお待ちしております。
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他人の命を奪ったら 自分の命で償、、つまり目には目を、、、の考え方は、まったく時代錯誤だと思います。 泥棒されたら、泥棒仕返してよいのいか。 障害で手を失ったら、加害者の手を切ってもよいのか、、。 これらは、残虐な行為であって、被害者の失ったものはそのままです。 これでは恨みに恨みがつのる「し返し」であって、建設的ではありません。 泥棒されたら、失った額の変換を求めるべきでしょう。 手を失ったら、例えばそれまでの仕事ができなくなり、そのことによって失う障害所得の弁償を求めるべきでしょう。 失ったものを、なるべくもとに戻す行為、これが「償い」です。 償いと、仕返しは、厳しく区別されなければなりません。 結局No3さんの回答のとおり、死刑は犯人から償う機会をうばう、残虐行為に過ぎません。
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- phj
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いくつか反対理由はありますが「命を命で償うことの不条理性」というテーマで答えるなら、不条理というより、命を命で償うことの不平等・不公正が大きいからです。 不平等・不公正の第一は、死刑のみ体罰計であることです。命を命で償うなら、重傷には重傷で、軽傷なら軽傷の償いをする必要があります。もし被害者に障害が残ったなら、同じ障害を負ってもらうのが償いの方法になります。これが法の平等というものです。 これらの刑罰が、収監と刑期の長さでほぼ納得しているのに、死刑だけ命で償うのは、弁償方法として飛躍がありすぎます。 つぎに、失った命を弁済する場合の不平等もあります。 殺人などの場合は死刑で命で償う、という前提だった場合、過失至死は命で償うことはしない、ということになります。遺族から見れば結果は同じ「死」なのに、不公正ではないでしょうか。 また業務上過失至死の場合も同じ「死」なのに命で償われることはありません。酒を飲んで危険運転罪が適用されても、犯人が命で償うことはありません。 さらに言えば、韓国のフェリー事故のように、会社や指揮命令系統の不備や不作為による死亡については、明らかに命を命で償うことができません。日本でも新宿歌舞伎町火災事故とか明石歩道橋事件など、組織の不備・不作為による死亡事故はたくさん起きています。「命で命を償う」ことが大前提なら、これもぜひ「命で償う」ようにしてもらいたいと思います。 遺族から見れば同じ「死」なのに、なぜ「意図した殺人」だけが命で償うことになるのでしょうか。死刑賛成派には、この誤謬をぜひ解決する方法を提示してほしいところです。遺族から見れば非常に不合理で不正義です。 私が本質的に死刑に反対なのは、法治国家と死刑の整合性についての考えからですが、それとは別に「命を命で償う」という考え方と実際の法の刑罰の実効性にはかなりの乖離があって、むしろ死刑を存続させるほうが不合理だと考えます。
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回答ありがとうございます。
- jiyu-gene
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命で命を償う事は不可能だと思います。 犯罪者が死んだからと言って、生き還るわけでもないですし。 正直、何も変わらないと思います。 一時的にはスカッとするかもしれませんが。 勿論、お金でも、一生刑務所暮らしでも変わらないでしょう。 じゃあ と言っても、僕にはどうするのが一番良いのかは分かりませんが・・・
お礼
回答ありがとうございます。
- 雪中庵(@psytex)
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日本の刑罰は「償う」=報復のためのものではなく、更正の ためのものと位置づけられています。 (この時点で、おっしゃられている内容は的外れになります) 死刑だけは例外的に、更正のためではなく抑止効果として 認められています。 死刑に反対する人は(あるいは法について議論する人は)、 「命をもって償う事の是非」など考えていません。 いわく「死刑に抑止効果はない」、「冤罪の場合取り返しが つかない」といった話で。
お礼
回答ありがとうございます。 >日本の刑罰は「償う」=報復のためのものではなく、更正の ためのものと位置づけられています。 建前はそうでしょうけど、谷垣が遺族感情を取り上げ、報復的要素を仄めかすような発言をしましたよ。 >死刑だけは例外的に、更正のためではなく抑止効果として 認められています。 抑止効果は私も疑問視しています。
- mojya2012
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死刑(命で償う)という事が、何に対してどう償った事になるのか?がテーマになると思うのです。 死刑という極刑は刑法上の約束でしかなく、法律上の罪には償われるのでしょうが、遺族や被害者がそれで償われるかというと必ずしもそうではないと思います。 命を奪われた側の遺族としては、殺さずに一生奴隷になって働いてくれと思う遺族もいるかもしれません。 例えば、物心もついていない幼い子供の親を殺した犯人は、その子供の本来あるべき人生が失われます。 それを少しでも弁償する為に、生活費などのお金を奴隷の様に働いて支払い続けていった方がいいと思いませんか? 私は、死刑反対という感じではありませんが、 死刑が必ずしも罪を償った事になるか?と考えると、 そうではないと感じてしまいます。
お礼
回答ありがとうございます。 >死刑という極刑は刑法上の約束でしかなく、法律上の罪には償われるのでしょうが、遺族や被害者がそれで償われるかというと必ずしもそうではないと思います。 池田小事件みたいな事例だと、宅間1人が死刑になって償いになるとしたら、犠牲になった児童たちを貶めるような気もします。
- papabeatles
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死刑には反対しております。どんなに裁判をしても冤罪はなくなりません。それが第一の理由ですが、死ねば楽になると考えている人も少なくありません、死刑になりたかったから人を殺したなんてバカもいます。 私は懲役100年ぐらいの刑を執行するべきだと思います。生きていることが辛くなるような刑を執行するべき他と思います。
お礼
回答ありがとうございます。 日本では殺人件数が年間 約1000件に対し、自殺者数は 3万人近くに上ります。そして、日本では自殺で最も多く用いられる方法は 死刑の執行方法にも似ています。 これは単純に考えれば、この世には 塀の外で暮らしていても この世には 死刑よりも辛いことが沢山あると言うことだと思います。
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お礼
回答ありがとうございます。 >他人の命を奪ったら 自分の命で償、、つまり目には目を、、、の考え方は、まったく時代錯誤だと思います。 確かに 人の命を チェスのクイーン交換みたいに考えてはいけないかもしれませんね。