自然的要因は必要ないのですね。要は農業を進めるにあたってどう適応したか
という話になりますがそれで良いのでしょうか?
あまり普段、お目に かからない議論なので不安です。
明確な回答がすぐに浮かばないので少々の遠回りをお許しください。
(1) 約1万年前、農耕の開始=新石器時代。
最終氷期の終わりの揺り戻しで気温低下、動植物の減少。
食料の採集・狩猟から食料生産の時代へ
(2) 採集・狩猟から食料生産の移行に人類はどう適応するのか?
(ついでに日本列島で農耕開始が遅れたのは食料が豊富だったから)
旧石器時代の採集が農耕以前の形態。男は狩猟、女と子どもが採集。
中石器時代(縄文時代)採集はやはり女と子どもが主。
新石器時代、農耕開始(麦はメソポタミアから、稲は中国雲南から)
農耕を始めるには大規模な灌漑工事を必要とする。要は水資源。
大規模工事なので女子どもから大人の男へ主導権が移る。同時進行で
男中心社会→国家権力の形成。
※ 農耕を開始するにあたって人間社会の変化は(徐々にであると思います)
・女中心の小規模社会から男中心の大規模社会に移るよう適応。
(どこでも狩猟よりは採集活動の方が多くの食料を集めていたので女中心)
・身分差のない平等社会から国家支配者に従う身分差の上下社会に適応。
ひとまずはこんなところで、少しは参考になりますか?
まとはずれの考察でなければ良いのですが
補足
農耕をするのに人間がどのように適応したかということを教えてください