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腐食の2次要因
「海水や硫黄酸化物は金属の腐食を促進する2次要因」ですが、化学反応としてどのようなことが起こっているのでしょうか。わかりません。(電子の移動のみ?) ちなみに金属の腐食の原理(湿食では水と溶存酸素が必要)や反応式は勉強済みです。 あと! 金属に付着した海水というのは、食塩NaClとまったく同じものであると考えてもいいんですかね? よろしくお願いします。
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noname#21649
回答No.2
後半については.海水を食塩水で近似する事はあります。しかし.結構現象が異なります。 海水の場合に. イオン強度が0.?(数値忘却)の為.活量係数がかなり大幅に変化します(0.17とか)。 その結果.通常の活量1無間希釈を前提とした電気化学反応はなりたちません。また. 場所によっては.絶縁性皮膜ができた結果.局部的に腐食の進行がおくれ.結果として隙間腐食が起こり腐食を推進するとか 封入水ができて.海水の組成とはまったく異なった組成の水が金属と接触して.鈍でもない反応を進めるとか せいせした硫化物がたまたま半導体であった為に.変な光化学反応が起こったとか 膜内部でガスが発生して.ある程度の分量が溜まったらば爆発して.表面皮膜を破壊するとか 化学反応では.片づけられない.変な現象が発生します。 ということで 簡単には説明できる範囲を超えていますので.腐食防食きょうかいしとか.電気化学学会誌とかで.海水の防食関係を読んでください。
- leo218mm
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回答No.1
2つ目の質問へ 食塩NaClとは別物だと思います。十円玉に食塩をふりかけて放置しても、あまり変化は見られません。海水と同等なのは食塩水です。固体の状態ではイオン結合をした結晶の状態ですが、水溶液ではNa+とCl-の状態になっています。
お礼
ありがとうございます。 ちょっと私の書き方が悪かったです。 >>食塩NaClとまったく... は、食塩水の反応とまったく... という意味でした。 いづれにしても >海水と同等 または近似ということがわかりました。 ありがとうございました。