経営者からの借入金の返済方法について
私は、横浜南部にて自社ビルおよびオーナー物件の管理を生業に40年行ってきた亡き父の不動産屋を60才で引き継いだものです。 2014年度末の貸借対照表での短期借入金10,650万円の返済に伴う計画の妥当性を教えて下さい。
資産の部 負債の部
*現金預金4,315 *短期借入金(経営者3名)10,650
現金117 *未払金(燃料等) 7
当座1,035 *未払法人税 4
普通1,655 *未払消費税 175
定期1,508 *前受金(自社物件家賃) 103
*商品922 *預り金(オーナー様より) 4,167
*前払費用 43 ●流動負債 15,106
●流動資産5,281 *受入保証金(自社物件) 1,450
*建物2,389 ●固定負債 16,556
*車両8 *資本金 1,000
*土地22,723 *別途積立金 1,600
*差入保証金60 *繰越利益剰余金 11,511
*保険積立金206
●固定資産25,386 ●純資産の部 13,875
30,667 30,667
2014年度末までに行ってきた、業務改善(経費削減、新たなオーナー開拓、鎌倉の空き店舗の顧客付け等)により、2015年度以降 年間600万円相当の利益を見込めます。売上6700万円、経費6100万円(役員給与:1764万円<2名>、従業員1236万円<4名>)そこで、その利益による最適返済例として 借入金8000万円(私4000万円と弟4000万円分、高齢な母4000万円分は急いで返すことをを除く)を、その返済に年利率4%(公定歩合+4%は可能と判断)、20年の元利均等返済で、毎月 元金22万円+利息26万円(毎月48万円、年額576万円)の返済を行う。 この方法では返済に20年かかるが 現金にて毎月借入金/支払利息を支払い、さらに法人税(600万円-26万円×12月)×40%=115万円を支払った後でも、173万円の利益が残ります。しかも残った利益を、更に借入金の返済に充てることも可能かなと思っています。
ところで、経営者からの借入金に利息を支払う場合、「借入時」に返済予定と利息額を明記した契約書を作成することが必要とも聞いています。 これは、経営者に対する利息の支払いが、法人の利益調整では無い事を明確にするためらしいです。・・・当社の場合は、先代の社長からの3名での相続であり、借入金は継続しています。このタイミングで利息の支払いは、適正利率であっても税務署からは「利益調整」と見られるものですか。
取止めのない質問ですが、借入金の適切な返済方法について、ご意見を頂きたく宜しくお願いします。
補足
売れていない場合(利益が足りない場合)はそうですよね。 でも利益が出る場合も珍しくない訳で、「在庫の増加は借入金の増加に直結する」と記されていることに違和感があります。 ただ、僕はまだ勉強を始めたところなので、自信が持てないでいます。