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借り入れの引き取りについて
60代男性、従業員10名ほどの会社の代表です。 お恥ずかしながら、ここ数年の経営不振により、退任を考えております。 (年齢的なこともあります) 現在、社として、私が連帯保証人となり、銀行と公庫を合わせて約1300万の借り入れがありますが、退任の際、後継役員、従業員達へのせめてもの償い、また、代表の責任として、負債は個人で引き取る考えです。 現状のままでも、私が返済していくことは、もちろん可能ですが、従業員達のモチベーションの維持と代表としてのケジメとして、会社から負債を切り離したいと考えていますが、具体的な方法として 借り替えくらいしか思い浮かびません。 他に、手間が少なく、不利益とならないような方法があればご教示ください。
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- ojisan-man
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そもそも論で考えると、おかしな話になってしまいます。 もともと会社の借入金は、会社の事業のために借りたものであり、それを今更個人の借入に変える理由がありません。 どうしてもというなら、借入金に見合う資産も併せて会社から分離し個人に移す必要がありますが、たぶんその借入金は赤字補填資金になっているでしょうから、分離は無理でしょう。 またこの話は、金融機関側が難色を示す可能性もあります。 もう一点、個人が肩代わると(つまり会社の債務がなくなると)、会社にとっては特別利益となり課税の問題が発生します。 税務上の赤字があり、課税の心配がないのなら別ですが。 ということで、比較的現実的な方法としては、あなた個人が会社に金を貸し金融機関に返済する(結果的には金融機関からの借入をあなた個人の借入に変えて、あらためて個人から会社に貸付ける)ということが考えられます。 この方法が可能なら、会社の借金は残りますが相手は金融機関ではなく質問者さん個人ですから、返済方法や返済期間は自由に決めることが出来ます。いざとなれば債権放棄することも可能です。 ただしこの場合の問題点として、 (1)もし債権放棄した場合は、会社に対する課税の問題が発生する可能性 (2)質問者さん個人に何かあった場合、貸付金は全額「個人の金融資産」として相続財産になってしまうこと などを考えておく必要があります。 あと余分なことですが、代表の座を降りるとのことですが、質問者さんの持株をどう処分しますか。おそらく筆頭株主だと思いますが、株を持ったままだとずっと「オーナー」であることは変わらないので、社員のモチベーションうんぬんの話とバッティングするかも知れません。
補足
回答ありがとうございます。 なかなか思うようにはいかなそうですね。 もう少し、検討してみます。