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なぜ 13のセグメントに分けられているのか?
http://www.arib.or.jp/tyosakenkyu/kikaku_hoso/hoso_std-b031.html ワンセグ放送は、13のセグメントに分けられたうちの一つのセグメントを使っているので”ワンセグ”放送という。 という説明は見るのですが、ではなぜ13のセグメントに分けたのでしょうか? なにか技術的な理由があるのでしょうか?
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まず、1チャネル約6MHz内でHD画質を送る事を目標に決まってます。 1ch = 6MHzは放送法で決まっています。 これは、NTSC放送を行うのに必要な帯域幅から決められており、 デジタル放送への変更で、帯域幅を見直しても良かったのですが、 既存の放送施設の流用や、利権がらみで見直されず、1ch = 約6MHzで 放送を行う事になりました。 デジタル放送を行うに辺り、主に、64QAMを使用している訳ですが、 この64QAM変調を行う際に必要な帯域幅を約400KHzと決定しました。 64QAM変調の帯域幅の決定は技術的トレードオフに寄るものです。 変調の帯域幅を狭めると、沢山のセグメントを設ける事が、 出来るのですが、その分、エラーレートが高くなります。 この事から、ある程度キリの良い整数で、且つ、HD画質が 送信出来るセグメント数が得られ、実用に耐えうるエラーレート という事から、1ch = 14セグメントとしたのです。 映像12セグメント データ1セグメント ガード1セグメント分 で、計14セグメントとなっています。
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- fba
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…ガードバンドの幅から決めたんでは? >ではなぜ13のセグメントに分けたのでしょうか? >なにか技術的な理由があるのでしょうか? ガードバンドは無くて済めばいいが無いと困るので最小限必要な幅を設定する訳ですが、その幅に近くて割り切れる最小の整数が14(有効な帯域が13セグメント)という事ではないかと。あとはHD+移動体(ワンセグ)の帯域とのバランスか。 51で割って4つをガードバンドとかにしてもいい訳ですが、ガードバンドとワンセグの幅が同じでその4倍でSD、12倍でHDが収まれば変な余りが出なくていいという事ではないかと。
- ytrewq
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日本の地デジは放送局が画質を自由に選んで放送できるのが特徴です。 画質には携帯画質、標準画質、ハイビジョン画質の3種類がありますが、データ情報量により、携帯画質が1セグメント、標準画質が4、ハイビジョン画質が12となります。 ハイビジョン画質1本+携帯画質1本を放送するためには13セグメントとなります。 標準画質3本+携帯画質1本という放送も可能です。
補足
ご回答有難うございます。 13のセグメントに分けたら便利 ということでしょうか?
- angkor_h
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従来の地上アナログTV放送では1チャンネルあたり6MHzの帯域で、ディジタル化においてもこれを踏襲しています。 ディジタル化ではこれを14等分し、この分割単位がセグメント(seg)というところです。 そのうちの1segは隣接干渉を防ぐためにガードバンドとして利用禁止です。 よって、1放送波あたり13segとなります。 この内中央1segが移動体向け低速画像放送です(いわゆるワンセグ放送)。 残り12seg放送が、いわゆるフルセグとなり、HD(高画質)放送になります。 なお、12segは4segごとの利用も可能で、4segでは従来のアナログ放送画質(SD)になります。 4segは周波数帯域で言えば約1.7MHzですが、ディジタル技術によって、アナログ放送6MHz画質が得られています。 移動体向け兼用という事で、移動体受信可能な画質速度の限界から1segの最小値、その4倍(4seg)で従来画質のSD、更にその3倍(12seg)でHD画質、という関係が「無理のない」構成なのだと思います。
補足
ディジタル化ではこれを14等分 ↓ 14等分の必然性は、どのへんの技術的要請があったのでしょうか? 技術的要請ではなく経済的要請なのでしょうかね? 6メガヘルツづつ分割して利用するのが、電波利用上の慣習という前提。 使い勝手の良さを考えて 1 ガードバンド + 4+4+4+1 都合14ということなのでしょうか? ※ 使い勝手説 分割しやすいを考えると16分割して、一つをガードバンドにスルほうが、親和性があるような気もします。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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高速の信号―本で全てのデータを送るのは大変ですか データを複数の低速データに分け、別々に送って 後で元に戻す方がとっても楽なんです。 また、複数の信号に分けると、OFDM が使えるので、狭い帯域でより高速の データを送ることができます。
補足
ご回答有難うございます。 複数に分けるという点までは理解しております。 それがなぜ 「13分割なのか」が、質問の趣旨でございます。
補足
ご回答有難うございます。 ガードバンド幅≒セグメント幅 原理的には、ガードバンド幅とセグメント幅とは”干渉”という電波の持つ原理によってなんらかの一定比を持つようです。 ガードバンド = 430KHZ セグメント = 428KHZ チャネル幅 = 5.57MHZ = 13×0.428 + 0.006 上記の推測が正しいとして セグメント数をN とすると 一つのチャネルを N+1 で分けたものが ガードバンドの幅であり、セグメントの幅となる。 技術的な要請(なんらかの圧縮なりの技術とか)で 428KHZというのが切り分け単位として出来きて、これまでの日本の電波行政での単位が 6MHZ であるから 6MHZ ÷ 428KHZ ≒ 14 1をガードバンドにすると、13セグメントが有効利用できるが、切り分けのいいところで 12(=2×6=3×4)としたところ 1 余った。 残った 1 を有効利用しよう! というので ワンセグとなる・・・ ※※ というような13セグメントの決まり方だったら、技術者として変じゃないのかなと思ったんです。初期設計というか、グランドデザインで (1/14) 7%も資源を余らせるというのは、センスがあまりに内容に思う。 元に、ヨーロッパ方式や韓国方式では、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B0 なお、ワンセグはテレビ放送の部分受信というその方式上、欧州方式や韓国方式に比べて、少ない基地局で圧倒的に広い地域に放送することができる。ただし、比較的低い周波数帯域で、かつ狭い帯域を利用しなければならないため、他方式に比べて画質が劣る。 というように、携帯での放送受信は、別方式を使っている。 ※ デジタル放送に最初から携帯用のワンセグなど余していない。 ※※※ 政策として、緊急時対応のためのワンセグ放送を行うんだ!というのがあり、ワンセグを想定して 1(ガードバンド) + 1(ワンセグ) + N(使いやすい数字) という点からの声があって、 N が 12とり、14分割された 428KHZで どこまでやれるか?というのが、ありそうな技術と政策の関係のような気もしますが。