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ビールの泡について
質問させてもらいます。 ぬるいコップに冷たいビールを注いだら、泡が出ますが、これってなぜ起きるのでしょうか? 化学の観点から教えていただけると嬉しいです。
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ビールには二酸化炭素が溶け込んでいます。 一般に気体は温度が低いほど液体中によく溶けるので、暖められると 溶けていることが出来なくなります。ビールや炭酸水を注いだグラス を見ると、その壁面などで泡が大きくなっていくのが判ると思います。 温度以外でも、かき混ぜたり、グラスの壁面の汚れや傷により 泡が出来てきます。シャンパングラスの底には、きれいに泡ができる ようにわざと傷をつけてあるそうです。 また、ビールには麦芽やホップの成分や、酵母によって作られた成分 が溶けています。これらの中には界面活性能をもつものがあり、生じた 泡を安定に保ちます。極端にいえば、炭酸水+セッケンみたいな 感じです。炭酸水はこういう成分を含んでいないので、ビールのような 持続する泡は生じません。
お礼
ご回答ありがとうございます! 溶解度積による現象だったんですね。 また、グラスの話等大変興味深いです。 わかりやすい解説ありがとうございました。 また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。