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にゃんこ わんこ の 「こ」

最初は「子」かとおもったのですが、子犬や子猫じゃなくてもこうやって言う気がします。 この「こ」はなんでしょうか?

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

>最初は「子」かとおもったのですが、  : はい、そのそもそもの元は、実にその通りなのです。 それも遥か万葉の時代には、相手の名を直接呼ぶ不用意を避けて、地名に「こ(子/児)」を付けて、愛称にしていたものです。 「…水江の浦の島子が 家ところ見ゆ 巻9-1740」 「浦嶋子」(「記紀の旅」) http://achikochitazusaete.web.fc2.com/kiki/yuryaku/urasima.html これが、接尾語化して愛称の「背子(せこ)」「娘子(むすめこ)」となったり、あるいは身分の高い男女への敬愛を添えて「小野妹子」「蘇我馬子」などの称呼ともなりました。その延長に「美智子」など身分のある女性の名への用例へと特化していったことになります。 一方で、「こと(事)」を意味する表現の変化形の中でも、特にオノマトペ(擬声語など様態副詞)に付いて「どんぶりこ(波に揺れる)」「ぺっちゃんこ(扁平に圧迫)」「ちゃんちゃんこ(涎掛け)」といった事態・状態を表す言い回しがありました。 そのような表現と交差し重複し合った形で、人を対象に親愛を込めた接尾語「こ(子/児)」の延長としての、人間以外の動物に対してもオノマトベで表す「ニャンこ」「ワンこ」が生み出され、このようないわゆる幼児語風表現においては、人間に付く「こ(子)」と事物につく「こと(事)」との混合となっていると見なすのが一番穏当なのではないでしょうか。

hnsreb
質問者

お礼

確かに「こ」が付く言葉、もっとたくさんありましたね! 見ていて思い出しました。 詳しくありがとうございます!

その他の回答 (3)

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.3

下記辞書の、 3-(ア)小さいの意を表したり、親愛の情を示したりする。「にゃん―」「べこっ―」 という用法に該当する接尾語のようです。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/71117/m1u/%E3%81%93/ 「名詞に付く」という注釈があるのですが、「にゃん」「わん」は擬声語であると同時に犬・猫を表わす名詞としても認定されている、ということになるのでしょう。   

hnsreb
質問者

お礼

そのペットの実際の年齢じゃなくて、こちらの視点からみて小さいっていう解釈、納得です。 ありがとうございます!

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.2

サルを「エテ公」というように、猫の鳴き声に公を付けて「ニャン公」、犬の鳴き声に公を付けて「ワン公」、ということみたいです。 ちなみに、これらの動物に対して付けている「公」は、敵対心をもってのものではない、「忠犬ハチ公」のような愛称としての使われ方のほうです。 さらに、サルは「去る」で縁起が悪いから「得手」にして「エテ公」だそうで。

hnsreb
質問者

お礼

ありがとうございます! 確かにエテ公っていいますね、しかしエテの意味がそれだとは思いませんでした…どっかの方言かと。

  • amadaira
  • ベストアンサー率21% (3/14)
回答No.1

子どもじゃない女性を指して、「若い子」「女の子」と言うが如し。

hnsreb
質問者

お礼

ありがとうございます! 主な視点がどこにあるのかでかわるのかもしれませんね

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