回転数 送り速度 について
MCの回転・送りの設定がわかりません。初心者ですがよろしくお願いします。
普段使っている方法はφ10エンドミルだと、
N=(1000×V)÷(π×D)
N=(1000×25)÷(3.14×10)
N=796.178
D …工具径
V(切削速度)は表を参考に決めている。
表一部抜粋
エンドミル フルバック(荒加工) フルバック(仕上げ)
(ハイス) (超鋼) (超鋼)
S45C 15~20 … …
S25C 30 … …
鋳鉄 24 … …
銅 50 … …
ニウム 150 … …
※ <…>は数値を省略したものである
送りも同じように、
F=f×Z×N
F=0.05×4×約796
F=158
f…一刃辺りの工作物送り量、普段0.05でやっている。
Z…刃の数
N…回転数、上で求めた値
このように、S(分速回転数)…796mm
F(分速送り)…158mm
と計算しています。上に表の一部を書きましたが、色々な本を見ても部分的な材質の数値しか書かれていなく(例えば上の表だと超鋼のエンドミルについては載ってはいない、そこで色々な本から値を引っ張ってきて補いながら使っています)、また数値自体も本によって違っています。
更に、ほとんどの場合こうやって出した数値は速度がとても速いように感じます(エンドミルが鳴く)。したがって、実際の加工ではこうして出した数値よりも大分小さめにして、更にオーバーライド(レバーやボタン)を使って調節しながらやってます。このような計算法方、また加工方法で誤りはないでしょうか。よろしくお願いします。
またMCで加工する際は、汎用機で加工するときよりも回転数を大幅に上げることができるという感覚が自分にはよくつかめません。カタログなどを見るとS3000(分速)ミリ、F1000(分速)ミリというのをよく見ます。F1000というとドライランのスピードですし、一度8ミリヘビーエンドミルS2500・F1000・Z-3.0で試したことがありますが、刃先がかけてしまいました。どういう理由でMCで加工する際に回転を、フライスで加工するときよりも大幅に上げることができるのでしょうか。MCはフライスよりも頑丈なギヤを使ってのでしょうか。主軸の構造自体に、汎用機とMCとではぜんぜん違っているのでしょうか。
そもそも、同じ材料、同じ工具を用いているのに、どうしてMCとフライスで回転・送り数が違うのでしょうか。これについても答えてもらえれば有り難いです。宜しくお願いします。
非常に初歩な質問かもしれませんが、宜しくお願いします。また、回転送り数について書かれた非常に体系的な本があれば紹介してもらえれば幸いです。
色々な意見があってとても一義には見れない問題です。実際の経験なので誰も間違ったことは言っていないと思うので、とても難しいです。