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映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』の是非と社会的な受け入れについて
- 犯罪者には人権は無いという人もいるでしょう。塀の中なんだから?良いのでしょうか?親・兄弟・親戚だっているでしょうし。
- 江戸時代、歌舞伎で忠臣蔵は仮名手本忠臣蔵として名前も、時代設定も変更して、演目としていました。もちろん、武士の話とはいえ、47志士は切腹となったので一応罪人です。
- ちょっと、個人的にやり過ぎではないかと思いますが、映倫や関係当局、または社会的に大丈夫なのですかね?
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市橋氏本人の原作ですが、幻冬舎に映画化の権利が移っているとのこと。このブログによると、映画化は事後承諾で市橋氏は「勝手にしたらいい」と答えたそうです。 http://naokimotoyama.blogspot.jp/2011/11/3225005505250-11120.html ただし、裁判中の映画化というのはどうなのかという気もしますね。出版社は儲かるにはその方が都合が良いのだと思いますが。とりあえず、法的には止める手立ては無いようです。
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- eroero4649
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それはまだマシなほうでしょう。 何年か前、女子高生コンクリート詰め殺人事件をモチーフにした「コンクリート」という映画が作られました。事件そのものは身の毛もよだつほどおぞましい事件なのに、「男女の歪んだ愛のストーリー」という形にして、しかも監督が「男性の純愛を描きたかった」などと言い出して悪い意味で話題になりました。 さらに被害者の遺族は映画としてネタにされることに強く反対していたにも関わらず監督が芸術的表現がうんたらかんたらといって強引に作品を作ったのでこれまた悪い意味で話題となり、主演女優にも「なんでそんな作品に出たんだ」と飛び火するに至って結局お蔵入りになったんじゃないかな。 形式としてはドキュメンタリー映画ですが、「ゆきゆきて、神軍」なんてのもありますしね。「表現は、どこまで許されるのか」という議論はあると思います。今は亡き大島渚監督が聞いたら「バカヤロー!」と一喝されそうですが。 >武士の話とはいえ、47志士は切腹となったので一応罪人です。 一応歴史好きとして指摘しておきますが、切腹は武士にとっては「名誉ある死」であり、罪人扱いではありません。武士にとって「切腹も許されずに打ち首にされる」のが「名誉を剥奪される最大限の屈辱」なのです。だから公金を使い込んだ武士が切腹をすればそれで責任を取って名誉が守られたことになるので、その息子は武士を剥奪されずに済んだりしたのです。 実際に、討ち入りの赤穂浪士に対しては「ウチの藩でぜひ預かりたい」という声が殺到したのですが、彼らを英雄として認めてしまうと幕府としては「テロリストを英雄として認める」ということにもなりかねないので切腹という「名誉ある死」を用意したのです。
お礼
回答ありがとうございます。 「コンクリート」について。 事件発生が1988年。制作が2004年。 相当な冷却期間が置いてあり、映画化されても世間的にも冷静かつ客観的な判断も出来る頃でしょう。 残念なのは、内容です。この作品は、犯人側からみた出来事で犯人が酷い人間だったことは分かるのですが、作品としてはつまらないものです。レンタル店サイトの視聴者の評価は最低レベルのものです。 今でもレンタルされているのでお蔵入りでは無さそうです。 「ゆきゆきて、神軍」について。 未視聴なのでコメントできませんが、今度見てみますね。 「忠臣蔵」について。 お沙汰に1~2ヶ月くらい掛かっています。 お沙汰は2月頃でしたよね。 これは、5代将軍 綱吉が出した生類憐みの令と武士の忠義との間で沙汰を迷っていたからです。 1.2ヶ月の間に綱吉は2.3人の僧侶に相談しています。 1.武士の忠義は天晴れである。 2.大勢でよってたかって、年寄り一人を追い詰め、殺害したことは 生類憐みの令(この範囲はお犬様だけではないので)に反する。 他の沙汰の方法としては、江戸所払いや蟄居などもあり得たと思います。 しかし、武士ということで自らの責任を取らせることで徳川の世と体面を保たせたのです。 もちろん、諸般から申し出があったことは承知しています。 お家取りつぶしになっていますから、主君の弟を預かっていた親戚筋の藩が中心でしょう。 というわけで、打ち首獄門や島流しというあからさまな罪を課されなかっただけで、 武士の身分と冒頭の1.2.から切腹になったわけですから、罪人としています。 また、一応の配慮で一応も付けて書いた次第です。 話を元に戻しますが、監督他関係者にはしばらくの期間を設けて欲しかったですね。 それが最低限の社会的配慮とも言えると思うのです。
- onbase koubou(@onbase)
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具体的な内容を確認しないとなんとも言えませんが、逮捕された時、ワイドショーなどで散々取り上げられ、手記まで発表されているのに「映画はダメ」というのはおかしい気がします。 また「実際の犯罪は映画化してはいけないが、フィクションなら残虐に殺す映画は作ってもよい」というのだとするのもおかしな理屈になるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 そういう考え方もありますね。 ただ、いくら手記が発表されているからといって、 勝手に制作して事後連絡とは拙速というか、勇み足というか。 つまり、目先の利益(誰かが例えばTVドラマ化する前にとか)に駆られて、 作ったお手軽な便乗映画であり、その監督・演出・脚本家たちの心持ちが卑しい感じがして 嫌悪感を覚えるのです。
- 150715
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>映倫や関係当局、または社会的に大丈夫なのですかね? 大丈夫だから出ているのでしょう。 ところで、これ、映画化されたんですね。 あなたの質問で初めて知りました。 宣伝ありがとう。 観てないので何とも言えないけど、 『重大犯罪から逃げたっていい事は一つもないよ』っていうのを、 映画を観た方々が少しでも理解されるだけでも、この映画の意意味は あるんじゃないかな?
お礼
回答ありがとうございます。 最初に断っておきますが、私はこの映画の関係者ではありません。 したがって、宣伝をする気もさらさらありません。 質問の趣旨は、倫理観を世に問うているのです。 記憶に新しい事件ですので、ちょっと社会に与える影響を危惧するところがあると思うのです。 また、R指定も無いようですし、最近の日本っておかしくなってきている気がして仕方が無いのです。 そういう気持ちからの質問です。 映画にするには、もう少し時間を置いてもよかったと思うのです。
お礼
回答ありがとうございます。 やりとりが分かるサイトがあったのですね。 ご紹介ありがとうございます。 にしても、 > 手記の映画化については、主演・監督予定の人と出版社が合意して、幻冬舎から弁護団に事後通知をしてきたとのことです。 事後通知って?これいかに? 未決中に世論を煽るような映画化は不謹慎ではないかと思います。 この映画化には、監督他関係者に少し軽蔑を覚えます。