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恋に 「おちる」 ?

【恋におちる】という表現がありますが、一般的に「おちる」という表現は「上方から下方へ」「良い位置からそれより劣位の位置へ」「程度が低くなる」の意味合いがあると思います。 【恋】は、上方から下方へ・劣位の位置へ・程度が低くなるという意味合いがあるのでしょうか? まさか・・・

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  • gekkamuka
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回答No.13

 この場合は、上下・優劣・程度<が>「落ちる」のではなく、抜き差しならない状態<に>「落ち入る」または忌忌(ゆゆ)しき事態<に>「陥る」──の意味となりましょう。 ==========quote  落ち入る(陥る)自動詞ラ行五段:(好ましくない)状態にはまりこむ。「恋に陥る」「ジレンマ(危篤)に陥る」(「国語大辞典」小学館) ==========unquote  英語の "fall in love" も、愛の中でも階級が低かったり品質が劣るものでもなく、当人において如何ともし難く、実に抜き差しならない状態に陥った"fall in"──そのような「愛」の姿が「恋心」「恋慕」なのだという表現なのでしょうし、何処においても、まさに「恋は病」であり、それも如何にも「危篤」状態の症状であり、その思い叶わずんば救済の見こみなく、医師も匙を投げるばかりなのでしょうからして。  大河小説「大菩薩峠」には、主人公が尺八で「鈴慕」を嫋嫋と奏する場面が出てきます。究極の恋で連想させられるのは、この「鈴慕」という漢語に尽くされる思いも致します。

imagine
質問者

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ご回答ありがとうございます。 >抜き差しならない状態<に>「落ち入る」または忌忌(ゆゆ)しき事態<に>「陥る」──の >意味となりましょう。 【恋に陥る】ですか。 「大辞林」によると【陥る/落(ち)入る】には『よくない状態になる』--「危篤に―・る」「ジレンマに―・る」とあります。これですか。なるほど。 >"fall in love" も、愛の中でも階級が低かったり品質が劣るものでもなく、 >当人において如何ともし難く、実に抜き差しならない状態に陥った"fall in" >何処においても、まさに「恋は病」であり、それも如何にも「危篤」状態の症状 なるほど! 恋は病でいかんともしがたい状態ですか。一理ありますね。ものは見方により解釈は種々あり、事実はたくさんあるわけですから、必ずしも『ネガティブ』な表現だけではないですよね(^^)。 しかしながら【恋に陥る】の表現も『恋』に対しあまり良い見方をしてませんね(^^; 恋をすれば『人はきれいになったり、輝いたり、元気になったり・・・』素晴らしい事実もあるわけですものネ(^^) たくさんの方々からアドバイス・回答をいただいておりますが、総じて「恋におちる」との表現は『恋』を少々揶揄?した表現のようですね・・・。  

その他の回答 (12)

noname#118466
noname#118466
回答No.12

No.4です。 恋に落ちるが古来の日本語表現なら類似の表現があると思いますが、思い浮かびません。恋に落ちるは、恋した状態にはまり込む、そのような状態になるという使い方だと思われます。Fall in loveと全く同じ発想になっています。Loveの状態に陥る(精神的に、肉体的にxxの状態になる)を恋に陥る⇒落ちると翻訳し名訳(適訳)として定着したに違いないと考えるものです。明治以来、日本語には漢語、日本製漢語、欧米語からの翻訳語が定着して日本語として使われているので、出典不明のまま、このように考えています。 もし古来の日本語なら「落ちる」である状態に変わることを表す他の表現がもっとあっても良いと思います。 例えば「病に落ちる」「愉快に落ちる」「欝に落ちる」 など。しかし、恋に落ちる以外はほとんど、物理的に移動(上から下へ)するだけで「変化」は示していません。例。穴に落ちる、深みに陥る、物が落ちる、など。 NHKのアナウンサーは定着した外国語、外来語は常時使用しています。正しいか正しくないかの問題ではないと思います。定着した日本語であればいいわけです。 以上、自説には拘りませんが、今のところ納得する説明に出会っていません。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/1077/ej.html
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質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます(^^) >Loveの状態に陥る(精神的に、肉体的にxxの状態になる)を恋に陥る⇒ >落ちると翻訳し名訳(適訳)として定着したに違いないと考えるものです。 >もし古来の日本語なら「落ちる」である状態に変わることを表す他の表現がもっとあっても良いと思います。 そうですね。 >NHKのアナウンサーは定着した外国語、外来語は常時使用しています。 そうですか! 参考サイトありがとうございます(^^) martinbuhoさんと他の方もご回答されているとおり、Fall in love等外来語の和訳からきているように感じてきました。 また、なぜFallなのかはNo.7kokoichiさんの言われる説も参考になりますね。    

  • yurinor
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.11

> 「上方から下方へ」「程度が低くなる」 ・・・というよりも、 上方から下方へ「急激に移動する」という意味合いでとって、【恋におちる】のおちるは「急激な様」を表してるって言うのはどうでしょうか。 【おちる】は自分の意志通りにいかない、有無をいわさずというようなイメージもあるし。 恋した瞬間の感情にぴったりな感じがしますよね。 有無をいわさず、急激に、今までとは違った世界に。 (全部想像で、根拠は全くないです!)

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >「急激な様」を表してるって言うのはどうでしょうか。 >【おちる】は自分の意志通りにいかない、有無をいわさずというようなイメージもあるし。 >有無をいわさず、急激に、今までとは違った世界に。 感覚としては理解できるのですが、【おちる】そのものには【急激な様】を直接表してないのでは・・・。

回答No.10

#1で書かれている fall in love の直訳の可能性があると思います。 同様の例としては、pay attention を訳して「注意を払う」というのがありますが…

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、英語の日本語訳からきているのですか。 そうかもしれませんね・・・。

回答No.9

こんにちは ○「眠りに落ちる」→眠った状態になる。 落ちる・・・終局の状態に行き着く・・・気絶する。また、死ぬ 〈恋〉している時、私は普段の自分じゃなくて、ふわふわ 浮いているようなそんな気持ちになっています。 眠っている時のような、無意識化の世界に一時的にでも ふれることがあるからじゃないでしょうか?  『恋はするものじゃなくて、おちるもの』  「じゃ、愛は?」  『愛は育てるもの』        ~東京タワー 江國香織著~

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質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 >○「眠りに落ちる」→眠った状態になる。 【ある所に落ち着く】の意ですね。 国語辞典を引くとありますね。 >『恋はするものじゃなくて、おちるもの』 >「じゃ、愛は?」 >『愛は育てるもの』 その意はよくわかります。 でも、これの『恋はおちるもの』のおちるの意は前述の【ある所に落ち着く】ではないですよね。

  • tennnou
  • ベストアンサー率73% (494/674)
回答No.8

こんにちわ。 >【恋】は、上方から下方へ・劣位の位置へ・程度が低くなるという意味合いが・・・ ・私は「はまる」「たくらみにかかる」「攻略される」などと思いますが。 ジレンマに陥る(ochiiru)。=板ばさみになる。 星の落ちて石となるに。大鏡。=降ってくる。 紅に濡れつつ今日や匂ふらむ木の葉移りて降つ(otsu)るしぐれは。新拾遺和歌集。=降りそそぐ。 つきせず落ちしわが涙かな。宇津保物語。=こぼれる。 嵐ぞ降つ(otsu)る足柄の山。海道記。=襲われる。 万の戒を破りて地獄に堕つべし。徒然草。=墜落する。 人後に堕ちない。=遅れをとらない。 色が落ちる。=褪せてなくなる。 選挙に落ちる。=不合格になる。 男畜生いたづら者堕ちよ堕ちよと落としておけ。新色五巻書。=堕落する。 家が人手に堕ちる。=人手に渡ってしまう。 腑に落ちない。=納得出来ない。 *「陥る」は ochiru/ochiiru と二つの発音が可能です。史記孝本紀より。 現代日本語になって正式発音 ochiiru を ochiru と略式習慣化したものと考えられます。 陥るの各種ある意味を使用して恋の造句を以下; 恋に陥る(ochiru)。= 恋におちいる。or 恋にはまる。or 恋に攻めおとされる。or 恋に攻略される。or 恋のたくらみにかかる。or 恋に気絶する。or 恋に落着する。or 恋にひそかに逃げる。 『友は努力して得るもの、妻/夫は騙して得るもの』(爆) と言うくらいで、とにかく、まず相手に魔法を掛けて企みに掛けて得うのが普通です。 その魔法に掛かった状態を「恋におちる」と言うんだと思います。相手の魔法に攻略された状態と言ったほうが綺麗ですね。 ちなみに、中国では「上」に昇って行きますよ。超現実派の中国人らしい直接的表現だと感心しております(^^♪。

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質問者

お礼

素晴らしい考察ありがとうございます。 >・私は「はまる」「たくらみにかかる」「攻略される」などと思いますが。 フムフム。 >まず相手に魔法を掛けて企みに掛けて得うのが普通です。その魔法に掛かった状態を >「恋におちる」と言うんだと思います。相手の魔法に攻略された状態と言ったほうが綺麗ですね。 なるほど。 >ちなみに、中国では「上」に昇って行きますよ。超現実派の中国人らしい >直接的表現だと感心しております(^^♪。 中国語はすごいですね。

  • kokoichi
  • ベストアンサー率22% (70/306)
回答No.7

こんにちはー。 【恋におちる】の「おちる」は「落ちる」という表記よりも「堕ちる」の方が感情的に適切かもしれません。 恋(恋愛)はアダムとイヴからのイメージがあり、物理的に「落ちる(落下)」というよりは「堕ちる(堕落)」といった「罪」としての裁きを受ける意味合いがあると思います。 マスコミ上においては「堕ちる」という文字は視覚上、イメージが悪いのであえて「落ちる(おちる)」にしているのだと思います。 専門的な回答でなく申し訳ありません(^^;)

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >恋(恋愛)はアダムとイヴからのイメージがあり、物理的に「落ちる(落下)」というよりは >「堕ちる(堕落)」といった「罪」としての裁きを受ける意味合いがあると思います。 なるほど。 アダムとイブの世界では【恋】→【堕ちる(堕落)】→【罪】ですか。 説得力ありますね。 でも【恋は≒罪】は残念です・・・。

noname#21585
noname#21585
回答No.6

imagineさんは恋をしたことがありますか? 私もかつてはありますが(赤面)、 そのときに、恋をするという行為に、「上方から下方へ」とか 「劣位の位置へ・程度が低くなる」という意味合いがあるなと感じたことは ありません。ただ、そのことばかりを考えてしまい、他のことが手に つきにくくなり、自分はバカじゃないか、堕落した人間になったのかと 感じたことはあります。 恋という精神の働きがそのような感覚を持たせるものだとするなら、 「恋に落ちる」という表現もまんざらおかしいことはない、むしろ 言い得て妙ではないか、と思います。 しかし、これは今私が考えたこじつけで、日本語において恋をすることを 「恋に落ちる」と表現することの語学的根拠にはなり得ません。 現在の日本語において、「恋におちる」は恋をすることの慣用的表現であり、 ごく一般的表現かと思います。この由来を紐解くには、大学の国文学部に 入ってゼミで研究するくらいの労力が必要ではないでしょうか。そういう 研究している人がこの質問を見てくれるといいんですけどね。 失礼いたしました。m(_ _)m

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質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 >「恋におちる」は恋をすることの慣用的表現であり、ごく一般的表現かと思います。 慣用的な表現ですか・・・

  • jakyy
  • ベストアンサー率50% (1998/3967)
回答No.5

【おちいる】 恋に「おちる」という表現は、 恋におちいる(陥る)、つまり「はまる」という 意味だと私は思います。 人間誰しも、人が好きになれば、全く回りの事など 目に入らない身動きが取れなくなる状態、 恋の病にかかります。 「おちいる」が「おちる」となったのでしょう。 万葉集にある下記の歌など恋におちた女性の気持ちでしょう。 朝霧の、おほに相(あひ)見し、人故(ゆゑ)に、 命死ぬべく、恋ひわたるかも 「作者: 笠女郎」 「解釈」 朝霧の中で見たように、ぼんやりと見た人なのに、死ぬほどに恋しています

参考URL:
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/four/m0599.html
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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 【陥る】ですか。なるほど。 仮に【陥る】とした場合、ポジティブな意味合いではないですね。「良くない状況になる」「計略にひっかかる」等の意味合いかと思いますが・・・

noname#118466
noname#118466
回答No.4

類似の質問があり私も回答しています。 根拠は示せませんが、翻訳語が定着したものと思います。日本語では恋を知る、惚れる、人を恋うなどと表現すると思います。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=782735
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質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 >翻訳語が定着したものと思います。 んんん・・・。なにかその論拠となるものが欲しいです。 参考サイト見ました。 中国語では【上】なのですね。さすが中国語(^^)。中国語は言語学上で最も適切で効率的な言語であると聞いたことがあります。

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質問者

補足

>翻訳語が定着したものと思います。 これが定説だとした場合、「恋に落ちる」は日本語の言語学上では【正しくない(適切でない)日本語】かもしれませんね・・・。でも、テレビアナウンサーも「恋におちる」の表現を使用してます・・・。 前述が定説ならば、意味合いからの考察が適切ではないのでしょか・・・。

  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.3

 おはようございます。  「おちる」という言葉には色々な意味がありますね。  多分「恋におちる」の場合は「ある所に落ち着く」と言う意味なんじゃないでしょか。「眠りにおちる」と同じような使い方ですね。  ただ,「おちる」の意味には「望みや救いのない所にはまり込んで身動きできなくなる」,用例としては 「地獄におちる」という使い方もあります。  どっちなんでしょうね。恋は奥が深いですから……

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質問者

お礼

早速のアドバイスありがとうございます。 >「ある所に落ち着く」と言う意味なんじゃないでしょか。 辞書をひくと確かに「ある所に落ち着く」の意味はありますネ。 しかし、いまひとつ【恋】に関し、「ある所に落ち着く」の意味合いがわかりません・・・。 >どっちなんでしょうね。恋は奥が深いですから…… そうですね・・・。 言語学上の【恋】の定義から考察しなければなりませんか・・・。

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