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内定辞退のロジック・ねじれについて

質問もおぼつかないものになってしまいますが、分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 ちなみに当方はもう就職済み、転職の希望があってこういうことを書くのではなく、一般的な素養として、この舞台裏がどうなっているのか、落としどころが何なのかよく分からなかったので、質問するものです。 就活には一種の「ねじれ」があるのではないか、と私は見ています。 学生が複数の会社に「御社が第一志望です! 」と言い、内定を出す→しかし内定を辞退される→辞退された会社側がそれを罵倒する・・・。 学生側はルールに従ってやっていたのに、いつの間にか面罵されていた・・・。 こうした学生側の就職活動論理と会社側の採用論理が一致していない例を度々聞きます。 それに対して、 1.世間一般や人事ではどう捉えているのか 2.なぜこの不一致が何十年にも渡って解決しないのか という点について分からないのです。 例えば会社間交渉であれば、その一回一回に困難な要素がつきまとい、締結まで長い道のりとなるのは分かります。 しかし人事採用というものは、ある種のルーチンワークで何回も行われることになるので、こうした問題は都度PDCAサイクルなどで社会機構的に解決するものかとも思ったのですが、しかし現実には問題は常態化しているようです。 内定辞退で「人事が罵倒」は実在する 「お前なめてんのか」「謝りに来たら骨折させる」 http://blogos.com/article/85648/ 上記リンクの例は、過度な例だとは思うのですが、上記のような例は前々から疑問でした。 現在の就職活動の流れとしてはおおよそ次のような流れになると思います。 1.学生、入りたい企業複数社をピックアップし、ES書いて送る。 2.企業、めぼしい学生に打診 3.学生、企業に履歴書を持って1~N次面接。   全ての企業に「御社が第一志望です! 」と元気良く言う。 4.企業、内定出す。 5.学生、複数企業から内定を貰い、その中の一社を選択。 6.学生、一番入りたい会社に内定の受諾連絡。   その他は内定辞退。 という流れになるのだと思います。 この流れに沿うならば、内定辞退された企業からは、3で第一志望と言っておきながら内定辞退とは何ぞや! と怒るのも無理は無いように思われます。 それと受けに来て内定を出してそこまでコストかけたのに辞退をされるというのは損失以外の何物でもない、あるいは第一志望と言ったわりに、他者に行くというのはウチを蹴って同業他社に行くとなると顔に泥を塗られた形になり、面子丸つぶれ、という想像もできなくもありません。 しかし3というのはどうしても外せない学生側のプロセスだとも私は思っています。 これを上手くやりくりするのが、社会人の第一歩なのかな、とも漠然として考えていたのですが、しかし、何かシステム・プロセス・制度・契約の流れ的に何らかのねじれが生じているように思えてなりません。 今まで漠然と仕方ないなあ、とは思っていたものの、改めて考え直してみると、上記リンクのストーリーとは、「ルール無き試合に参入し、手探りで対応し、何かルールらしきものを見つけてそれに従って戦っていたものの、いつの間にか『お前はルール違反だ! 』と面罵されていた」・・・ そんな感じに読めて仕方ありません。 そういう構造的矛盾はどこにでもある、文句を言っても仕方無い、それを何とかするのが社会人だ、という意見もありましょうが、しかしねじれが生じているのも確かだと思います。 複数受けたどの会社にも「御社が第一志望です」というのは、そもそものロジック的ルール違反ですが、しかし誰しもが通る道だと思います。 よくある会社間での「まずは当プランについて内部で検討させていただく方向で・・・」というのが後になって「大変申し上げにくいことではございますが、今現在時流も難しく、タイミングとしては大変困難である為、当プロジェクトは一旦見送りさせて頂く方向で(→永久に見送る)」という言い回しと大体一緒かな、くらいに思っていたのですが、複数社に「御社が第一志望です」というのは、仕方無いとは思いつつも、言い回しとして若干よろしくない部類に入るようにも思えます。 「あなたが一番よ」と言われていて高い食事もさんざぱらおごってたのに、実は二股をかけられていて、他の男と結婚してしまったら、そりゃあ誰だって怒るでしょう。それをやっているのが学生なのですが、しかし就職活動的には、「全ての男に「あなたが一番よ」と言いなさい」と言うロジックが罷り通っているのが現在の日本社会の常態なのではないでしょうか? これはおかしいと思うのですが、しかし直る気配も見せません。 これは日本の就職活動において仕方がないと学生・企業ともに涙を呑むところなのでしょうか?  それとも改善すべき箇所なのでしょうか?  上手い抜け道があるのでしょうか?  この人事そのものが異常なのでしょうか?  それとも私が何かの勘違いをしているだけ・・・?  これが普通なのか・・・?  いや会社間であれば、交渉でいろいろな問題が出てきて、締結困難なものが出てくるというのは十分承知の上なのですが、ねじれにおける問題があって、その問題を放置したまま数十年間この形式で就職活動が行われているという点について納得が行きません。 半ばアンケート的+漠然とした質問内容となってしまいましたが、このねじれに対してどう考えればいいのか、もし宜しければこの問題に皆様がどう考えているのか、お時間あれば皆様のご意見を伺いたく存じます。 宜しくお願い致します。 ※余談ですが、私も上記1~6の流れで就職しましたが、内定辞退はスムーズに行きました。

みんなの回答

  • debumori
  • ベストアンサー率29% (367/1254)
回答No.2

以前、採用担当をしていました。 憲法で「職業選択の自由」が定められ、 法律で「強制労働の禁止」が定められている以上 この問題はなくならないでしょうね。 >それとも私が何かの勘違いをしているだけ・・・?  一点だけ勘違いされていると思います。 企業側は内定辞退者に対して「金と時間をかえせ!!」と怒ることはあっても 「第一志望と言っただろ!!」と怒る事はあまりないですよ。 そもそも「どこの会社にも御社が第一志望ですと学生は言う」ということを わかっていない人事担当者なんていません。 内定辞退で「人事が罵倒」は実在する 「お前なめてんのか」「謝りに来たら骨折させる」の記事だって 人事担当者は時間と金が無駄になったことや、自分の査定に響く事に怒ってはいますが 「第一志望と言ったのにウソをついた」ということに怒ってないでしょ? >就活には一種の「ねじれ」があるのではないか、と私は見ています。 就活においてある種の「ねじれ」とあるという考えは同感です。 しかし学生がどこの会社に対しても「御社が第一志望」と言う事に関しては この「ねじれ」問題にはあまり関係ないと思います。 そもそも学生がどこの会社にも「第一志望です」という事なんて人事部はわかってるので 「第一志望ってウソをついた!ルール違反だ!!」だなんて思いませんよ。 ちなみに私の勤めていた会社では、「当社は第何志望ですか?」という質問はしませんでした。 愚問ですから。 何人か人事採用担当の知り合いがいますが、意外と聞いていないみたいですよ。 ただ内定を出す直前は、あの手この手でその学生が入社する可能性の高さを測りますが・・・。

回答No.1

5をやるから問題なんでしょ 入る気が無いなら内定辞退ではなく、内定提示時点で受諾しなければいい事 内定と言っても、企業から内定取り消しをすれば解雇扱いになるような準契約ごと(裁判やれば負けますし) それほどリスク負って内定合意しているのだから簡単に解除できると思っている方が問題ありです。

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