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薬理学教科書 ”6年制卒 社会人2年目 病院”

6年制卒、社会人2年目、病院薬剤師です。 薬の作用機序等を忘れないため+確認するために辞書として手元においておくテキストは何がいいでしょうか。 やはりNew薬理学?←でも第6版であっても少し古い?

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  • yuklamho
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回答No.1

『6年制卒、社会人2年目、病院薬剤師です。』 お疲れ様です。私も薬学出身で薬剤師(病院と調剤薬局)の経験は少しありますが落ちこぼれだったので辞めてしまいました。 『薬の作用機序等を忘れないため+確認するために辞書として手元においておくテキストは何がいいでしょうか。』 New薬理学ってどちらかと言うと教科書ではないでしょうか。勿論、あなたが使い易いとか気に入っていると言うのなら良いと思います。どんな良い本でも見なければ意味がないので。 “辞書として”ということでは私のお薦めはグッドマン. グッドマン;ギルマンの薬理書(廣川書店)ですが、お値段もかなり高いので薬剤部で買ってもらって職場(DI室?)で見るというのが良いかもしれませんね。 (蛇足ですが) ただ、あなたがどの程度の内容・レベルのものを求めているのか判りませんが、最近のお薬の傾向として何かの阻害剤であることが多いです。メバロシチンやリポバスはコレステロールの合成経路の律速酵素のHMG-CoA還元酵素の阻害剤、高血圧のACE阻害剤みたいな。肺癌に効く?イレッサはEGF受容体の阻害剤だし、ボリノスタットはHDACの阻害剤です。胎児や新生児がなるNEC(壊死性腸炎)という小腸の病気にはToll-like受容体4(TLR4)の阻害剤が有力みたいですし、マイナーな病気ですが遺伝病のファブリ病やゴーシェ病には糖脂質の糖鎖の合成酵素の阻害剤がアメリカでは臨床試験に入っているようです。 つまり、何が言いたいかといえば、薬剤師がどこまで理解している必要があるかは別として、作用機序(薬が効く仕組み)を本当に理解しようと思えば、生化学的な知識がどうしても必要になります。新薬が出ると製薬会社の人たちがセミナー(説明)をしに来ると思いますが、その時、あまり生化学的・細胞生物学的な話はしません。それは薬剤師にしても意味がないと思っているから彼らは薬剤師用の簡単なスライドと医師向けの専門的なスライド、2種類用意しているのです。

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