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日本人の精神性
こんにちは。 過去の日本について調べるのが好きです。 特に片寄った生真面目さなんかは見習うべき特徴だと思います。 戦時中から現代までで、「軍国主義」「一億玉砕」「高度経済成長」「経済国第2位」これらのワードにはどのような繋がりがあると思いますか? 精神性の観点から関連性があるようでしたら教えて下さい!
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コメントありがとうございました。前回のお話しに少し補足します。 例示されている4つのテクニカルタームが使われる前提として、「上意下達」「お上に従う」との主体性の欠落と同時に他の異なる価値観の存在を受容しないとの排他性もあります。 こうした意識の反映が「均質同化社会(横並び・他所と同じ・寄らば大樹の陰・長いものには巻かれろ・出る杭は打たれる・標準的・一億総中流)」との幻想を具体化しているともいえます。 こんなことを信奉していたから、ろくでもない社会を創り出してしまったともいえます、違いがあるのは当然です。その違いを個性もしくは価値観とも呼びます。 そうした本当の自由ではないものを自由であると勘違いしているのが、多くの日本人が勝手に思い込んでいる幻想ともいえます。これでは市民社会を形成する原動力であるとはいえませんね。
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- shirouuda
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日本の特殊性の最たるものは、「雰囲気を感じる」「空気を読む」というコミュニケーションの比重が非常に大きいと言うこと。言葉だけでなく、雰囲気や空気で伝えるコミュニケーションが非常に大きいということ。 それ故に、カンのいい人どうしは、言葉の何倍も情報を伝え合っているし、鈍い人は伝えられないし、伝わっても来ない。そして、鈍い人が生半可に西洋学問をかじると、 「日本では出る杭が打たれる」や「個性が認められない」と大幅な勘違い評論を行う。ちゃんとまわりを見渡せば、強い個性を周りに認めさせている人や、打たれていない杭なんかいくらでもいる。カンのいい人は、適切なコミュニケーションで、強い個性を、「人気」や「尊敬」に結びつけ、鈍い人は、下手なコミュニケーションで、「嫌われたり」「馬鹿にされたりする」。 かつては、「日本では出る杭が打たれる」や「個性が認められない」という問題を指摘する論が多かったが、現代の医学や教育では、本人の先天的な問題を指摘しつつ、周りの理解と本人の訓練で解決をめざす方向にある。
お礼
なるほど、だんだんと個が尊重されつつあるのですね。ありがとうございました。
最近は精神性ってと思います。 白河法皇の時代の「天下三不如意」がずっと伝統にあるように思えます。 「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」 西洋のような騎士道もないですし。 武士道というとストイックなイメージです。東山文化からくるのも省エネなども日本の文化です。 逆に平安、北山文化、安土桃山のような豪華な文化も持ちます。 現在はかけつつありますが、集団の維持や共同的な精神などはそうといえるのかもしれません。
お礼
なるほど、多文化でそれぞれの特徴がはっきりしてますね(笑)
- shirouuda
- ベストアンサー率17% (14/78)
>「軍国主義」「一億玉砕」 西欧にもあったが。第二次大戦中の「軍国主義」の徹底性においては、 ソ連>英米>ドイツ>日本 だったし。 日本とドイツは開戦後の徹底は遅れ、英米の急激な軍国化に抜かされてしまった。 日本やドイツは封建的なエエ加減さが軍国主義の徹底を阻んだ。よく指摘される例として、日本とドイツは、召使い・執事等の職業を認めて軍需工場へ送らず、また女性の軍需工場へ送る事も遅れていた。 さらに、規律と根性で、歩兵が機関銃陣地に突っ込む愚行は、日本軍のどの期間よりも、第一次大戦初期のドイツやフランスは酷かった。 >「高度経済成長」 その時期はどこの先進国も景気は良かった。「バターも大砲も」という言葉がアメリカにある。アメリカの好景気は、福祉の充実も軍備拡大も月へのロケットすらも、全部、一挙に成功できる、とされていた。 ☆日本の特殊性と言われるものの多くは、西欧にもあったものなのだ。時代が多少ズレるだけだ。
お礼
生真面目にみえてなかなか徹底できてないのがよくわかりますね(笑)ありがとうございました。
- Erdbeerkegels
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別の昔の言葉で「進め一億火の玉だ」という言葉がありましたが、関連性はようするにそういうこと。国民全員が踊らされて、熱狂的なヒステリーになっている。
お礼
主が全てというわけですね、わかりました。
- TANUHACHI
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この4つに共通するのは、何れも「一つの方向へと靡きやすい」との精神構造があります。それを統合原理としたのが、徳川の幕藩体制とその構造を貫く儒教的思考様式です。 この問題を歴史学で問うたのが、「明治維新を下からの革命とみるか、それとも上からの改革と判断するか」との問題でした。
お礼
導きやすい日本人の特徴は古くからの歴史が関わってきてるんですね。ありがとうございました。
- lv48
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もってる。 運も実力のうち。 神風に期待して突き進み、 吹かなければ長いものに巻かれる。 手のひら返し精神国です。 アメリカは敵だー。アメリカは友達だー。
お礼
意思が固いようにみえて、実は都合よくうろうろしてるんですね。さすが敗戦国(^-^;
- eroero4649
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「軍国主義」と「高度経済成長」は「国民を駆り立てるスローガン」という点が、「一億玉砕」と「経済国第2位」は「表向きの威勢の良さとそれとはかけ離れた実態」という点が共通していますかね。 >特に片寄った生真面目さなんかは あたしゃそれが日本人の欠点だと思っていますけどね。もうちょっと人生全般的にふざけてもいいと思う。
お礼
確かに、結果がよければもっと柔軟でもいいのではと思います(笑)
- 0fool0
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>「軍国主義」「一億玉砕」 と >「高度経済成長」「経済国第2位」 は時代が違いますから、思想性が全く違いますので、それを言うのでしたら、「鎖国」や「ミラクルピース」も入れた方がいいです。 まぁ、例題に共通のものとしては、「勤勉」でしょうかね? ・・ズレてると言うか、合っていない様な気もしますが・・
お礼
勤勉性が出来事に現れ出ますね、わかりました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
軍国主義は関係ないでしょう。 欧米列強から国を守るために、軍備を強化 しただけです。 日本の特性ではありません。 日本は武士支配が永く続いていたので、 そういうことには敏感だったのです。 中韓などは、文人政治だったため、鈍感でした。 日本が軍国主義なら、欧米列強も総て軍国主義国家です。 一億玉砕は、日本の集団性の顕れではないですか。 高度経済成長は、日本人の集団意識の強さが利点と なって達成できたものだと思われます。 こんな話があります。 某中国人学者が日中の比較を行った。 それによると、日本人と中国人の間に差は認められ なかった。 それでその学者は頭を抱えた。 じゃあ、どうして中国は日本に敵わないのだ。 それに対して、台湾の小説家が答えた。 「一人なら日本人はブタで中国人は竜だ。 しかし、三人集まれば、日本人は竜に、中国人は ブタに変身する」 経済国第二位は、この集団主義の結果でしょう。 現在は、BRICSとやらで、途上国の台頭が著しい ですが、これは世界から資本が集まっただけです。 日本の様に、地力で大きくなったのとは違います。 だから、ノーベル賞を受賞したクルーグマンも次のような指摘をしています。 「かつて、資本主義国家の不況を尻目に社会主義国家が成長したが すぐに沈没した。 BRICSもこれと同じ結果になるのではないか」 私は、そろそろメッキがはがれてきたのでは、 とみているのですが、どうでしょう。
お礼
なるほど、同じアジアでも大きな違いですね。大陸と孤島の特徴がでてるのかな(笑)
お礼
なるほど、わかりました。ありがとうございました。