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これ俳句になっていますか

    食べさしで           口の汚れた                  お人形 1。    どのようなお考えが浮かびますか。何でもお気づきの点をお聞かせください。 2。    初めは「食べかけで」の方がいいでしょうか、次は「汚れた口の」の方がいいのかな、迷っています。どうせ駄句ですから大した事は無いのですが。

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  • kine-ore
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回答No.11

1. 桃の節句に備えて雛飾りを始めたところ雌雛の口元にシミが現れてしまっていた。 あれ菱餅の角も少し欠けてしまっていた。…そんな情景が浮かびます。 前句を「いぢましいかないぢましいかな」として、腰折れ川柳では「食い止(さ)いて慌てて繕う雛の笑み」。 俳句とするには、季語もそうでしょうが、なにより切れ字が求められるでしょう。「食い止くや慌てて繕う雛に笑み」 2. 「食(く)い掛(か)け」を「食(く)い止(さ)し」とは言いますが、基は謙譲語で今は丁寧語で扱われる「食べる」を使った場合には、「食(た)べ掛け」とはいいますが「食べ止し」では馴染みません。 「汚れ」と「口」だけが直接前後するだけではお互いに即物過ぎて、雅のもちろん滑稽の風味も出にくいでしょう。 せめて「口汚し」であれば「食ったのが少量で満足しない」意味合いも含まれますから、ちょっと「食い止し」たため、その食べ残しに未練を引き摺っている印象も醸し出せそうですが…。

SPS700
質問者

お礼

こんなに詳しく、古典の深いところからのお教えをいただけようとは夢にも思っておりませんでしたので、嬉しくてたまりません。 これからもよろしくご指導下さい。 ご回答ありがとうございます。

その他の回答 (12)

回答No.2

 私は俳句に詳しくないので、1に関して、即座に浮かんだ感想を記すことしかできません。これが、俳句に詳しい方の呼び水となることを願っております。  感想~ひな祭りが近づいて飾ったお雛様を喜んで、幼い女の子が、その飾られたお内裏様に、あられでも食べさせようと、口元に持っていったならお内裏様の口元が、少し汚れた。その様子に親たちはくすりと笑った。そんなイメージが浮かぶ句と思いました。しかし、「お人形」だけで季語になるのかなと疑問に思いました。2には、私の能力では答えられません。

SPS700
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご感想、僕の経験に大変近いので、鋭い想像力をお持ちなのだなと感心いたしました。有り難うございました。

  • maiko0318
  • ベストアンサー率21% (1483/6969)
回答No.1

俳句ではありません。俳句には「季語」がいります。 俳句でなければ川柳になります。 普通は5・7・5で情景がわかるものですが、 これはよくわかりません。 食べさしで口が汚れるのは普通、赤ちゃんですよね。お人形との接点がない。 人形が食べているのですか?それはどういったところからですか? 「食べさしで、口の汚れた、赤ん坊」ならわかる 「食べさして、口が汚れた、お人形」ならわかる

SPS700
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 季語では、下記を見ますと「雛祭り」の横に「傍題、別名」と言うのがありましたが、これは「季語」に入るのでしょうか。 http://www.haiku-data.jp/kigo_list.php?season_cd=1#result   そうすれば「食べさして口が汚れた内裏雛」とも。

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