- ベストアンサー
原爆奪取作戦
軍事カテが無かったのでここにしました。 終戦間際に、テニアンを強襲してアメリカ軍の原爆を奪取する計画があって、実行寸前に終戦になってしまったらしいのですが、この作戦計画について書かれているサイトがあれば紹介してください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「第二次大戦航空史話 下」秦郁彦 中公文庫 の41章に詳しく書かれています。
その他の回答 (1)
- GratefulDead
- ベストアンサー率68% (101/147)
通称「S特」。海軍山岡部隊の「剣」作戦のことだと思います。URLを探しましたが無いようなので知っている範囲で回答いたします。 S特は、海軍の陸戦隊の中から選りすぐりの精鋭を集めて1944年3月に結成された「コマンド部隊」です。当初は潜水艦を使ってのサイパンへの逆上陸・ゲリラ戦を想定していたようですが、サイパンへ出撃した潜水艦のほとんどが未帰還となっていた当時の過酷な戦況で、作戦は断念されます。続いて計画されたのは米西海岸へ上陸し破壊活動をおこなう、といったものでした。このころの海軍軍令部は連合艦隊を壊滅させられて正攻法な作戦を行えなくなっていたため、このような奇手に頼っていた感があります。同時期に発動した作戦として、潜水空母伊400を使ったパナマ運河爆撃作戦がありました。 作戦内容は、ロサンゼルス郊外のロッキード、ダクラス工場を破壊するため、人目の付かない海岸(アルグエロ岬)にゴムボートで上陸し山中に拠点を構築した後、車を奪いロスへ突入する、といったものでした。訓練はかなり本格的に行われたようです。1945年4月ごろには準備も整い出発命令を待つのみだったようですが、沖縄戦の激化と共に無期延期となります。 代わって6月末に発動されたのが「剣」作戦で、これがお尋ねの原爆奪取作戦です。 作戦当初は一式陸攻30機にS特隊員を乗せてサイパン・グアムに強行着陸し、B29を壊滅させるといったものでしたが、7月には陸軍の落下傘部隊300名、銀河72機による直前の地上攻撃作戦(烈作戦)も作戦に加えられ規模が拡大します。8月に広島長崎に原爆が投下されると、陸軍諜報機関の情報から原爆貯蔵庫があるとされたテニアンも新たに攻撃目標に加えられました。 作戦決行日は8月19日~23日の期間とされていました。。。
お礼
ありがとうございました。 できれば剣作戦について書かれている本があれば紹介して頂けませんでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 早速読んでみようとおもいます。