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計画に終わったコロネット作戦

幻に終わったアメリカ軍の関東上陸作戦(コロネット作戦)ですけど、なぜ湘南海岸に上陸する予定の関東侵攻の主力となる第8軍に海兵師団が一個も配属されず、九十九里浜に上陸予定の第1軍に三個もの海兵師団が配属される計画だったのでしょうか?

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  • pri_tama
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回答No.1

 当時の日本軍は、九十九里浜に米軍が上陸する公算大と見ており、近衛師団を含む優良部隊を配置していました。  (米軍は鹿島に上陸をするのを兵力の問題で断念していますから、鹿島防衛を担った第五十一軍や関東北部等に後置した決戦兵力の第三十六軍が到来することも見込まれた。)  この為、九十九里浜に上陸する第1軍は激烈な日本軍の反撃の中で、敵前上陸する可能性が有った為、その種の任務に特化した海兵師団が配置されたものと思います。  なお、米軍の本命は質問者さんの仰るとおりで、九十九里浜に米軍を上陸させる事で、予備兵力や決戦兵力(戦車師団を含む第三十六軍)の房総方面に移動、あるいは当地での拘束、可能なら東京防衛部隊との合流を防ぐ事を期待した物と思われます。  (湘南海岸等への上陸は、九十九里浜などから数日程度遅れて上陸させる予定だった。)  湘南方面での上陸作戦まで、海兵隊が必要に成るほどの激烈な抵抗(まあ、第五十三軍には他地域と違い極端な水際防御を取る意思も無かったのですが…。)を受けるような状況(作戦の第一段階が失敗)だと、先に上陸した米1軍がかなりヤバイ状態になっている訳ですから、作戦事態が変更される可能性が…。

noname#154784
質問者

お礼

??? 米軍は主力を湘南海岸に上陸させる計画だと思いましたが。 湘南海岸に上陸予定だった第8軍の司令官アイケル・バーガーが戦後に回想録でそう書いてますし、計画では九十九里浜に上陸予定の第1軍より、第8軍のほうが兵力も大きいです。 あと日本の第12方面軍は8月3日に「新決3号作戦計画」を発して第53軍は水際撃滅に作戦を変更してると思いましたが。 回答ありがとうございました。

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