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抗うつ薬の3環系と4環系の違いを教えてください。
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こんばんは。 三環系抗うつ薬は 第1群と呼ばれて居ます。 抗うつ作用が強いのですが、抗コリン作用と呼ばれて居ます。 口渇や便秘の副作用が出やすい。 ・アミトリプチリン:不安やイライラ、軽度~重度、抗コリンが出やすい ・イミプラミン:軽度~重度、抗コリンが出やすい、 ・クロミプラミン:中程度~重度、点滴注射可能、抗コリンでる ・トリミプラミン:不安やイライラ、鎮静作用、軽度~重度、抗コリンでる ・ノルトリプチリン:抗うつ作用強い、意欲低下が主症状に、軽~重度 パーキンソン病に伴う病に用、抗コリンでる ・ドスレピン:鎮静作用が強い、不安イライラ、軽~重度、抗コリン出る ・ロフェプラミン:抗うつ作用弱い、抗コリンも少ない副作用軽減の第2 世代 ・アモキサピン:抗うつ作用は弱い、抗コリンの副作用は少ない、第2 代、効果が現れるのが1週間ほどと早い、効能確認が 早い 四環系抗うつ薬は第2群と呼ばれて居ます。 第1群の 抗コリン作用を緩和したもの ・ミアンセリン:うつ、軽~中程度、抗コリン作用緩和 マプロチリン:うつ、軽~中程度、抗コリン作用緩和 ・セチプリチン:うつ、軽~中程度、抗コリン作用緩和 ・ラゾドン:うつ、軽~中程度、抗コリン作用緩和 「コリン作動薬・抗コリン薬」 作用薬と遮断薬で副交感神経を動かす。 副交感神経が興奮すると、アセチルコリンがコリンレセプターに結合する。 このコリンレセプターを刺激する薬剤と、アセチルコリンを分解する 酵素のコリンエステラーゼを阻害薬として間接的に副交感神経を動かす。 ・アセチルコリン、メタコリン、カルバコール、ベタネコール、 は効果器官のムスカリンレセプター、またはニコチンレセプターに作用する。 術後の腸管麻痺、膀胱の麻痺性尿貯留などの治療に用いる。 ・ムスカリン、ピロカルピンなどは緑内障の眼内圧下降及び縮瞳薬に用いる。 ・フィゾスチグミン、ネオスチグミンはアセチルコリンの加水分解を阻止して、 間接的に副交感神経の興奮状態を起こす。重症筋無力症などに用いる 「抗コリン副作用」 抗精神病薬の副作用:抗コリン。抗アドレナリン。抗ドパミン。
お礼
回答ありがとうございます。 抗コリン副作用が少ない次世代の抗鬱薬が4環系なんですね。