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多価の塩基の強さと価数について

多価の酸の強さは、電離が何段階かに分かれていて価数は関係ない(第一段階の電離度で決まる)、ということはわかりました。 しかし、多価の塩基が電離するときは一段階だと聞いて混乱しています。 一度に複数の水酸化物イオンが放出されるなら、価数が大きいほうが塩基も強くなるのではないでしょうか? 化学は大の苦手なので、易しい言葉で説明をいただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Saturn5
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回答No.1

電離度が同じならば質問者様の考える通りです。 高校では強塩基の電離度は1と考えます。 Ca(OH)2 と NaOH は0.1mol/L ならば前者のpHは13.3 後者は13となります。 Ca(Oh)2 と Mg(OH)2 では後者の電離度を0.01とすると pHは13.3 と 11.3 になり、後者は弱い塩基となります。 (そもそも弱塩基は溶けにくい) 結論として価数の変化は大きくて3倍なので対数にすると わずかな違いでしかないですが、電離度は100倍以上違う ので対数にしても大きく変わるのです。

noname#187845
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、納得しました! わかりやすいご説明ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • nious
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回答No.3

#2ですが書き忘れました。エチレンジアミンを「en」と表します。 en + H2O ⇔ enH^+ + OH^- ;pKb1=3.35 enH^+ + H2O ⇔ enH2^2+ + OH^- ;pKb2=6.48

  • nious
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回答No.2

多価の弱塩基として例えば「エチレンジアミン」を考えるならば多価の弱酸と考え方は全く同じ。最初の解離でpHはほぼ決まる。

noname#187845
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 理解できました。