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また、いらしてください。
タイトルの文で、「いらして」の部分を品詞分解していただけませんか。 「いらす」という動詞はありましたっけ?
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「入る」の尊敬語である連語「入らせらる(=入られる/お入りになる)」。 「入ら」(「入(い)る」の未然形)+「せ」(尊敬の助動詞「す」の未然形)+「らる」(尊敬の助動詞「らる」の終止形) その下二段動詞化「いらせらる(=おいでになる)」の口語形として、四段活用動詞に転訛した「いらっしゃる」。 その連用形はつぎのような形を取るとされています。 1)いらっしゃります<り→い(イ音便)>→いらっしゃいます。 2)いらっしゃって<しゃ→し(直音化)>→いらっしって、いらしって。 3)いらっしゃった<しゃ→し(直音化)>→いらっしった、いらしった。 参考:前田勇編「江戸語の辞典」講談社学術文庫 その後、5段活用動詞になっていく中で、直音化がさらに進んでいった形でしょう。 いらしって→<再直音化>いらして。 いらしった→<再直音化>いらした。
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- oignies
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動詞であるのは、いるです。 いらすはないと思います。いらっしゃる。も辞書にあると思います。 いらっしゃるの変化形が、いらしでそこに手が付いたのだと思い ます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考になりました。
- marisuka
- ベストアンサー率38% (657/1685)
室生犀星の詩集に『昨日いらっしって下さい』というのがあるそうです。明治頃の上流階級の女性の話し方に、この「いらっしって」があるそうです。 そこからの推測ですが「いらっしゃって」が発音しにくいので「いらっしって」となり、ますます発音しにくくなったのでついに「いらして」と縮まった、ではないでしょうか。 「いらす」という動詞はありますが、「貸す・貸して利子を取る」という意味らしいので、違います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 音便というわけですか。 わたしも多少考えたのですが、「いらっしゃって→いらして」の落差が大きいような気がして保留状態にしていました。 「いらっしゃって→いらっしって→いらして」であれば妥当ですね。
- born1960
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正しくは「いらっしゃってください」ですが「いらしてください」でも誤用ではありません。 「いらっしゃる」 [動ラ五(四)]《動詞「いらせらる」(下二段)が変化して五段(四段)活用化したもの》 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。おいでになる。「休日にはどこへ―・るのですか」「先生が―・った」「明日は家に―・いますか」 2 (補助動詞) (ア)(動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて)「ある」「いる」の尊敬語。「原稿を書いて―・る」 (イ)(形容詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形、また形容動詞の連用形に付いて)補助動詞「ある」「いる」の尊敬語。「いつもお若くて―・る」「ご健康で―・る」
お礼
ご回答ありがとうございます。 誤用ではないと伺って安心しました。
- gerirori
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「また、いらしてください。」 これは、「股のブラブラを可愛がってください。」から来ています。 「股のブラブラを可愛がってください。」を東北の方では、 方言で、「股さ、ブラしてっさやつ、可愛がってぐんねぇが。」と言います。 で、そこから「股、ブラしてください。」と言うようになり、 それが更に上品さを増し、女性も言いやすくなるよう、 「また、いらしてください。」と言うようになりました。 なので、品詞分解すると、「また」の部分が名詞で、 「いらしてください」は、「ブラブラを可愛がってください」にあたるので、 動詞になると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 「股のブラブラ」をかわいがると「股のピンピン」になる、という構図ですか。 なるほど、下司の考えとしては、この程度が関の山でしょうな。
お礼
ご回答ありがとうございます。 音便化ではなく直音化ですか。 直音という言葉は初めて知りました。