No.2 では単に他のサイトを紹介しただけですが、
自分の言葉でも説明しなくちゃですね
【1】 円の例
x^2 + y^2 = r^2
は原点を中心とした円ですが、
直角三角形の斜辺の2乗が、他の辺の2乗の和である
って定理を知らないと、なんのことだかわかりませんね
でも、sin と cos の定義を習った後だと
x = cos θ、y = sin θ
(θは 0~2π、-π~π あるいは制限しなくても OK)
と x 軸からの角度で表した方がピンと来ます
この θ が媒介変数です
上記は原点を中心とした例ですが、点(a、b) を中心とした円は
(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2
とか
x = cos θ + a、y = sin θ+ b
ですが、どこに中心を置くかで、いろんな円があるので、
a、b もいろいろ変わり、パラメーターと言います
【2】 放物線の例
野球のボールを投げると(空気抵抗を考えないと)
横方向に進んだ距離を x とすると、
一定の速度で進むので時間 t 後の 距離は
x = at
縦方向、上に進んだ距離を y とするtp
重力による加速度で、だんだん下に落ちて
来るので
y = bt + (1/2) g t^2
とかになります
(崖から投げると、下まで = y はマイナスまで
飛んで行きます)
これから t を消すと、ボールの軌跡を描けますが、
t で表した方が時間の情報もわかるし、ピンときます
よね
上記は原点から投げた例ですが、点(a、b) から
投げた時も 【1】 と同じように表せ、a、b も
パラメーターです
【3】 直線の例
原点を通り、傾き k の直線は
y = k x で表せます
そんな直線はいろいろあり、k もいろいろ変わるので
k はパラメーターです
円、放物線と同じく、点 (a, b) を通る直線は
(y -b) = k(x -a) となり、a,b も パラメーターです
でも、傾き k だと、y 軸に平行な直線を表せないので
a x + b y + c で表す方がどの直線も表せ、
a、b、c もパラメーターって言います